笛の音と琴の調べ

ドラマ「陳情令」・「魔道祖師Q」・小説/アニメ「魔道祖師」の感想や考察を綴っているブログです。アニメ「天官賜福」「愛なんてただそれだけのこと」「恋心は玉の如き」を更新中。⇩カテゴリー選択はスマホでは左にフリックしてください。

御史とジョイ9話,10話,11話,12話感想/カンガンスルレ,清渓川の橋,雲従街と避馬通り

9話感想

日暈が現われるとイオンには科挙首席合格の吉兆、ジョイには母が9年前に清に連れ去られた不吉の前触れ。

漢陽に来たら、
清渓川に沿って歩くと、
毛廛橋(モジョン)
広通橋(クァントン)
長通橋(チャントン)
水標橋(スビョ)
河浪橋(ハラン)6番目の橋が見えればもうすぐ
会賢洞
七夕の日に訪ねるように言うイオン。
確かにソウルの景福宮や徳寿宮の間の辺りには清渓川が東西に流れている。

トロクソンが見ている「捕まえてみて」は鬼ごっこかな。

一方爆発に巻き込まれたイオンは蝶に導かれて坑道を脱出、テソたちのやり取りを目撃し後を追った。

オランダ武器商人の準会員のカン・ハンギ、パク・テソ。コクデゥ商団のカン行首から銃を奪うトロクソン。江華島に着いたジョイたち。なんと母の消息を尋ねた人物があのカン行首……。ビリョンはオムジョクという男性を捜している。

インドシナのお茶を勧めるカン行首。トロクソンはジョイの母のようだ。

弘文館の副修撰ラ・イオンがあらわる。ユクチルたちの前にあらわれ、ジョイとも「食事はしたか?」と再会!思わず抱きつくジョイ。手も繋いですっかり仲良し。「命拾いしてお前といる今がなかなか幸せ」と言うイオン。ジョイは明哲坊の五荘洞辺りは家賃が安いと話す。

従者ユクチルとクパルも、グァンスンとビリョンと再会。

「カンガンスルレ、若様が戻ってきた、カンガンスルレ」と喜び合う6人。「カンガンスルレ」は강강술래で、月夜の下、女性たちが輪になって歌い踊る歳時風俗らしい。無形文化遺産にも登録されている。
通りがかった若者が「知らぬ間に朝鮮は太平の世になったか」と言っている。


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10話感想

イオンの祖母が命を弄ぶことと食物を粗末にする事を怒っている。そりゃ、そうだ。供物を平らげるように言い渡す。食べられるんかしら。

新たに登場した若者は、勝率(スンユル)の名の通り訴訟においては負け知らずの外知部 チェ・スンユル乾燥タンポポ百朮(びゃくじゅつ)は煎じると心の澱と怒りが消え毒素が排出されると説く。

買物は七牌市場南大門市場)、占いは人が雲みたいに集まる雲従街鍾路一帯)が最適、裏手に避馬通りという庶民が行き交う路地がありおいしい店もある。住む家の場所は五荘洞。七牌市場は漢陽都城を守る御営庁の七牌が南大門近くにあったことから。雲従街を両班が馬で通ると庶民は平伏したりと厄介なので、馬を避けこの裏道を使ったとか。

亥年7月8日の官報で領議政たちを告発するイオン副修撰。朝臣たちも領議政の罷免を要請している。王様の歯磨きは女官がするのね。王も領議政たちを捕らえよと。

スンユルとジョイは幼なじみだった。ジョイの結婚は父親が決めたこと。スンユルの斡旋で住む所も決まり、ジョイはマクワウリも頼んでいる。

都の女人が欲しがるアラビア産の房飾り琥珀やサンゴに加え、蝶には金の刺繍が入っている。倒れるジョイを抱きとめるイオン、音楽も流れる~。

一味は一網打尽、世子暗殺に迫ろうとするイオン。侍薬庁(薬の処方を担当する臨時の官庁)を設けたのはパク・スン。侍薬庁の偽者の治腫医(腫れ物の専門医)に烏頭を処方されていた。む、この偽者は……。

11話感想

キム・ジョイ、ナ・グァンスン、ファン・ビリョンの3人の漢陽での共同生活が始まる。ジョイがスタイリストした三女のビフォーアフター、表情も姿勢も違ってちまたの美容広告みたいだわね。ジョイの仕立ても繁盛して、お焼きを食べに行こうと言っている。

両班婦人方の噂話。王宮では毎日きな粉餅を作り、王様は食い意地が張り、女人の足の爪を確かめる趣味があるらしい。ドスとテソは同じ日に生まれ、テソ母は4歳の時に家出した。嫡子と庶子は同じ日に生まれやすいな。

本物の治腫医は慶尚堂出身、行方不明となっていたが一歩早くテソが捕らえパク・スンの署名入りの手紙を入手。領議政の王への切り札も本物の治腫医。この王様は世子の父親なのか! テソは尋問場で王に会って何かをする気らしい。やはしテソが偽の医師だったのね。そうとわかっても斬り殺さず「それが人としての良心だ」と言うイオン。

ボリが貰った櫛はまわりまわってジョイの手元に。母が目撃していたジョイと姑との会話は、ドラマでも出てきていたね。かなり最近訪れていたということ?

ジョイは母と再会、母は「自分の人生は自分で切り開くしかない」と言う。ジョイは煙硝取引帳簿に母の名が載っているので燃やそうとしている。名前の載っている所だけ切り取るとかダメなんかな。

12話感想

世子様を毒殺する見返りとして、忠清道の覇権を与えられていたと推測するイオン。

身寄りがなく戸籍のないジョイ母たちを支援している人がいた。このお使いの人、もしや……。

義禁府での巻沿いにしたくないテソやマルチョン「お前だけ置いていけないよ」と、仲間思いなのは良かった。

ニンニクネギは朝鮮の料理に欠かせないようだ。塩辛くなった肉を食べる従者たちは、狂言の『附子(ぶす)』のようだ。そういえば附子(ぶし)もトリカブトだっけ。ジョイは一度は燃やそうとした帳簿を、真実を暴いてほしいとイオンに渡す。料理場面はイチャイチャの回。チャグリは特製のたれで汁の味を付けるのがポイントなのね。イオンの言う、味にうるさい兄上は世子様よね。イオンは「空腹だと心も寂しくなる。うまい料理は心も満たすものだ」と。

西の空にある六連星(むつら)は昴、柄杓星は北斗七星、碇星カシオペア太白星は金星。科挙は首席でも、星座にはうといイオンだった。

カン・ハンギはジョイ母たちに匿われていた。チャ・マルチョンは刑問(棒で打ちながら行う尋問)を受ける。マルチョンも庶子だったのか。パク・スンは恩赦により放免されていた。マルチョンがパク・スンに上納していたと告発。いいぞ、いいぞ。証拠品を取りに行くがパク・スンが手を回して殺されてしまう。ありゃ~。

パク・ドスは流罪、パク・テソとチ・メンスは斬首と宣告。ドスは贖銭(刑罰の代わりに支払うお金)で釈放されていた。贖銭は中国ドラマ『夢華録」でも出てきたやつ!テソとメンスは逃亡~。

王がひいた暗行御史の行き先の忠清左道は、すべて同じ地名となっていた。テソが全ての罪をかぶりこの世から消え去ってもらうことがパク・スンの望みであり、それをはからずも叶えてしまったイオン!ここからの逆転劇を待ってるぞ。

 

 

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