笛の音と琴の調べ

ドラマ「陳情令」アニメ「魔道祖師Q」に始まり、ドラマの漢詩やグルメを記したブログ。最近は「長安二十四時」「如懿伝」「致命遊戯」「一念関山」「寧安如夢」を更新中。⇩カテゴリー選択はスマホでは左にフリックしてください。外部リンクはプロモーションを含みます。

琅琊榜弐38話,39話,40話,41話,42話感想/左伝 桓公六年 季梁諫追楚師

38話感想

荀飛盞小雪への思いを「心に封印し一生口にしない」と荀首輔に言う。しかし案外 荀首輔は鋭いのね。荀飛盞も朝廷よりも山河に広がる英雄豪傑との方がワクワクするのね。

長林王府の扁額が下ろされる

蕭元啓は「臣下である限り、功績をあげ忠義を持っていても一瞬で奪われる」って言うけど、梁にはかつて皇太子でさえそうなった歴史があるんよ~。そう考えると琅琊悲惨榜は祁王@琅琊榜が1位だな。

新帝が遠出したのはせいぜい九安山。大事大事に育てられたんだなぁ。先帝の逝去が早すぎたんじゃなくて、後継ぎができるのが遅すぎたんだろうけど……。

長林王が亡くなって金陵には雨がずっと降っている。天の涙と言う蕭元啓。

東海の国主が軟禁され、 墨淄侯は梁へ自由自在に出入りしているという……。梁の十州の内、 墨淄侯は三州を欲し、残り七州は蕭元啓のお手柄という作戦。梁では龍と虎が激しく争ってると思ってたって、どっちがどっちなんだ。

蕭平旌は「この世の誰もが自分の意思に従うべきだ」と林奚のやりたい事を後押し、梁の南西へ向かうようだ。


2年後
、一ヶ月で十州が陥落って早いペースだね。南の国境にいる穆邕将軍は穆青の子孫かしらっ。戦へと蕭元啓が名乗り出る。

蕭平旌の剣舞、「天下の道とは自然に任せるもの」と言っている。小雪には「林奚が戻ったらもう離さない」と話しているよ。蕭平旌もだいぶ大人びて来ているね……と思ったら策児章哲谕)とにらめっこしてた。章哲谕は蕭平章の少年時代も演じてた、父子だもんね。

琅琊閣のここでお茶したいな~。蕭平旌は林奚に「私も一緒だ」と、ひゅーひゅー。若閣主が東の国境の報告をまとめているのは、蕭平旌のためですね?北燕元号が変わったのか、拓跋宇、どうなったのかな。

蕭元啓が甲冑姿で朝堂を画面左へと歩いて行くよ。褒美にと申し出たのは「荀安如との縁談」。
(つづく)

蕭平旌も蕭元啓もそれぞれの恋慕を実らせている~。しかしこの後の展開は……。

39話感想

荀皇太后は、長林王府には無実の疑いをかけていたのに、莱陽侯を簡単に信じるのはなんなんだ。莱陽太夫人は因縁の相手でしょ、祟られそうとか思わないのか。

荀安如の花嫁衣装。あ、佩児だ。しかし荀安如はめっちゃ天使で、侍女にとっては良い主人だよなぁ。

宴席に招かれざる客 戚夫人は、墨淄侯と蕭元啓の連絡役。『琅琊榜』の夏冬やん!贈り物は国主の愛剣 烏晶剣て、嫌がらせでしかない。
荀安如に守ると言う蕭元啓。好きな女性を娶ったあたりは謝玉@琅琊榜に似ているのか。

寧王、亡くなっちゃったんだ……。先帝の長林王への思いを知っていた人物だろうから、長林王への処遇を目の当たりにして、心痛だったろうなぁ。

荀飛盞が琅琊閣を訪れる。「北燕蒼栖剣に挑戦したんだろ」と問われた時の、嬉しそうな荀飛盞の顔といったら。「今宵古き友と語り合う、江湖を酒の肴にするのが一番だ」と。

烏晶剣を池に捨てている所を、佩児が見ていた!赤いフードを被り赤ずきんちゃんみたいだな。

蕭平旌と荀飛盞の手合わせ!蕭平旌は「落ち込んでいたら家族は守れない」と言う。

琅琊達人榜、首位は蒼栖剣の雄飛瑞。2位は拓跋宇、3位がわれらが荀飛盞。老閣主は「琅琊閣は風雲の行方を傍観するだけ」と言う。

蕭平旌は琅琊達人榜を見せるように迫り、「こんな気分次第なところはない」と言う。まぁ、確かにそうだね。毎年首位の墨淄侯は、国主の実権を握ったので載っていない。

藺九が蕭平旌に言う「友には選ばせてやるものだと」という言葉がイイね。

斉侍郎が東海への内通罪で捕まった。あの時、朝堂で蕭平旌に罪を被せようとしていたあの人!

