笛の音と琴の調べ

ドラマ「陳情令」・「魔道祖師Q」・小説/アニメ「魔道祖師」の感想や考察を綴っているブログです。「フライト・トゥ・ユー」「如懿伝」「致命遊戯」「寧安如夢」「琅琊榜弐」「琅琊榜 2周目感想」を更新中。⇩カテゴリー選択はスマホでは左にフリックしてください。

琅琊榜51話,52話感想/蘇兄さんのいるところ,一心同体

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024へと行って来ました~。瀬戸内国際芸術祭へ行ってから、芸術祭巡りの楽しさに目覚めています。1泊2日では6地区を一巡りするのが精一杯でしたが、天気にも恵まれ走り回ってきました。

有名どころのタレルの光の館、MonET空の池の阿弥陀渡り、マ・ヤンソン(馬岩松)の清津峡、カバコフの棚田、ボルタンスキーの最後の教室も見応えあったけれど、クリスタントのカクラ・クルクルの竹がポコポコ鳴る音や急坂を歩き辿り着いた松代城も印象的。十日町パターゴルフ???倶楽部!!の第2ホールを何度もトライし、上り坂をボールが上っていった達成感たるや。そうそう、朝に遠目ですが雲海を見ることができたのも思いがけずでした。

51話 莅阳被刺 景睿回府

ようやく見ることのできた梅長蘇と靖王ふたりの場面は、長兄 祁王の入っていた天牢にて。梅長蘇を支えていた飛流を、蒙摯大統領が止めるのも蒙摯の配慮が現われている。

回想。祁王に毒杯を届けた誉王も、この頃はまだオドオドした様子である。


言候・沈追・蔡荃を前に赤焔事案の再審を求めることを明かす靖王、流れる主題歌メロディ。謝玉の死が都に届いた。

謝弼を見送る言豫津はイイ奴だ。どこへ行くのかと思ったら父の遺骨を受け取りに行くのか。ちゃんと保存していてくれるものなのね。

莅陽長公主を滑族の女刺客が襲うと、蕭景睿があらわれた!お久しぶり!!
ちゃんと甄平も護衛に付いていたので、しっかり女刺客も仕留められる。

藺閣主に、衛崢・甄平・黎綱たちが、東海からの冰続草を見せて、宗主の治療を始められると浮き立っている。真の治療法は、腕が立ち気の強い10人の血を入れれば病人は回復するが、10人は血が枯れて死ぬ、というもの。もちろんそんな10人はすぐに見つかるだろうが、命か道義か、梅長蘇がそんな事を望むはずもない。

謝玉の文を読んだ莅陽長公主と蕭景睿、立ち上がる蕭景睿を莅陽長公は「黎崇大先生や英王を始め、天下の名士がどうなったか」と陛下の残酷さを訴え、文を靖王に渡すことを提案する。


飛流が鳥と馬(?)の飾りの付いた燭台の上で何か打ちつけているんだけど、なんだろ? 言候が承諾したとの知らせが入るが、「莅陽長公主でこそ筋が通る」と言う梅長蘇。
靖王は梅長蘇が林殊に戻れないことに憤っている。靖王が情義があり私欲のない君主たるために、完璧な始まりをさせたい梅長蘇。

梅長蘇は「梅長蘇であることにはもう慣れた、あの頃の林殊は皆の記憶で生き続ける、それで十分だ」と語り、涙ぐむ靖王。


莅陽長公主が来た。
蘇哲の姿を見かけると早速「さすが麒麟の才子の手腕ね」と言い、「蘇先生は外してもらえる?」と言ったら、すかさず靖王に「いや、先生と私は一心同体」と聞かされる莅陽長公主と蕭景睿。ずっと見ている視聴者にはそりゃそうなんだけど、ふたりには驚きよね。

そして梅長蘇は「血のつながる姉がかつて夢に出てきたことは?」と迫る。莅陽長公主は末妹なのかな。さっさと文を手放そうとする莅陽長公主に、大切な任務を頼もうとする靖王。

天牢の夏江を訪れる寒氏と寒濯、ちゃんと叩頭するのがエライわ。「この者を誡めとし、どんな状況でも善意を忘れてはならない」と言う寒氏。立ち会う言候。

陛下の誕生日に百官の前で謝玉に代わり罪を認めるよう頼む靖王。陛下は己の威厳を侵されることを最も許さない。その口火を切るのは莅陽長公主、まぁ滑族の事を除けば、赤焔事案の発端は、莅陽長公主に遠因があるんだよね。

莅陽長公主が「言うとおりにして私に何の得が?」と言うと、梅長蘇が怒る怒る。「真実を求める気がなければ他を当たりましょう」と帰らされる莅陽長公主。
(つづく)

