48話 聂锋重生 密函风波
衛崢が藺閣主に「少帥」と言ったものだから、藺閣主がそれに乗っかり、夏冬も梅長蘇が小殊と気付いた。もう2年経ったのか。
蒙摯大統領の動揺する様子を見ていると、やはり靖王には知らせられなかったと思うね。
霓凰郡主が梅長蘇に尋ねるのは残された時間だけ。10年と答えるけれど……うぅぅ。流れる挿入歌『紅顔旧』。
実際に残されているのは半年……。梅長蘇は林殊と赤焔軍7万の希望を背負っている。藺閣主が梅長蘇に飛流を返してくれと言うと、飛流自身が出てきて「嫌だ」と断ってるよ。拾ったのは藺閣主らしい。そりゃいつもからかわれて疲れそうな藺閣主よりも、甘々な宗主の方がイイよね。
藺閣主と林殊の父親たちは、3日間ケンカして一生の友となっていた。藺閣主と梅長蘇はいつからの知り合いのかな。
夏江が礼品の中に偲ばせた手紙は、後宮の女官 琴児が越賢妃の元へ届ける。
琴児は「蕭景琰が倒れた時、寵愛されていたかつての皇太子を思い出すのでは?」と越賢妃をそそのかす。
兵部の李林は、靖王に命じられても反応が鈍く、靖王の出方をうかがっているようだ。
爵位と俸禄を減らすという、恨みを買いそうな任務を皇太子に押しつける陛下……全く、そういうとこだゾ。紀王と言候は皇族の中でも人望があるとか。
久しぶりに越賢妃劇場が始まっちゃったよ。意外と通用するんだよなぁ、これが。
言葉巧みに陛下の気をそそり、「梅長蘇は林殊」という夏江の供述をまんまと伝え、参内させることにも成功。
ふたりの会話を聞いて渋い表情の高湛さん。
静貴妃は百合の汁物を未来の嫁にあげている。庭の楠を見つめ、嫁に尋ねられると「ずっと好きだわ」と答える静貴妃。楠と言えば、林殊パパな梅石楠……。
百合と言えば、【百年好合】を連想させ、「婚姻が幾久しいものであれ」という意味合いもあるとか。婚礼間近だし、“今回の困難も乗りきってうまく行き幾久しいものになる”と言う意味なのかな。
藺閣主は梅長蘇に治療をほどこし、梅長蘇に「神の域」と褒められ、「死なんとする者の言は善し」と言う。
49話 梁帝疑苏 堂上对峙
夏江が参内、陛下が御書苑に探させていた火寒の毒の記載も見つかった。
百合の汁物を陛下に届けさせる静貴妃。届けに来た侍女に、高湛が「蘇先生を参内させるな」と小声で伝える。蒙摯大統領は休みを告げられる。
列戦英が参内を止めに走るけど、梅長蘇は参内しちゃったよ~。
そしていきなり高湛が梅長蘇の袖をまくり、例の痣チェック。どんだけ有名な特徴なんだ。
蒙摯大統領と霓凰郡主も駆けつけ、靖王は「午の刻までに出てこなければ、皇宮を攻めよ」と。おぉ~~~。蘇先生のためなら皆、謀反もいとわないよ。
靖王も参内、夏江もやって来て、陛下は「まさに死なんとする者の言は善し」と、藺閣主と同じ台詞をおっしゃる。夏江は梅長蘇を林殊と証言。梅長蘇は反論していたが、「林殊だ」と認める発言をする。
一方、蘇府では藺閣主は「皇宮にいるのは頭の切れる2人だぞ」と剣を磨いており、飛流は柱に頭を打ちつけ微動だにせず。
次第に夏江は形勢不利となり、陛下は香炉を投げつけ、夏江は頭をゴンゴン打ちつけ必死に訴え、梅長蘇に襲いかかると、鎖ぐるぐる巻き付けられ、かかと落としを受ける。そんな中訴えた「疑わしきは殺すべし」が陛下の心に刺さる。要らんこと言わんでよろし。