太后は双頭の簪を荀安如に下賜。礼部の沈尚書が荀首輔に莱陽王の名前について相談に来る、第8話で蕭平章に怒られていた人よね。

40話感想

荀飛盞が藺九に荀安如の婚姻を知らされ、「うちの?」と自分を指さすのがオモシロい。荀飛盞はすっかりコメディ枠だね、蒙大統領の弟子だしね。子供の頃、小雪に負けていたらしいが、好意を持っているがゆえに意識しすぎて負けてたのかな。

策児が「夫民は神の主なり、これ聖王をもって民を」とたどたどしく読むと、荀飛盞が「民を成して神に尽くす」と続ける。

《左传 桓公六年 季梁谏追楚师》
公曰:“吾牲牷肥腯,粢盛丰备,何则不信?”对曰:“夫民,神之主也。是以圣王先成民,而后致力于神


荀安如が蕭元啓の身繕いをしている。こうやって見るとかわいらしい新婚夫婦なのになぁ。蕭元啓 側近の何成邵伟桐)は巡防営の統領に抜擢される。

功績の上位として岳銀川狄明の名前が挙がっている。梁が芡州を失い反撃に出た戦の将軍は岳銀川で、淮左営で五品の将軍。防衛図が東海に漏れていたことを報告し、斉侍郎が捕まった。譚恒がいつも傍に控えている。

十州の戦がおかしいことに蕭平旌が気付いていた頃、岳銀川も違和感を覚えている。

東の国境軍 副将 狄明が都入り。

太后から下賜されたを荀安如が蕭元啓に勧めるが、母の好物にも関わらず下賜されることなどなかったと話す蕭元啓。明日は下元節。

狄明は一族17人が疫病で亡くなっている。皇太后が疫病に関わっていたことを知り、蕭元啓に「将軍の力を借りて、蕭元時から皇位を奪う」と告げられる。
(つづく)

こうやって路原も、蕭元啓の父親である莱陽王に誘われたのかなぁ。狄明将軍……謀反へのキーパーソンだよね。

41話感想

狄明が東湖羽林営統領に就任。

太后の「長林」嫌い、もしかして先帝が自分より長林王を寵愛(?)していた嫉妬なのか?

荀安如ちゃんは生後の占いで「皇宮の妃」になると言われていたとか。あらららら、ホントに良い娘さんなんだけどなぁ。

東海が欲しがった三州は、淮水に囲まれた水の地形なのね。
譚恒は岳銀川が「何かと気にかけて考えすぎるところ」が欠点と指摘。いやいや頼もしい限りよ。譚恒のおやすみポーズ、いただきました。

完成した百草新集は林奚とふたりの著作。林奚は「十人十色だから人は比べられない」という人格者でもある。

佩児ちゃんは、今度は戚夫人を目撃して東海話も立ち聞きしちゃったよ。ああ、手炉の行方でその人物が佩児ちゃんって分かってしもうた。

蕭元啓が琅琊閣へ書状を届けるという言葉にも、今回ばかりは預けはしない蕭平旌。朝廷には戻らないという蕭平旌の言葉に、蕭元啓は嬉しそうな様子が滲み出ちゃってるよ。

小雪は林奚に言う「平旌は将家の出、受け継がれた信念が血として流れている」とは、長林の血ですね?? なるほど、雑念がなければ達観できるのか。

佩児ちゃんは12歳で荀府に入り荀安如に仕え、兄一家は東海の戦で亡くなっていた。企みがなければ、運命が違っていた人がまたひとり。

42話感想

いつもは穏やかな荀安如にひっぱたかれた佩児ちゃん……。荀安如はなぜか体育座りして佩児の言い分を聞いている。
それを蕭元啓が見ていた!

この時代、女子が嫁いだあとは、夫を天と見なし恭しく従う……野心的な女子だったら良かったけれど、荀安如ちゃんは良心的なのよ。
そして荀安如はご懐妊~~~。

佩児は湖に身投げ!マントをはおったままよく沈んだな、湖から這い上がったよ、譚恒たちな良い人に拾われたよ。泳ぎな上手な佩児ちゃん、荀安如が逃がしたのね。譚恒がナイスアシスト!

琅琊閣の書房の階段が良い感じ。淮東三州には深淵の船渠が築かれていた。蕭平旌は蕭元啓を「自分の力を試せないことへの悔しさ」と解釈してるのね。そして憎たらしいことされたのに「荀首輔は梁と元啓を守れる」と文を出す蕭平旌。デキた長林王府だ。

「進まなければ後退し、奪わねば滅ぶ」と蕭元啓を煽る戚夫人。次のターゲットは荀首輔。

岳銀川が淮東三州と他七州の戦況の違いを上奏。莱陽王が傍にいることがどう転ぶか。

 

 

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