ドラマ陳情令第２７話感想/布老虎「揺るがぬ誓い」字幕版吹替版

27話感想・含光君の手で死ねるなら

雨夜の窮奇道。座学の天灯での誓い「悪をくじき弱きを救う」の回想。狩猟で金氏の暴挙を阻止できず「今回は何があろうと譲れない、助ける」と。魏嬰は陳情笛を差し出し「戦いが避けられないのならーお前と勝負したい。死んだところでー含光君の手で死ねるんだ。悔いはない」の覚悟に、流れる『人生若只如初見』♪ 藍湛は道を譲る。降りしきる雨、雨に打たれる含光君、流れる涙が美しい～～。

乱葬崗。魏無羨と温氏残党50名は乱葬崗へ辿り着く。

金麟台で欠席裁判

金麟台。藍啓仁の姿もある。窮奇道で魏無羨が温寧を傀儡にし、舎監を4名殺したと報告される。江澄は謝罪するも、舎監には他世家の者も含まれていた。窮奇道での出来事を見ていた視聴者は事情が分かるだけに歯噛みするトコロ。温情たちを江澄や藍曦臣は擁護するが、聶明玦は阻止もせず温若寒の寵臣だったと言う。コレは金光瑶への当てこすりもあるよね。姚宗主もヤンヤヤンヤ。ええぃ、黙れ。

金宗主は魏嬰が江宗主に対して尊大と言い始め、「江宗主など眼中にない」とまで言う。これには藍忘機は「違う」「江宗主を侮辱する言葉を、彼はひと言たりとも発してはいない」と反論。いいぞ、いいぞ～。しかし金光瑶がすかさず金宗主をフォロー。姚宗主までもが「藍の二若君と魏嬰が昵懇であることは誰もが承知である」と言い始める。そんなに承知なの？

金子勲が「見境なく虐殺したのだ」と言うと、綿綿が「虐殺とは違う」「戦場では誰もが虐殺します」と反論。姚宗主や同門からも責められ、綿綿は「一門から抜けます」と宣言し出て行く。藍忘機も退席。

金宗主は江澄にプレッシャーをかけ続け「江楓眠は魏嬰を溺愛していただけだ」と。この辺りの駆け引き、金宗主はあくまで自分は出さずに老獪なタヌキだなぁと思う。三尊のやり取り。

藍啓仁の前に跪く藍忘機。禁室に忍び込んだのもバレていた。藍氏家訓第52条は「奸邪との交流を禁ずる」。「父親の教訓を忘れたのか？」に藍忘機は「母上は…」。奸邪ではない、と言いたかったのかな？

金子軒が江厭離を訪ねる。明日立ち去ると言う江厭離に、金子軒は金麟台にいて、君を守るとプロポーズ。ハラハラと散る花びら。ふたりを見ていた江澄。

乱葬崗では大根ばかり

乱葬崗。魏無羨が目覚め、温情が焼き芋を投げる。人が変わったように快活な温情。温寧が反応したという言葉に嬉しそうだ。お札まみれな温寧よ。魔道祖師Ｑ第16話を思い出しちゃうよ。

荒れ地を耕す温氏残党の皆さん。温苑が魏無羨の脚にまとわりつき、ぬいぐるみを手にしている。魏嬰は衣装⑪粗布衣で、深紫色に紫灰色で、腰には紅布帯。大根になりきる温苑に土をかける魏無羨。阿苑の言う「お兄ちゃん3人とお姉ちゃん2人が欲しい」は誰なんだろ？　それを温情に見つかり怒られる魏無羨、あっかんべーがカワイイ。魔道祖師Ｑ第17話,第18話も思い出しちゃうよ。