BS12で放映されている『ふらっとチャイ旅』。
今週は広西チワン族自治区の如意峰で、すんごぃ所を走っているロープウェイとガラス張りの展望デッキや遊歩道、吊り橋が紹介されていて見入ってしまった。絶景を楽しんでみたい気持ちと、ハラハラする思い……。
28話感想
駱為昭が扉を開けると、その中に裴遡がいた!
駱為昭に「命は貴重なのに」と迫られ、少年の頃には父親に見つけられてしまったけれど、今度は駱為昭に見出してもらえたのかな? 駱為昭に説教されている時、裴遡が不意をつかれて無防備な表情になっているのが好き。
鄒鳳(偽掃除婦,教師の夫を殺される)が零度計画の第一事例で、粛正者が組織の根絶に動いた。裴遡は粛正者が車椅子に乗っていたことを思い出す。催眠をかけるために、裴遡があの大事なコインを駱為昭に手渡したよ~。
またも白い部屋が出てきて、裴遡母の元に誘う声と、呼びかける駱為昭の声。
粛正者の顔が出た~~~。あれ、思ってたんとちょっと違う。予想より端正でちょぃ若かった郑玉さん『上陽賦』温宗慎。
裴遡父が母子に拘束具を用いているのを、醜悪そうに見ている粛正者。
裴遡父は「恐怖 罪悪感 苦痛 下等な人間だけが持つ感情だ。天からの完璧な造物ー理性 知性 残酷さが全てを支配する」って、残酷とは分かってるんかぃ。
粛正者は少年裴遡に「大した怪物だな。将来 手を組もう」と言っていた。
一方、裴遡母は「あなたは善良な子。自由を失えば死を選ぶ」と伝えている。この荊のオブジェはなんだろ?
母は『You raise me up』のレコードをかけて本を手に取り、その本には「私に死か自由か/Give Me Liberty Or Give Me Death」と記されていた。
アメリカのパトリック・ヘンリーが1775年3月23日に行った演説で、バージニア植民地へのイギリス支配に対して異を唱えたもの。裴遡父を象徴する『嵐が丘』もイギリス文学だしね。
MR. PRESIDENT: No man thinks more highly than I do of the patriotism, as well as abilities, of the very worthy gentlemen who have just addressed the House.(略)
母は「他人を傷つける道具として利用されてはならない」と、裴遡父が自分を使って裴遡を傷つけ躾けまいとして自死。「母は自分を愛していた」と気付く裴遡。愛してはいただろうが、トラウマになる死に方ではあるよなぁ。
「粛正者は范思淵だ」(キリッ)
……と裴遡は言うのだけれど……誰だっけ?
深緑のティーセットが素敵。駱為昭との場面ではよく鎧姿が映し出されているが、駱為昭が裴遡の騎士なのか?
范思淵は新州法政大学 犯罪心理研究院の創設者であり、第一回零度計画の要で潘雲衡(教授)の師で、霍蕭の指導教官。7年前の元旦頃に范思淵は失踪、海に飛び込んでいたが死体は見つかっていない。裴遡が粛正者に会ったのは清明節。
姿をくらました粛正者は組織に拾われた。粛正者は霍蕭の事件で組織を知り、配下を内部に紛れ込ませ、裴承宇(父)にも接触。凶悪事件を利用して世論を扇動、DNA法案を推し進めながら罪人を排除。
休眠していた光耀ファンドは東越の口座に送金。
塞納リバーサイドの黒幕は裴承宇(父)とされ、息子である裴遡に協力要請が来た。
GREETの箱に、幾つもの眼鏡がショーケースの中にあると思っていたら、白い三つ揃い衣装な裴遡が!裴遡の母も自死の時に白いドレスを着ていたから死に装束なのかもしれないが、やたら日本も出ているしこれはキリスト教式??
裴遡が駱為昭に話しかけている時と、「行こう」と言う時の対外的な口調が異なるのが印象的。
駱為昭に託された暗唱番号は明確にはされていないけれど、あの日の日付、第13話にも出てきた5月12日の512?
