ロケ地へ行ってみた
先日、機内映画で見た映画『おばあちゃんと僕の約束(Lahn mah/ラーン・マー/姥姥的外孙/หลานม่า)』のロケ地は、バンコク中心部から川向こうのタラートプルー。
ちょうどバンコクへ行く機会があり、寺院のワット・パークナムもタラートプルーの徒歩圏内にあるので、訪れてみることに。
タラートプルーのロケ地・ワットパークナム・タイ旅行のTipsも記しています。長文です。
タラートプルーへの行き方
ロケ地はざっとしか調べておらず、バンコク行きの機内映画でタラートプルー関連の映像を再チェック。映画はキッズ映画の所に分類されてました。
この時期のバンコクは雨期で、事前の天気予報は雨マークだったけれど、思ったよりも雨は降らず、夕方にスコールが降った程度。
バンコクは電車もどんどん延伸しており、最寄りのBTSタラートプルー駅へはBTSシーロム線でサイアム駅から30分ほどで行けちゃいます。
外は蒸し暑いも、BTSの中は冷蔵庫かと思うほど冷房がガンガンにかかっており……入った瞬間は有り難いけど、30分乗車していると半袖では凍えるほど。
いよいよロケ地
映画ではワットパークナムの大仏や駅構内、エムが立体交差を見上げながら写真を撮る場面があり、これはMRTブルーラインのタープラ駅辺りのようですね。こちらから行った方が映画の気分に浸れたのでは……と後でわかるのよ。
映画のロケ地となったのは国鉄タラートプルー駅周辺なので、北へ向かって真っ直ぐ歩いて10分くらい、線路に突き当たって右方向へ行けば、おぉ、映画に出て来たあのオレンジ色の駅が!

駅舎やホームや線路内にも気軽に入れます。日本ではできない事なので文化の違いは大きいですネ。おばあちゃんのお粥屋台は駅ホーム……のハズだけど、日曜日だからかこの日はお休みみたい。

写真を撮っていたら電車もやって来て、ホームと電車が近い!電車は30分~1時間に1本くらいでローカルな様子。駅のトイレの利用時間は決められており、スタッフに声かける方式のよう。開けっ放しにされてましたけどね。

エムが入った牛肉麺のお店は、駅舎を出て左手にあるセブンイレブンの前を歩いて行くとあります。

牛肉麺店から戻って、道沿いに歩いて行くと小川に橋がかかっており、この場面も映画で見た!橋の右手に行くと、先ほどのホームの先端に行ける道に繋がります。猫もいた!
町並みを味わおうとお寺の周り(ワットインターラームより手前にある)をぐるりと一周してみることに。これらはタークシン大王の武将のお寺なよう。
すると、とある家の庭にザクロに袋を被せた木があるではないですか。狭い路地裏には、おばあちゃんの家みたいなフェンスもあり、こんな感じの所でお粥を作って暮らしていたのかなぁと思いを馳せる。
狭い道にもバイクはガンガン走ってきます。狭い路地を歩いていると、ふと東京の下町を思い出し、この状況は映画『パーフェクトデイズ』を見て、浅草のロケ地を歩く外国人みたいな感じなのかしらと思ったり。
映画でのおばあちゃんの家がこの辺りなら、バンコク中心地にも近いし結構ヨイお値段なのでは……なんて不動産事情にも思いを巡らす。

