笛の音と琴の調べ

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琅琊榜41話,42話,43話,44話感想/DIC川村記念美術館とロスコルーム

DIC川村記念美術館が2025年1月に休館(人気のため3月に延期)となるとの事で、その前にと行って参りました。
以前にこの美術館を訪れて感動したのがロスコ・ルーム!  マーク・ロスコの作品7点に囲まれた部屋で、当初訪れた時は神聖な教会の中のような気持ちになったのを覚えています。

この度、美術館を訪れると土日という事もあり駐車場はかなりいっぱい。でも中に入ると都心の美術館ほどでもなく、少しやり過ごせばゆっくり観賞できる位の混み具合。庭園は無料なので、そちらにも人がいるのかしら?

久しぶりのロスコルームは、記憶とは異なっていましたが、椅子に座って観賞していると、瞑想状態になって不思議な感覚になるのは変わらず。ロスコの魅力に気付いたのはこの美術館によってでした。

美術館は海老原一郎氏の建築で、今回、建物もじっくりと見ていると、窓からの緑の眺めが美しい「木漏れ日の部屋」や、西川勝人展と自然光を取り入れた、ホールの照明器具やステンドグラスなど、休館になるのが惜しい建物です。

今はレストランなども待ち時間が長く、お昼をまたぐ時には食糧調達は必須。お弁当を食べるスペースは第2ギャラリーやテラスやラウンジに用意されています。レストランは遅い時間には入れそうだったけれど、庭に面した眺めの良い所はいっぱいだったのでパス。散策して外の作品も鑑賞して、ゆったりと過ごしてきました。
東京駅から高速バス、JR佐倉駅からシャトルバスが運行されています。

41話

日の出。庭を眺める静妃。恵妃は皇后と同じ頃に身籠もり、恵妃の子 景亭は脚に後遺症が残るも生き延び、皇后の子は亡くなったためにいびられている。陛下は「心の中にあるわだかまりは、諭しても消えはせぬ」と静貴妃に語る。そして寧王が懸鏡司の事案を審理することになる。静妃の誘導もあるよね。

夏江の供述に蘇哲の名が出て、沈追も蘇哲の話をし始めると、陛下が靖王に蘇哲をしきりに薦めるのに、ニヤニヤしてしまうわ。

誉王は双珠親王に降格し3ヶ月幽閉。越貴妃は越賢妃に、静妃は静貴妃となった!

久しぶりの穆青、靖王に会っても軽快に衛崢の件をもはぐらかしている。

飛流と大統領が手合わせしている。飛流が髪を触らせるのは珍しいことのようだ。晏先生の前では、梅長蘇もやんちゃ坊主みたい。

靖王は沈追たち重臣を連れて来て、帝位に付いた後も梅長蘇が身を立てる道も準備している。梅長蘇は重臣たちとすっかり話もはずんでる様子。中正官には鳳閣閣老の程知忌を推薦している。

ヤケ酒飲んで失意の誉王、秦般弱に庶民となっても会いに来るかなんて尋ねてる。

 

42話 锦囊解密 誉王谋反

ひどいのは朕じゃないのの回。

陛下の誉王評は生まれながらに聡明で負けず嫌いで、一番朕に似ている。生母のほうに頑なかもしれぬと言うと、高湛が口を手で覆って指を振るのがカワイイ。いったんは誉王を後継者に考えていたのか。「自業自得だ。恨むなら己を恨め」と言う陛下はフラグかな。

一方、生母の祥嬪が滑族の玲瓏公主だったことを知った誉王。手紙には「即位後、滑族が大渝と結託していると罪を着せ、赤焔軍を派兵させていた」。
朕、ヒドくないか。
誉王は「後継者にはなれぬ運命だったのだ」との結論に致るが、そこはすれ違ってるのね。帝位を奪うことを決意する誉王。


黄殿から手摘みの新茶が届けられた。静貴妃が使う緑茶は峨嵋毛峰。靖王は水を飲むのが好きで、水牛と呼ばれていた。それでからかわれていたのか。

お茶を飲み交わす梅長蘇と雲南王、茶を愛する者、味を解さない者、水だけで満足な者って言ってるよ。飛流と遊びたがる雲南王は言豫津とはまた違った愛嬌がある。

衛崢、しれっと都に入れているし。衛崢が語る梅嶺の話を聞いている梅長蘇の表情がまた……。

赤焔軍は大渝の大軍20万を撃退し疲労困憊していた所で、夏江や謝玉に襲撃されていた。靖王が「小殊は戻らぬのだ」と涙するのに、半分は「そこにいますよー」と思うし、半分は「小殊ではなくなっているよな」と思う視聴者。