なんとなく謝玉の死が都に届けば、謝玉の文が公開されるのかと思っていたが、それには莅陽長公主が動かねばならず、それも一策講じないとダメなのね。

52話 梁帝生辰 重审赤焰

意外と戻ってくるのが早かった莅陽長公主、謝家の恩赦を条件に応じようと駆け引きしていたとか。蕭景睿は本当に好人物だ、決して自分の思いは説いても、母に強いはしない。

靖王も蘇先生も取引はしたくなかった。なんせあの陛下の御前で訴えるという大役は、固い決意がなければ怯んでしまう。「用いるは疑わず」は景禹(祁王)と同じね」と言う莅陽長公主。

藺閣主が蛇を用いており、飛流も蛇と同じ顔をするのがカワイイ。藺閣主の指示にも素直に従い、すり潰している。
閣主にどこへ行くのがいいか尋ねられ、「蘇兄さんのいる所」と言う飛流、飛流は梅長蘇の妖精さんだもの。


梅長蘇が「誕生日の宴に同席したい」と改めて頼んだもんだから、靖王は激オコ。「殿下」呼びも、梅長蘇でいるのも腹立たしいのよ。事案が解決したら梅長蘇が都を離れることも病状も察している靖王。……と、ここまでは熱き友情だったんだけど。

「今の私は非力な書生だぞ、お前には打ち勝てん」と手を広げる梅長蘇、ハグでもするんかしら。それに対して靖王は笑い、「お前に襲われても反撃できるわけないだろ」と、あさっての方向に話が進んでないか。そして「皇太子のお前を襲えば私の首が飛ぶ」うーむ。
靖王の笑顔がイイね。

庭生が弓の稽古をしており、列英が教えている。皇族の血脈認定には、出生時の族譜と内廷司の文書がなければ認められないので、庭生の身分は戻せない。かつて子のない恵帝は、民間の庶子を引き取ることはできなかったとか。庭生が復讐心などなく平穏に暮らせるようにと、特に知らせはしない方針のようで、靖王は養子にすると話す。

靖王が梅長蘇に箱を渡し、箱を開けると、おぉ、真珠~~~しかも大きい!丸い!!
そして流れる真珠のくだりの回想場面は二回目よ。
話を回収してくださりありがとうございマス。
鳩の卵程度ですね。もはやヒロインな小殊~。

「何とか言え」と言われ、「待ちわびたぞ」と返す小殊。「感謝する」が小殊っぽぃ言い方だ。このあたりのくだりは、なんだかBL寄りなブロマンス……。

煎じ薬を扇いでいる飛流。藺閣主が不安をこぼしても、飛流は「死なないよ、藺兄さんがついてる」と力強く言っている。


いよいよ陛下の誕生日!誕生日の宴には何かが起きる琅琊榜。
皇太子妃も嫁いでおり、爽やかな皇太子妃ちゃん。陛下と朝の膳を共にし、目配せで呼応する母子。陛下は靖王と碁を打っている。「宴のあと再戦といこう」と陛下に言われましても……。

越賢妃のご乱心はEDでも流れていたが、ひとり寂しいご乱心だったのね。

踊りが終わると、莅陽長公主が御前へと歩いて行く。こちらもEDで見かけていた場面。謝玉の文を掲げ、大逆の罪を告白すると宣告。陛下が下がれと言う中、罪を奏上する莅陽長公主

第一の罪:13年前 謝玉と夏江が、聶鋒の筆跡を摸倣した文で、林燮が謀反したと偽った。
第二の罪:赤焔軍を陥れた文の秘密が発覚せぬよう、謝玉は聶鋒を襲撃、林主帥の仕業と報告した。
第三の罪:謝玉は林主帥の謀反と偽り陛下より兵符を借り、夏江と梅嶺に伏兵を配置。赤焔軍が大渝と死闘を終えた後、不意を突き投降も呼びかけず将兵7万の命を奪った。赤焔軍が抵抗したため討伐と偽証。

にらみあう禁軍と御林軍。蒙摯大統領が立ち上がって叩頭す。
第四の罪:謝玉と夏江は林主帥の印を利用して文を捏造、祁王が赤焔軍を従え陛下に譲位を迫ると偽り、無実の祁王一族を皆殺しにした。
第五の罪:事案後、謝玉と夏江は内情を知り嘆願する者を排除、陛下の耳に届かぬようにした。

そして赤焔事案の再審を求める莅陽長公主。
カッコイィ~~。こういう場面で臆さないのは、さすが長公主というもの。

霓凰郡主が林氏の遺族として叩頭、続いて蔡荃、中書令、沈追、朝臣たちが連なり、紀王も立ち上がる。おぉ~~~。
靖王は座したままなのがニクイよね。
そして林殊と霓凰郡主は、太皇太后の縁組みだったのね……。

 

 

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