おばあちゃんの友達のお店を探してみたけれどよく分からず。あとで確認すると映画では線路沿いだったので、まっすぐ下り方面へ駅ホーム横の道を歩いていけば良かったみたい。駅ホーム先の踏切から次の踏切の前のあたり。詳しい場所は中国サイトで検索した方が見つけやすかったという……。
駅ホーム横の道は、エムとおばあちゃんが連れだって歩いた思い出の道でもあり、エムが涙していた場面はずっと歩いて行くとあるみたい。
予想よりも線路沿いのコンパクトな範囲で撮影していたんだなぁという感想。なので比較的回りやすいのではないかしら。
エムが買いに行った魚料理屋さんやおばあちゃんが行った銀行、棺を叩いて走った道もタラートプルーでのロケのようです。
▶タイ観光案内公式サイト/映画とタラートプルー
ドリンクやセブンイレブンスタンプ
喉が渇いたのでコンビニでファンタライチを買って飲むと、冷えたライチ味が美味しい~。19バーツ(90円)で、クレカは200バーツ以上から使用可。電車賃や手軽な食事などと、細々とした支出にはわりと現金を使います。
バーツの両替レートは4.6円位。5年前は3.6円ほどだったのに、タイにも円安の波が押し寄せている……ニッポン、ガンバレ。
ドリンクと言えば、マンゴーやスイカスムージー(B40)、チャトラムーのタイティー(B45)も味わいました。タイティーは甘いアイスミルクティーが標準で、私はあまり甘いのが苦手なので甘さ25%で注文、ChaTraMuのタイ茶は、スパイスもブレンドされちょっとチャイっぽぃ味わいで、砂糖多めな方が味のバランスとしては良いのかも。
タイではバターベアというキャラクターが流行っていて、セブンイレブンで商品を購入すると、キティちゃん&バターベアのポイントスタンプが貰えました。あとで調べると80バーツ毎に貰えるようなのに、毎回はくれなかったのはなんでやの、可愛いから欲しかったな。一定の時期のキャンペーンで、毎年絵柄も変わり、季節の風物詩なんだとか。スタンプはポイントとしても使用可能。
タイのSIMカード
町歩きするには携帯は必須。今回、物理SIMを日本で購入して、機内で入れ替えました。タイのSIMはパスポート登録が必要なのだけれど、日本から購入するとなくて済むのが一番のポイント。true moveの登録不要&24時間サポート(LINEにて)というフレコミにつられてAmazonよりお取り寄せ。
携帯操作に不慣れすぎて、SIMを入れ替え時にカード側を下にしてトレイを開けてしまい、SDカードが落っこちて、暗い機内の中、このまま見つからなかったらどうしようと焦ったり(床に落ちていた)、SIMロック解除番号を打ち込む所が、画面表示が暗くて見えず、解除ボタンを押しても動かない!と混乱したり(解除ボタン上に入力する所があった)と、スムーズではないものの、サポートを受けずに開通できました。
現地空港のtrueスタンドでは5日間 B399だったので、日本の方が安いかな。コンビニでも購入可能らしいけれど、どこにあるのかよく分からず……。電波は4Gだったけれど支障はなく、電話番号はないので電話はかけられず。時々、携帯会社以外からのSMSが届いたのがちょい煩わしい。今は届きませんけど。
あとナゼか現地で電車の所要時間をGoogleマップで調べると、料金は正確なのに時間が多めに表示されていた。日本で調べると正確に表示され、この違いがナゼだったのかはよく分かっていない。タイのGoogleマップはバイクの所要時間も出てくるのがタイらしい。
タラートプルーとタークシン大王
タラートプルーは監督の祖母が住む町なのだとか。
タイ王朝の歴史を辿ると、スコータイ朝が築かれ、つぎのアユタヤ朝がビルマに陥落された折に、タークシンがビルマを撤退させトンブリー朝を開き、十数年でラーマ王による現在のチャクリー朝となる。
このタークシン大王の父が潮州華僑であり、タークシン大王は潮州華僑のネットワークを後ろ盾にしていた。この時に潮州華人も多くタイに移住して、今もタイ華人の主流は潮州華人であるのだとか。その流れをタラートプルーの辺りは受け継いでおり、国鉄タラートプルー駅の東北東には、タークシン大王の遺骨が安置されているワットインターラームウォラウィハーンもある。……と、これらはあとで知ったこと。

ワット・パークナム
映画の気分に浸りつつ、観光へと歩いてワット・パークナムへ。Googleマップを見て適当に歩いていたら、最後に迷う……。寺院は川沿いにあり良い雰囲気。

着いたはいいけれど寺院の中でも迷い、ルアンポーソッド師像→棺堂→本堂→金の大仏→白い大仏塔という順でお参りすることに。よくよく見ると見取り図もありましたわ。オレンジ色③から左の緑の方へ入り込んでウロウロ。思わぬところで迷うことが多いバンコク。
靴を脱いでお参りします。入場料はなく、お供えを購入してルアンポーソッド像に金箔を貼っている人もいました(タンブン)。2階へ上がるとルアンポーソッド師の棺が安置されており、皆さん熱心にお祈りされています。
本堂では、仏像が壁画に囲まれており、こちらの公開は14時過ぎまでだったような。

靴を履いて外に進むと、高さ69メートルの金の大仏像がありました。この高さは台座も含まれていますね。

タイの寺院はきらびやかで装飾が美しいですね。白い大仏塔でも靴を脱ぎ、5階建てで土日にはエレベーターも使えます。5階にあるエメラルドグリーンの仏舎利塔と仏伝図も実に美しく写真映えしてガイドブックでもよく見かけますが、あくまでも祈りの場。外のテラスからの眺めも良いです。あと、大仏塔敷地内トイレがとってもキレイで浄められていました。
バンコクのトイレ事情は、BTSの駅にはなく、近隣のショッピングモールやホテルを利用するみたい。コンビニにもなく、あとはガソリンスタンドも利用可とか。スワンナプーム空港のサテライトターミナルのトイレで、初めてウォッシュレットを見たよ。トイレットペーパーは流さないタイプだけど、宿泊ホテルでは流せました。

ワット・パークナムから、象に乗った仏像のあるワット・クンチャンにも立ち寄ります。様々な像がおわしまして興味深く、ラーフ神もインパクトあります。しかし仏像の前にアーケードの屋根があり、全体像が撮影できないのはナゼなの。
観光を終え、南のBTSのウッタカート駅まで歩いて20分ほど。かなり暑いのでソンテウやバイクを使う方法もあるけれど、雨も降っていないし、歩いた方が町の空気に触れられるとひたすら歩く。
北のMRTバーンパイ駅の方が徒歩10分と近いので、次の目的地によってはコチラの方が楽かも。あのおばあちゃんの家のロケ地は正確な位置は分からないけどヤワラート(バンコク中華街)らしいので、MRTで行くのもアリかな。
帰国後、ネットで調べていたら、ワットパークナムから船でサバーン船着き場へも行けなくもないらしいが詳細不明。船に乗りたかったな~。
千葉県成田市にタイの寺院があるのは知っていたけれど、このワット・パークナム日本別院であることが分かる!そうだったのか~、今度訪れてみようかしら。
映画はタイのアカデミー賞にあたるスパンナホン賞で、9冠を達成したのだとか。
たまたま見た映画のロケ地を
たまたまタイミング良く訪れた旅先で
たまたま晴れたので行って来ました。
のんびりとした時間が流れていて心地良かったです。
外部リンク
|
|






