11話感想
マクベス編がまだまだ続く。
運転手の娘 董筱清の悲しみよ。母親は交通事故で亡くなっていた。それを遠巻きに見ている師父の娘 楊曦の気持ちとは?
タクシーに乗っていた兄 周懐璟が殺害?と思いきや、誘拐されていた。
お~、裴遡がSIDの制服を着ている。周グループの事件に、資本家たちの株価操作の疑いも。裴遡は「誘拐犯と拡散者が同一であるとは限らない」と指摘。
呉正宇は周氏グループの総裁の1人で、長男支持派。鄭凱峰は創業を共にした2番手で、揚波を抜擢、揚波は隠し子疑惑がある。
裴遡が考えている時に、コイン回しするのが好き。タクシーなのに、兄 周懐璟はなんで助手席に乗っていたんだ?
瀟洒なティーセットをSIDに持ち込んだのは裴遡だね。
駱為昭が裴遡を呼びとめ、おおっととなる感じや、裴遡が駱為昭へスチャッとヘッドフォンを渡す仕草がイイね。
犯行グループに兄 周懐璟は父 周竣皓の偽善を暴く声明を読みあげさせられており、駱為昭たちは拘束されているのは貨物トラックと突きとめる。垣達グループは動画アップ後、傘下ファンドが海外市場で空売りを始めた。
鄭凱峰が、例の粛正者に似てるような。でも歩いてるね。マクベスなら、鄭凱峰になるよな。
周竣皓の公益ファンドがマネーロンダリングであると告発。しかし恒達の責任者のPCにわざわざ「周懐璟誘拐動画」と名付けるのもいかがなものか。
運転手が状況の情報を流していたのを発見し、運転手は呉総裁の部下であり、指示を出したのは揚波で、掲示板に載せた動向を向こうサイドに伝えていた。
兄 周懐璟が乗せられたとおぼしきトラックが沈んでいく光景はハラハラした~。しかし沈んだのになんで浮かんでくるんよ?
12話感想
トラック荷台の鍵は施錠していなかったと分かる。裴遡は運転手が出てきた時点で揚波じゃない、と弟 周懐幸に迫る。
弟 周懐幸と話し込んでいた裴遡を、駱為昭が呼びとめる感じが良いな。
師父の娘 楊曦は「どんな一大事でも人々の茶飲み話になり、記憶から薄れ話題にする人もいなくなる」と語る。楊曦も何か忘れていないんだね。
仕事も解雇された運転手の娘 董筱清のところに届いた中に、母親の交通事故の詳細と手紙が入っていた。
揚慶をひき殺すために、巻き沿いになった董筱清の母。背後で操っていたのは父 周竣皓で、長男 周懐璟が父親を消したがっている。揚慶って誰だっけ?
嵐喬がタクシー乗り場の防犯カメラをチェックするが見つからず、始末書を書いていた裴遡が「一般駐車場は?」とサジェスト。
啓明閲読「私の両足は血のぬかるみに嵌まる。血を伴うほどに前進せねば、戻る道は同じようにうんざりするだろう」「血が流れるのは避けられない。彼らは言う、流血は次の流血を呼ぶ」。
嵐喬のスナック菓子はCalbeeだけどハングルかな?
あの案内板が映ったのは、タクシー乗り場が上の階という意味だったのか。
ええぇ、運転手の娘 董筱清の携帯が捨てられてるよ。この男性は?
裴遡が杜部長に閲覧申請をしたが一部は却下された。むむ?
1.3%の人間がDNA配列の欠陥により共感できない。DNAの欠如で欲望が制御できなくなり連続殺人犯になるという論点になり、反社会的人格を持つ零度共感者こそ真犯人で、普通の人間は冤罪で、被害者家族による真犯人狩りに発展、零度計画は中止となりDNA法案も提唱される。ある著名人もこの論点に賛成したが、もう死んでいる。
運転手の娘 董筱清が花束を持って長男 周懐璟に近付き、刃物を振り上げ、それが次男 周懐幸に刺さる!
兄弟仲は本物だったのね。
運転手の娘 董筱清から肖翰揚への手紙を燃やしたこの黒装束の人物は?
董筱清が車にひかれた!
次男 周懐幸を助けようと、裴遡の手が血に染まる。血のついた手を洗う裴遡、マクベス夫人はここか。
裴遡 父親の「お前は完璧な怪物だ」血が苦手なんじゃなくて、血を見ると興奮するとかだったりするの?飴は精神安定剤なんかな。
裴遡は長男 周懐璟に自作自演の誘拐話だと言っている。
13話感想
董筱清の家が火事になっていた。
兄 周懐璟が裴遡に「父 周竣皓の事故死に乗じて、恒達を巻き込んだ自作自演誘拐を行った」と語り始める。
兄 周懐璟は母と周氏の直系である前夫 周亜厚の子で。周竣皓は当時は周大龍と名乗り周家の傍系カバン持ち、鄭凱峰は田舎者のチンピラであった。懐幸が一人息子だが父 周竣皓は気にかけていない。周亜厚は心臓病で亡くなっている。
周母が死ぬ前に兄 周懐璟に語る。周竣皓が周亜厚から解放して救ってくれるかと思いきや絶望だったとは、周亜厚も大概だったということか。周母から手渡された銀行の貸金庫には、期限切れの心臓病の薬だけが入っていた。
兄 周懐璟も弑逆者。揚波が周竣皓の隠し子でないと知りながら、揚波にはそのように思わせていた周懐璟。劉凱峰との間に亀裂を入らせたかったのか。周懐璟は「家が没落するのを恐れ、棘を抜けないのか?」と裴遡に迫る。
裴遡は周懐幸の事に触れ、手術をしたが周懐幸も亡くなってしまった。
そして裴遡は兄 周懐璟に、周竣皓の実子と告げる。「周竣皓が怪物ならDNAは継承される」と。
ペットボトルを握りつぶしている裴遡。駱為昭に家まで送ってもらうが、家の扉の前で倒れてしまう。駱為昭はせっせと看病し捜査よりも裴遡を心配している様子に、なにか感じるところがある裴遡。水まで飲ませてるし。裴遡がじっと駱為昭の顔を見たあとに、ニッと緩めるのが好き。
欠けた母親の灰皿に、5月12日の文字。裴遡の父が「ゴミを粛正せねば」と、粛正って言ってるよ?
