笛の音と琴の調べ

ドラマ「陳情令」・「魔道祖師Q」・小説/アニメ「魔道祖師」の感想や考察を綴っているブログです。アニメ「天官賜福」「愛なんてただそれだけのこと」「恋心は玉の如き」を更新中。⇩カテゴリー選択はスマホでは左にフリックしてください。

狼殿下20話,21話,22話,23話感想/中国声優②遥姫,投壺

20話感想

黒いマントを目深に被った渤王はカッコイィな。ホントに門衛になっていた李城主に「真実の愛を追い求めてもいいでしょ」と小芝居する馬摘星もノリがいい。

紅児だ~~~。渤王の言葉で逞しく生きているのかと思いきや、殻に閉じこもってしまっていた……。馬摘星が両手で手を振るのがカワイイ。実は投狼壺が不得意な渤王、でこぴんされている。成化十四年と同じく記憶力の良い紅児が、方店主と渤王に災いを呼ぶ……。馬峰程は馬家軍の副官で今は将軍ね。

壺に向かって矢を投げるのは一般的には投壺(とうこ)と呼ばれる宴席でのゲームで、春秋時代頃よりある。矢の入り方に役があり、狼壺は矢が壺の口を回転して壺の底には着かずに斜めに刺さった状態を言うらしい。

帝の楚馗は何より自分を優先してほしいのね。酒楼の店主と娘を殺すよう指示される渤王。

遥姫登場!5年前に夜煞隊長となれず、渤王暗殺を企て牢入りしたようだ。男女一緒に牢に入れるって、いくらなんでも接近戦は渤王の方が強いでしょ。そして遥姫は海棠朶朶@慶余年じゃないの!渤王は「私が刃を向けるのは民を苦しめる者のみ」と言い、「いつでも鈴の音が狼仔を呼び起こす」と言う摘星。

21話感想

遥姫に治療と称してひとり呼び出された馬摘星。遥姫は椿が好きらしい。方店主については紅児が店を放火したと噂されている。

渤王は「椿は見た目は清らかだが、陽光を嫌う奇妙な花、花の散る姿が首斬りに似て不吉だ」と椿から遥姫と察した。遥姫は最高の練薬師らしい。

馬摘星も狼仔と渤王の二面性に思い悩み、「良薬となるか毒となるかは用いる者の心しだい」と遥姫に話す。どちらがより渤王を知っているか対決に見えなくもなく、遥姫が渤王を好きならばライバルとなるところだが、そうではないので面白い組合せ。

遥姫は渤王に会い「奔狼弓はどこへ?」と尋ねている。狼骨花の秘密は花に触れたら激痛が走る。そうなの??「私がお前の部屋に行くのはお前を殺す時だ」と、遥姫には容赦ない渤王もまた魅力ではある。遥姫は太卜となる。国家の吉凶を占う官職。

帝の楚馗は「手塩にかけて育てた者が卑怯な狼だったとは」って、「勝手に拉致して」だし卑怯の意味が違うよと言いたいわ。秦保営が溍の命脈らしい。

渤王は馬摘星を取りもどし、抱きしめて「二度とそなたを独りにしない」と。莫霄が悪気なく言った「百花楼」は、よりどりみどりの美女と蜜の香りを楽しむ妓楼のようだ。夜煞隊は親身に案じていて良きトリオ。


疾沖が退場したら、遥姫という妖しい毒姫が出てきた。渤王の異なる一面が見られるので魅力的ではあるが、悪役な毒使いは陰湿なのであまり好きな設定ではないかも。そして今更だけれどかなりファンタジー要素が強い物語なんだな。

22話感想

渤王にとって最も大切なものは馬摘星、次に夜煞隊隊なのね。その双方が対立した時は地獄だな……。渤王は帝の楚馗が二度と自分を信用しない事をわかっている。そして「何の花だ?」と尋ねる時も耳元で囁くのね~。青い蝶がひらひらする中、音楽も流れる。投狼壺で無邪気に遊ぶ摘星や渤王と夜煞隊。空気の読めない莫霄は渤王をでこぴん。訓練で仕返しされるゾ~。

そこへやって来た遥姫。渤王は遥姫には殺気みなぎらせるが、おでこが赤くなっているのがご愛敬。誅鎮宴とやらを遥姫が主宰し、馬摘星も手伝うよう勅命が下る。去年は段言喩が選ばれ渤王が殺したってぶっそうな宴ね。こういうのは苦手だゎ……。段言喩って誰だっけ?