靖王の一番の目的は事案を覆すことなのは変わらない。

あ、童路が火寒の毒のこと、口を滑らしちゃった。


いよいよ狩猟の儀の九安山の行宮。いつもと異なり、ちょっと武人スタイルが入っている梅長蘇の衣装。言豫津に狩猟の儀の決まりを教えたのは、林殊だったらしい。

紀王が馬に乗る庭生を見て、何かを察している。この察しの良さで宮中を生き抜いてきたのね。

この人たちが寧王と淮王か。

ついに蘇哲と静貴妃が対面! 寒さにヨワイと聞いて、何かとアドバイスする姿はお母さんのよう。そして手ずからお茶を渡す……と見せかけて、右腕をまくりあげるのは、ん?以前、霓凰郡主で見たような……。脈を診たいと言う静貴妃。靖王はなにがなんだか分からず混乱しているよ。

43話 孤注一掷 危在旦夕

やんごとなき静貴妃が脈診とはいえ、男性の肌に直接触れるというのはイイんだろうか。いつも布越しの脈診を見ていたので、そんなコトを考えてしまう。

さしもの静貴妃も、火寒の毒と分かると涙を抑えきれない。部屋から追い出された靖王、立ち聞きはしないのが品の良さ。

「静おば上」と言った!「小殊は父親に似ていたのに」と嘆く静貴妃。

誉王は皇后に、巡防営から禁軍に権限を移し、謀反をもくろむ。失敗すれば皇后も責任を問われるワケで、よく承諾したな。皇后は誉王ほど進退窮まっていないし、陛下を恨んでもいないのにね。誉王の「必ず成功します」に、むしろそうならなさを感じてしまった……。

言豫津の紀王のモノマネが楽しい。やはし庭生のことを気にしていたのね。梅長蘇の注意に「誰かに似ていたな」と言うのがイイな、林殊哥哥だよ~。

宮羽ちゃんが禁軍に潜り込んでいた。メイクしていても女性だと気付かれないのか。

誉王はいつの間にか5万の兵を擁している。

四姐が童路を逃がしてくれ、ひとり残って……。
そして童路も甄平を逃がして、ひとり残り……。
このふたりは最後には田舎で慎ましく暮らすのかな、と思っていたのでショックだわ……。わりと死なない琅琊榜なのに、なぜに~~~(涙)。

誉王に寝返ったのは、慶歴軍で、都督 徐安謨は皇太子の従弟。
作戦を立てている時に、梅長蘇は靖王の剣を抜き地図を指す。それはかつて小殊がしていた仕草。流れるOPのあの音楽~~~♪
おまけに梅長蘇が暗に示した脱出ルートは、かつて靖王と小殊が九安山で見つけていた北側の獣道。いまだ郡主に聞いた話と言い張る梅長蘇に、思わず吹き出しちゃったよ。
またも戦線からひとり離れるのは靖王。
(つづく)

誉王が直接、武力の謀反に出るとは思わなんだ。
そして地味にショックな童路と四姐の最期……。

44話 誉王溃败 谋反无望

戦闘が始まった!馬も倒れて勇壮な場面なんだけど、両軍、梁の兵なんですよね?と思うと、複雑な思いになってしまう。兜を被った蒙摯大統領がいれば百人力

石ゴロゴロで兵力を削ぐ。
静貴妃はテキパキと指示を出しており、コチラも頼もしい限り。

庭生が「私も戦いたいです」と言い、梅長蘇は庭生と宮羽に行宮での護衛を命じる。庭生は宮羽と交流があるのね。庭生はこの死闘の時に梅長蘇といたのか。

蜂起し攻め入ろうとする誉王は「恨まないでくれ、すべてあなた(陛下)が悪い」と言うが、人のせいにするのは誉王ならでは。

言豫津には飛流を付ける梅長蘇。

矢が降ってきた~~~。
城壁にハシゴをかけるのは、かけられた側の方が有利なのでは。
矢も石も尽き、門が破られようとするのを見ているしかない兵達。

そんな敗北ムードの中、言候が「宮門が破られても殿門があり、殿門を破られても我らの体がある。命がある限り負けたことにはならぬ」と鼓舞するのが熱い!ロウソクも揺らめいているよ。

甄平が剣でジャンプした!!
射かけられる中、油を落として……矢が刺さった!
……と思ったが無事だった。

肉弾戦になる中、言豫津が宮羽ちゃんを守ってるよ。飛流は素手で倒しており、殺生はしないのね。

梅長蘇が「来る」と言うと……
靖王が来るのかと思っていたら、
馬に乗った霓凰郡主がキターーー!
OPの曲付きだよ。
そしてアッサリの敵将 徐将軍の首を討ち取ったり。
白馬に乗ったお姫様が、元騎士(現在 謀士)を助けに来たよ。

靖王は誉王の元へやって来て、「兄上(五哥)」と呼びかけ、投降を勧めている。誉王は5万の軍に慢心していたようだが、赤焔軍は7万で全滅したのをお忘れか。

梅長蘇が宮羽ちゃんを案じていると、霓凰郡主がその光景を見ていたよ。
生き残ったのは3割……大幅な戦力ダウンだ。
梅長蘇は靖王を見送りながら、「今後、何人たりとも景琰を阻めぬだろう」と言う。

誉王は檻の中。
にじりよる陛下を前にした、誉王が実にイイ顔をしているのよ。
(つづく)

 

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