笛の音と琴の調べ

ドラマ「陳情令」アニメ「魔道祖師Q」に始まり、ドラマの漢詩やグルメを記したブログ。最近は「長安二十四時」「如懿伝」「致命遊戯」「一念関山」「寧安如夢」を更新中。⇩カテゴリー選択はスマホでは左にフリックしてください。外部リンクはプロモーションを含みます。

蓮花楼37話,38話,39話感想/花有重开日 人无再少年

37話感想

劉可和が隠し持っていた生死玉(生死一諾)は、高官が代々にわたって皇室と何かの約束を交わした証し。

極楽塔は井戸になっていた。ナント!鉄山崩という仕掛けで、血域の鉱山に由来し「奇門策」に記載がある。高い所に錘を吊るし、急速に落下させて建物を丸ごと陥没させたのだとか。

光慶帝の呉太監が書いた詩。
寒雲に落ちた綿、集めて花壇を作る。(東屋の名)。
舞う雪雨に変わる(高温で雪が雨になった、温泉)

絮落寒云角,三分做花床
飞雪化作雨

劉可和の記録では、7月8日寒雲亭を解体、柳葉池を埋め、築山を造る。


極楽塔の中には「霊塔は玄に通ず、不動こそ極楽」とある。

無戒魔僧が頭蓋骨を盗った!と思ったら、李蓮花がまんまとノセていたと言う……。休眠中の母虫、ゾゾゾ。

寝台の死体は南胤の術師 風阿蘆。母虫で光慶帝を殺そうとしていたのを、盈妃の間男となり、それで盈妃は妊娠していたという……。

単狐刀が、母虫を手に入れた~。


何暁恵は、方多病の部屋の扁額「天地に正気あり」は、「立派な気概を持てるように」と3歳に父の方則士が贈った言葉。

李蓮花が口にしていた旧友って雲彼丘か、そしてアッサリ雲彼丘はぶすっと李蓮花を刺す。相変わらずだな。

方多病は四顧門に援軍を要請し、李蓮花が李相夷と明かす。おぉ、展雲飛だ、髪もハーフアップにしたのね。肖紫衿は皆の面前で喬婉娩に令牌も取りあげられ~、闇落ちしないかしら。

捕えられ、視力もおぼつかないながらも李蓮花の舌は絶好調。
花はまた咲けど、人は若返らず。永遠の富を求めず、ただ平穏ならよし」と詠じる。
元代の雑劇、《西厢记》《倩女幽魂》《鲁大夫秋胡戏妻》《感天动地窦娥冤》などで出てくる詩句なのだとか。

花有重开日,人无再少年,不须长富贵,安乐是神仙


38話感想

李蓮花は青術たちとの会話から場所の見当も付け。

操られている軒轅蕭は追儺の儀(神を迎え厄払いする)として祝融殿で盛大に催す予定。李蓮花からもらった毒粉を撒いてあっさり父 陛下の元へと辿り着く昭翎公主ちゃん。

四顧門設立の時に李相夷が着ていた戦袍も用意する角麗譙ちゃん。オタクか?角麗譙には母虫を消すことができるようだ。

青術から鍵を取ることに成功した李蓮花。温泉に浸からせて血が止まらず傷が癒えない笛飛声と角ちゃんのプレイを目撃することに。「愛してる」と言わせようとするけれど、言うワケないじゃんね。

笛飛声が「面白いか、李相夷」と声をかけるところも好き。李蓮花の気配には気付くのね。

李蓮花が笛飛声をおんぶしている!角麗譙ちゃんの用意した婚礼の寝室にいるふたり。笛飛声の悲風白揚は、危機の瞬間に死を免れる。
李蓮花は「守心発すれば達せず、達して滞らずは気の理/守心而发,发则不达,达者不惘,是为气理.」、蘇る笛飛声。第8段階に達するには破壊が必要で、経脈を寸断され蘇ったのだとか。図らずも角麗譙ちゃん、アシストになったのね。

12月27日は10年前の東海で戦った日。李蓮花と笛飛声は、婚礼の祝い酒で乾杯し、笛飛声は「今日のほうが月がきれいだ」と言い、李蓮花は「月は今も昔も同じだ」と言う~~~。

角麗譙の部屋で、笛飛声の刀と、100年前萱妃が業火虫を作った時の記録を発見。

雲彼丘は四顧門一の仕掛け師だったのか。

角麗譙に毒煙を撒かれても、「碧茶の毒でも死なぬ私には他の毒なんぞ、ただの煙だ」と言う時の、李蓮花の高笑いというのでしょうか、オモシロすぎる。

仕掛けは山頂の南東、東に七斗歩陣、西に蘊乾坤九変、起動軸は南北に繋がり作用する。

方多病が李蓮花に小師を渡すと、仕掛けを壊す。故意に破られるように作られたのは、雲彼丘のせめてもの抵抗か。

角麗譙は「夫婦になれぬなら、2人で一緒に死にましょう」と言うと、笛飛声は「私は女子は殺さぬ、だがお前だけは別だ」と。赤い布が角麗譙の身体を覆うのが、婚礼で赤い布を新郎に取られることを思うと、なんだか切ない。その赤い布は取られることがない……。

「10年経った今手を組むことになるとは」と、3人揃うのがイイ!

39話感想

単狐刀は南胤至尊の礼服を着ている。
そこへやって来た方多病と共に皆も駆けつける。

方多病は母虫を求めて浮屠三聖と
笛飛声は無戒魔僧、封磬と
李蓮花は単狐刀と
戦う!!

方多病も立派になって……。

小師は悪人のみを斬り成敗する剣」なのがカッコイィ!!
単狐刀に斬り込んだ所で、地面が爆発するのもイイぞイイぞ。

母虫は「斯に生まれ斯に滅ぶ」ので、育てた者の血をかける、南胤公主 芳璣王の妃 萱妃の末裔……という事で方多病が血をかけるが消えない。
なーるーほーどー。

そして李蓮花と単狐刀は素手で戦っている。
単狐刀の師匠最後の技「星一刀斬」を破ったのは、最初に師匠に習った「逍遙独歩剣」。ニクイわ~~~。

師母が現われ、李蓮花の血を母虫に垂らすと、母虫さん、さようなら。
漆木山と李相夷の父親は親友で、ひっそりと暮らしていた李家は人助けをして山賊を怒らせ夜襲をかけられる。李蓮花の兄 相顕は亡くなる前に、単狐刀に玉佩を弟の面倒を見てくれと手渡していた。李相夷には実の兄がいたのか、そして南胤とは全くなーんの関係もなかった単狐刀。傷熱がもとで幼い頃の記憶がないようだ。妄念さんがまたひとり。


方多病にあめを食べるよう勧める李蓮花。忘川花の入った箱に千機鎖をかける。えええ、早く毒を解こうよ。

陛下から、方則仕は報償を賜わり、休沐を許されている。休沐とは官吏の休暇だそうな。

昭翎公主は方多病に「江湖の旅に飽きたら私の婿になって」と送りだす。この辺りが妄執の角ちゃんと違うところなんだろうな。
(つづき)


南胤の末裔が李蓮花
だったとは~~~。
あの破格の強さは血筋もあったのかな。
一方、一般ピープルだった単狐刀……修練も頑張ったのだろうけれど、気の毒でもある。
単狐刀が欲しいものを李相夷がことごとく持っていたのが、巡り合わせというものだし、相性の悪さか……。

それにしても忘川花をいつまでたっても使わないのが気になってしゃーない。
もうここで最終回でええんちゃうか。

 

 

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