３１話メモ＆感想
子衿が人形と同じ衣裳を着て、人形で宣徳帝に話しかけている！カワイイ！！水袖をひらひらしているのは嫦娥よね？「なぜお怒りになったのですか」で、人形で頭突きをくらわせているのがお茶目さん。
太祖皇帝は祖訓で、後宮が政に関わるのを禁じた【后宮一律不得干政】。
書斎の外では分をわけまえた妃嬪でいるが、書斎では昔のままのあなたと私でいましょうと伝える。子衿は尚食局にいる時に、自分も人で、己の思いや考えを持つと気付いていた。
方含英さん、外で待っていた陳蕪センパイとお膳デート（陳蕪さんにはその自覚はないが）できていたらイイな。
胡皇后は毎晩、１人で泣いたり笑ったりしており、昼間は覚えていないと。夢遊病？赤ん坊の声がコワイんですけど。
陳蕪が読みあげる「孫子は名門の出身であり～その位を上げて後宮の副弐とし貴妃に封じるものとする～九嬪を率い第二の国母となり良計を用いよ～」。
貴妃孫氏、艶やか～～～。史実の冊封の時期よりもドラマは遅らせてはいるね。
《宣宗章皇帝實錄 卷三》
洪熙元年 七月 八日
命正使太保寧陽候陳懋副使少師兼吏部尚書蹇義持節冊孫氏為貴妃冊文曰帝王理萬邦必以齊家為本德教孚四海必以正內為先朕茲嗣統之初肇建中宮之位嘉乃賢淑宜有褒陞尔孫氏毓自名門早膺慎選嬪于春宮之久茂昭女德之華恭肅惠和諧琚瑀珩璜之節靜莊純一循詩書圖史之䂓適予關雎樂得之心克謹鷄鳴儆戒之道夙夜匪懈輔益良多用加禕翟之榮俾冠軒龍之貳特封尒為貴妃於戲大一統而端政予資翼贊之勤率九嬪以副母儀尔茂徽猷之績敬以相祀仁以進賢惟善以榮身惟謙以崇德惟儉以滋多福惟慎以永芳譽服我訓辭用光寵祿欽哉
『飲膳正要巻三』。呉昭儀は、硯台と同じ、なでる向きを間違えると暴れる。にうなずいている侍女……。子衿の人心術は、妃嬪たちは瓊苑（けいえん）の花と同じで、水や肥をやらねば人の心も枯れていくと。
梅少渊は「地方官吏300余名が考課の時期を迎えました。適任者は250名、並の者は60名、不適任者は40名でしたが、3度は考課を行います」。「私腹をこやし法に背く者は、３度の考課を待たず捕らえよ」とのお達し。
《宣宗章皇帝實錄 卷十》
洪熙元年 十月 二十日
行在吏部引奏考滿參政康慶等及府州縣襍聀官凡三百餘人稱職者二百五十人平常者六十人不称聀者四十人俱未三考當復聀
殷紫萍が捕らえられた。皇后の錯乱を、侍医は肉荳蔲粥（にくずくがゆ）が原因と見立て。孫貴妃との関連も疑われている。
裁縫道具を見て、自分に贈られると思ってご機嫌な宣徳帝に、陳蕪と侍女が同じに笑う……。
孟尚宮は「鈴を外せるのは、鈴をつけた者だけ/ 解铃还须系铃人」という子衿への伝言を方司膳に托していた。孟尚宮が郭貴妃から離れたのは「后位に就くことはないから」。という事は途中で皇太后に付いたという事か。
宣徳帝が游一帆を字の「雲舟」呼びしてる～～～。
孟尚宮が蘇月華を問い詰めると、蘇月華は自分達や師匠を見捨てたことを突きつける。蘇月華が胡皇后に、演技するようにそそのかしたの？
孟尚宮が書をしたためている。
３１話料理メモ
胡皇后のお見舞いに、胡桃酥糖を送った。
孫貴妃が宣徳帝に言う
「茶と糖を合わせれば、喉は爽やか金木犀のように砕けて、甘く軽やか香りが残る」
は唐代の文人が酥糖を称賛して言った言葉。酥糖は春節時のお菓子。
唐代
茶罢一块糖,咽而即消爽
细嚼丹桂美,甜酥留麻香.
蘇司膳は宣徳帝に供した、芋の玫瑰（まいかい）蜜がけ（蜜汁玫瑰芋頭）は雲南の特産菓子。薄焼き（薄撑）、白糖糕は倫教糕とも言い嶺南の名菓。馬蹄糕はシログワイのお菓子で広東福建の伝統菓子。緑豆糕、茯苓糕（ふくりょう）は閩南伝統食品、杏仁豆腐。しれっと殷紫萍の助命を嘆願する蘇司膳。
肉荳蔲は脾胃の衰弱や腰の痛みを治し、幻覚を見せるも、その作用は皮にしかない。粥には実を入れるので毒性は少ない。八珍糕は第25話に出てきている。ニクズクの種子をすりつぶしたものがナツメグ。
▼蓮房魚包
▼順嬪と瓔珞が一緒にお眠り。
外部サイト
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▼許凱、呉謹言のインタビュー記事。
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