ここへ来て「渤王を受け入れるための時間が私には必要なの」と酷な事をおっしゃる馬摘星~~そりゃない気もしてしまう。

子神という遥姫の側近かな。遥姫が酒楼の親子が生きていると知り「渤王の過ちを食い止めてみせる」と言っていたから、渤王ピーンチ!と思っていたら、ナント「昔のように冷酷な渤王に勝って雪辱を果たしたい」と斜め上からの展開となった。今の骨抜きにされた渤王はアカンらしい。
 渤王と摘星の少女漫画な展開の中、少年漫画のライバルのような事をおっしゃる遥姫。案外、王道の敵役ね。そして紅児ちゃんはホントに死んじゃったの?なにか薬を使ってない?

そして段言喩が馬瑛に宛てた手紙には、二殿下が溍と手を組み馬瑛を殺害した疑いがあると記されており、その事を直接陛下に訴えに行く馬摘星……。コレって遥姫が仕組んだのよね。ヒロインの暴走で仲が遠ざかる展開もなんだかなぁ~。次回の渤王の絶望たるやと思うと、いったん相談しようよと思ってしまふ。陛下は怖いのよ。
(つづく)

遥姫の被り物を見る度に、他にそういう衣装の人がいないので、“『霜花の姫』の鳥族なの?”と妙に目が行ってしまうのよ。

恋愛ではないけれど、狼仔推しな馬摘星と渤王推しな遥姫。遥姫に踊らされ、馬摘星が猪突猛進しているね。
 最初の頃は渤王が表面で奥にある狼仔の善性を信じて見ていたけれど、最近はメインな渤王に狼仔が浮かびあがるのが気になる感じ。

23話感想

渤王が怒っていると「やっと本物の渤王に戻ったわね」と嬉しそうな遥姫。それは本物じゃないのよー。

あら疾沖さん、山査子飴をお持ちで。郡主が好きなものが知りたいってまだ未練があるのね。嗚呼、報償目当てに紅児たちの件に首を突っ込んじゃったよ。方さんには転花葉は宮中秘伝の毒の跡。方さんも紅児もシャー(殺)されちゃったのか……。

馬摘星が牢に入れられたと知り、「私は愛する女子さえ守れぬのか」って、陛下にとっては殺人兵器としての渤王だから、愛する者がいる方が弱くなっちゃうよね……。鎖心鏈は何かと思えば痛そうな拘束具だった……。

莫霄は「今の渤王が好き」だからこそ、渤王の望み通りに紅児を生かしていた。そしてそういう風に過ごしている方が自分も心地良いと気付いてしまったのか。
 渤王が動けないでいる時に、文衍が紅児の件は自分の策だと陛下に進言、遥姫の所で証拠がなくなっていたらどうしようかと思ったが、案外脇が甘い遥姫だった。死んだ妹を抱えていたって文衍…。経脈が寸断されても医術はできるのよね?
 第22話冒頭で文衍が渤王に質問していたのは、夜煞隊としての身の振り方を考えてではなく、渤王が大切なゆえに意向を確認しておきたかったのか。

白い馬摘星に、黒い遥姫。「渤王の真の姿にあなたは耐えられない」と馬摘星の心に毒を落とすのも忘れない。負けるな~。

溍軍の泰保営は北寮河にあり、国境警備用の兵糧もあるようだ。渤王が目覚めるまで傍にいる馬摘星。莫霄と海蝶だけなのが寂しいよぅ。ラップ来るか?
(つづく)

 

中国声優②

文衍は燕小乙か~。ナレーションは陛下なのですね、声がイイ。

楚馗語り老猎人齐杰 《妈祖》赤脚大仙、《仙女湖之墨仙》翘嘴巴鱼。

遥姫朱婧 アニメ映画《济公之降龙降世》、アニメ《星星梦 第三季》。

馬婧魏小硕 アニメ《棉花糖和云朵妈妈 快乐生活》。

文衍赵岩涛 『慶余年』燕小乙。

子神顾辰 《甜美的咬痕》。

 

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外部サイト

 

 

 

 

 

▼『霜花の姫』の鳥族公主。

▼『慶余年』の海棠朶朶、イイよね。