若き駱為昭が事件の捜査へ出た折りに、楊証鋒が駱為昭をかばって膝をやられる。その膝は古傷となり、地下道を歩いている時に指名手配犯に遭遇、その浮浪者はいきなり通行人に襲いかかり、師父 楊証鋒は刺される。
駱為昭は「抜け目ない事故ほど友人や家族は受け入れられない。仮の犯人を想定しては自分の悲痛をぶつける」。駱為昭の「言ってなかったが実は」はなんだろ?
そして裴遡の「どうやって死んだかそれが違う」は?
駱為昭は「沈黙は黙認と同じ」と地下室の密室に入り、布がかけられていたのは反社会的人格への嫌悪療法の機器だった。そしてよく出てくる裴遡の父が裴遡の手を取って……な場面が映し出される。
いきなり裴遡が暗闇の中入って来て、機器を使ってるよ。なんだかアヤシイ……胸のは電極の跡?それを茫然と見ている駱為昭。
これは実際に見ているんじゃなくて、地下室に入った駱為昭の連想か。
扉を開けずにいると駱為昭は車で去るけど……戻ってくるのか?
(つづく)
第13話は1話放送だった。
弟 周懐幸が死んじゃったよー。
これではまるで兄 周懐璟はハムレットで、弟 周懐幸がオフィーリアじゃないの。
14話感想
駱為昭が屋敷から去り裴遡が手の平で顔を覆うと、少年裴遡がパタポンゲームばかりしているのを若き駱為昭から注意され顔を覆われている回想場面になるという~。
若い駱為昭は短気ですぐにIDカードもドリンク回収箱に捨ててしまい……取り出そうと手を伸ばしている場面でお尻のアップだし。若い駱為昭は針金を用いてIDカード回収を試み、そして現代では裴遡の部屋の扉も駱為昭が針金で難なく開けて「もうノックはしない」と。裴遡の心の扉も同じでしょうか。
駱為昭が「不満を引き起こすのは腹が減ってるか睡眠不足だ」と言って、朝食にと麺を作り、「料理したほうは洗わない」とまるで同棲生活みたいな事を言ってるよ。ヨイ取り決めだと思うけど。
おぼつかない手つきで言われた通りにお皿を洗う裴遡に、駱為昭は「出生は選べずともやるべきことは選べる。なぜなら生死や歳月、出会いや別れに意義を与えるからだ。人が化学成分と異なるのはこの意義にある」「でも俺は信じてる、自由な意思はどんな客観的要素より重要だ」と語りかけている。
董筱清を誤解していると言う肖翰揚に、陶沢は「恩師は”必ず信じろ、特別捜査部の存在意義だから”と。俺たちが市民を守る天だ。SIDの一員としての職責は真相解明だ」と伝えている。
「故意に注意を引く挑発」だと言う肖翰揚に、「普通は隠蔽したと思うのに」と疑問を投げかける裴遡。ふたりになった駱為昭と陶沢は「肖翰揚の指摘はまるで粛正者だ」と話し合っている。
張部長は経験豊富で若い頃から第一線であるそうな。
父 周竣皓は零度共感者ではなかった。兄 周懐璟が語るに権力とは奪った者勝ちで、有名企業家 揚慶が交通事故で即死。20年前に父 周竣皓と郭凱峰は新州港が自分達の網に入ったと話しており、揚慶の事故の日、董筱清の母も亡くなっていた。3か月後、揚慶が創設した会社は、周氏が登記したダミー会社である外資に買収される。
董献の死後、海外ダミー会社からマネーロンダリング後の大金が娘である董筱清の手に渡り、その契約書は兄 周懐璟の筆跡でサインされていたが、兄 周懐璟は否定。契約書の会社名と株主は同じ奥徳であり、20年前新州で市場を開拓する時に鄭凱峰が設立していた。
周懐幸が兄である周懐璟に懐いていたのは、実母にも放棄されていたのを兄が育ててくれていたからか。
肖翰揚が気付いた、董筱清の家族写真にはさまれていた肖清雅の死亡証明書とは?家族絡み?
鄭凱峰が逃走、裴遡が運転し車で追う。ラジオからは「夜の帳 月が帰途を照らす…」と流れる。十数年前に揚波の父親は飲酒運転で衝突し相手は即死。相手側には不動産投資のホワイトカラーが乗車しており、事故当日入札計画を提出しようとしていた。事故後その会社は辞退し、落札の権利は小さな会社の手に渡るが、その会社には巨額の債務があり返済できないと抵当に入った株が差し押さえられる。株主の名は光耀ファンド。
それを話す時に裴遡がすちゃっと眼鏡を押さえる仕草がカッコイィ~。
(つづく)
交通事故→死亡した人物の会社を乗っ取る→新州港湾絡み、というのがずっと続いているよね。
思いのほか、マクベス編が続いて長文になってしまった。
出てくる登場人物の姓名がわりと被ることがあるんだけど、関係あるのかな?そう思わせるためで他人なのかな?
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