我愛你
と裴遡が駱為昭に誓った
…って、考えてよろしいでしょうか、楊夏P。誰に呼びかけている。まぁ愛って概念広いから(とブロマンスにフォロー)。
鄒鳳の夫 余斌(教師)を殺したのは銭呈(精神疾患)ではなかった。あれ、この場面で鄒鳳と話す粛正者こと范思淵は立ってるね?「彼らが君の夫を殺すよう銭呈を唆しており、鄒鳳が病室に現れたら銭呈を消すだろう」と話している。それを信じた鄒鳳だったが、駱為昭は「お前の先生は本当に無辜を殺さないと?」と告げる。
(つづく)
粛正者にとって霍蕭は愛弟子らしいが、それだけでこんなオオゴトなことを仕掛けるんだろうか?お墓に「愛子」ってあったよね。
29話感想
東越空港は南のリゾート地のようだ。杜佳が蘇副総裁と魏藍と挨拶している。魏藍って誰だっけ?と検索したら、蘇副総裁の新任秘書か~裴遡が話題にあげていたね。
鄒鳳の夫 余斌が生徒を連れて港湾へ写生へ行き、車をぶつけられ保険請求の証拠にと肖像を描き、その遺品は生徒 李春生に託されていた。それで余斌は消されたのか、なまじ絵心があったがために……。
肖翰揚たちが卓迎春(揚波の母親,鄭凱峰と組織の連絡役)について聞きこんでいると「花半纏」との証言が。島の障がい者に嫁いできた移民で、数日後に夫は死に、夫の従兄と再婚してその夫も死ぬ。花柄の服を着ており花半纏と言われ、息子もおりそれが揚波。花柄の服……。卓迎春は島外の施設から買われた。
張東瀾は陽気にプールでパーティー。傍にいる女の子は誰だっけ? そこへ杜佳や蘇副総裁、魏藍も合流し、杜佳が話しているのは何語だ?
20年前に恒安福祉施設の院長が失踪。
余斌が描いていたのは張昭臨……って誰?……と思ったら張部長の弟で、張東瀾の父親か!
張部長 張昭錦と張昭臨は孤児で恒安福祉施設におり、そこには美人な蘇翡もおり、周亜厚が高校生くらいの蘇翡を呼び寄せる様子がキモいんじゃ!3人は施設から逃げ出すが、張昭臨が倒れて捕まり、3人も……。あれ?張昭錦と張昭臨は名前は似てるけど実の兄弟ではないの?
張部長は霍蕭の事件から塞納リバーサイドへ行き着くが、張昭臨(弟)に頼みこまれ事実を隠蔽。若かりし張部長が運良く事件に出くわし出世したのも、張昭臨によって裏で仕組まれていたの?
かつて駱為昭の面接で「我々2代にわたる努力で、SIDは新州の灯台となった。決して一人の過ちで市民からの信頼を損なうな」と言っていた張部長……巨大ブーメランとなって返って来ちゃったよ。
杜部長と副監察長 駱為昭父は組んでいた! 張昭臨らは零度共感者を使って連続殺人事件を起こしており、SID介入のたびに作戦は失敗しSID内を疑い出していた。
張昭臨という餌で范思淵という大魚を釣り、それらを釣るために裴遡が道具となることを知る駱為昭。急げ~~~。
裴遡と杜部長は協力要請された時に組んでいたのね。裴遡は「いかなる者のいかなる行為も、審判を受け審判できるのは法のみ」「悪魔の周りには恨みで手を血に染めた共鳴者が」と。
張昭臨が気に掛けるのは息子である張東瀾だけ。
裴遡は『You Raise Me Up』を聞いている。音楽は劉宇寧《無妨》に変わり、裴遡は「僕は生きて戻れない」と。
自分の左手で目を覆おう裴遡、それは駱為昭がしてくれた仕草ですね?駱為昭たちが駆けつけるも、既に裴遡の姿はなく、発信器の付いた眼鏡が道路に落ちていた。
「真相追究のため丸々10年も待ち続けついに終結の時が来た。人類の知恵は待つことと希望にある。辛抱強く希望が力をもたらせば、必ずや黎明の光を迎えられる。始まりの場所こそが終結にふさわしい」。
張昭臨と范思淵だけが知る場所とは?
裴淵が連れて来られたのは礼拝所?赤いフード服を被っている粛正者たち。
あれぇ、結婚式の神父さんだ~。←チガウ、けどコナンくん口調で読んでほしぃ。
(つづく)
次週、真実はいつもひとつ!となるか。
外部リンク
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