韓国ドラマ「ワン・ザ・ウーマン」がWOWOWにて2022年10月10日より毎週月～金で放送されている。全16話。
このドラマを見るきっかけとなったのが、BS放送されていた韓国ドラマ『哲仁王后』。なんの気なしに見た『哲仁王后』が、途中回からにも関わらず面白い。そしてある日気付いたのだ。この『哲仁王后』がWOWOWで放送されていた事を！
ならばオンデマンドにあるかと探したが既になく……。多分、時期的にはBS『瓔珞』を見ていた頃のハズ。WOWOWだったらノーカット版だったのに……くぅぅ。WOWOWの中国ドラマでは放映前後に韓国ドラマのCMも流れていたと思うが、全く記憶にない。関心がないというのはそういうものか。
その反省もふまえ急遽韓国ドラマにも手を広げ、WOWOWの新作韓国ドラマをチェックしていたら、なんだか『哲仁王后』のようなニオイのするドラマが、この『ワンザウーマン』であったのだ。私はWOWOW民なので、好みの番組を放映してくれるのは有り難い。
テンポ良い作品なので、WOWOWにしては毎日放送してくれるのはヨイのだけれど、BSの毎日視聴ドラマと重なり結構アップアップな日々である。さくっと感想書いてます。
１－４話感想
見始めるとこの勘は当たっており、痛快コメディドラマ。チョ・ヨンジュ（イ・ハニ）は女性検事ながらも正義感どころか強い者にすり寄り、暴力団令嬢の出身らしく、あまねく法の知識と腕っ節も強く実に安心して見ていられる。
検事と暴力団と財閥の組合せは相性が良く、韓国の検事と暴力団の共通点、①縄張り、②武器がある、③思い上がって肩で風を切って歩く、というのも面白い。
そして入れ替わる事になるであろう財閥嫁 カン・ミナが、財閥家族からいじめられ旦那には愛人もおり、存在感薄くやられっぱなしに漂うだけで実に歯がゆく、見ていて「早く入れ替われ～」と思っていた第１話。
財閥家族の長男の嫁ホ・ジェヒはどっかで見たようなと思っていたら、『哲仁王后』の大妃さま役のチョ・ヨニだった。次女ハン・ソンミのソン・スンハもどっかで見たことあるような気がするんだけど思い出せない……。この「アラッチ？」見覚えがある気がするんだけどな。
入れ替わるのは転生だったっけ？と番組紹介もウロ覚えだったが、瓜二つな二人が割と単純に事故で入れ替わり、女性検事は記憶喪失になり財閥嫁は高飛びし……というものだった。
そんな女性検事ヨンジュは高校時代に祖母をひき逃げで殺されており、すぐに経緯が察せられ、これをどう立証していくのかが気になるところ。
財閥嫁カン・ミナの元恋人の従兄ハン・スンウク（イ・サンユン）が偽者と見破り、この人とイイ感じになっていくのかな？ アレルギーと身体の傷は正体を見破るのに大事なポイントなのね。
この従兄スンウクが理事会に現われ「アレックスです」と言うあたり、「ホテリアー」のフランク/ドンヒョク（ペ・ヨンジュン）を思い出したのだけれど気のせいかしら。アメリカで成功して帰ってきている辺り似ているのだけれど。
あと後輩くんでお坊ちゃまなアン・ユジュン検事くん（イ・ウォングン）が、女性検事ヨンジュをよく理解していて上司検事と話しながら心の中でツッコむのが楽しい。どちらかと言うとこちらとイイ感じになる方が楽しいのだが、そうはならないのだろう。
ヨンジュが英語のみならず、ベトナム語やフランス語ぺらぺらなのも笑ってしまう。
ベトナム人メイド・トランの行方も気になる。
こういう物語は、味方が増えていくのも見どころでもあるが、今のところ、長男嫁よりは序列があがったようだ。
家族も野心家の長女ハン・ソンヘ（チン・ソヨン）に、次男も次女も押されており、崩し甲斐のある感じ。この長女、家族をなだめていたくせに、事故も仕掛けるし薬ももっていてコワイんですけど！
次男ハン・ソンウン（ソン・ウォンソク）が不倫している愛人アナウンサーも、結婚前より付き合っていた彼女のようだし、ヨンジュなミナには興味が湧いている様子を見ると、ミナが無反応だったので関わりが持てなかったとかワルい奴ではないのか？とコチラの動向も気になる。
毎回エピローグが付き、『熱血司祭』を見ていた人には嬉しいカメオ出演もあったようだ。
（つづく）
意外と困っているのが、カタカナ表記な韓国人の役名が全く覚えられないこと。
ソンヘ（長女）、ソンヘン（次男）、ソンミ（次女）と語尾変化するのがナントカ活用かと思ってしまう。最近は漢字で覚えていたからか、記事を書くのに名前を検索したものの「長女」とか役柄でしか覚えていない。なので会話で人名を言われてもパッと分からないのだ。うーむ。
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