陛下は高湛に酒を用意させ、高湛はわざわざ「蘇先生はこちら」と言いながら酒杯を勧める。靖王は政務を任されたのは自分を信頼してくれたからだと思っていたと、その酒を手に取り「犠牲は望みません」と酒をまく。
無事にふたりが出てきたので、挙兵せずに済んだよ。EDで見かけていたのはこの場面か。
そして流れる今までの靖王と梅長蘇の回想~~~。
(つづく)
ついに靖王は梅長蘇が林殊だとわかった~~~。いやぁ、長い道のりだったなぁ。そして案外、あっけなかった。
午の刻までには出てくると分かっていても、ハラハラしちゃうよ。
50話 景琰知情 伤心欲绝
靖王は静貴妃のところへ行き、自分だけ知らず「なぜ教えてくれなかった」「早く気付くべきだった」と床をバンバンと叩いて泣き崩れている。涙がこぼれ落ちるのが美しい。
静貴妃は優しく靖王の頭を撫で、「やるべきことは多い」と鼓舞するのがさすがだ。靖王に病状を訊かれても「悲願を叶えて」と無駄な事は言わず、そして「失敗したら小殊には耐える力は残っていない」とクギを刺すことも忘れない。
陛下が高湛に「夏江の話を信じるか?」と尋ねると、珍しくハッキリと「いいえ」と答えている。靖王の性分を逆手に取って、蘇先生が林殊にならば懸鏡司には引き渡さなかったと指摘する、こちらもさすがの指摘!
酒杯がクローズアップするけど、高湛が用意したあの酒には何が入っていたのだろうと気になるところ。
眠りこんでいる梅長蘇。藺閣主の言う「あの手しかない」ってなにかしら。
蔡荃の元にタレコミ矢が。もう夏冬は牢に帰ったのかと思いきや、まだだったんかーい。
藺閣主が大きい扇のようなのを作ってるかと思ったら孔雀の羽らしく、飛流の腰に縛りつけて孔雀の舞を踊れとムチャブリ。屋敷内で鬼ごっこし、「蘇兄さん、助けて」と言うも、梅長蘇は眠りこんだまま。藺閣主は不安な時ほど騒ぎ出すらしい。甄平と黎綱が顔を見合わせてはぁ~となるのがカワイイ。
天牢で宮羽ちゃんがバレちゃった。それを知り、蒙摯と夏冬が牢を破る気マンマンなのが脳筋すぎて愉しい。藺閣主が知恵を授けてくれたよ。
蒙摯大統領は蔡荃に、皇太子が刑部の落ち度にならないよう配慮したという事にして切り抜ける。シメシメ。宮羽は妙音坊に放った懸鏡司の内偵にしたらしい。
身代わりの件が露見したのは、蒙摯大統領の護衛が娶った妻が滑族だった。琅琊閣で3年修行すれば事情通になれるらしい。
またも飛流は藺閣主から逃げているが、今度は梅長蘇が復活していた!梅長蘇を盾として、渡された本をすかさず藺閣主に投げつけ、犬の鳴き真似をしているよ。
兵部尚書 李林の改善案は取りあげられ、梅長蘇も久々に工部と兵部の札を取り出し、燃やしている。彼らは動かさず、機会が与えられたようだ。
梅長蘇は誉王と滑族の関係に気付く。
金凌に女性と若者が入ってくる。宮羽ちゃんも滑族だったのね。梁人と滑族の祖先は同じ。宮羽は玲瓏公主には子がいたことを告げている。
藺閣主に呼ばれ、飛流は梁の上にいて青い果物をかじっている。今回は意外と素直に下りたね。
言候の誕生日、女性の寒は言候の古い友で、若者は息子の寒濯。
梅長蘇の前で飛流は服選びをしており灰色が選ばれる。飛流はたらいの水を運び、お茶を飲む藺閣主に勢いよく横からぶっかけている。昨晩、水かけ遊びをしており、その続きだったらしい。それを見て目をまん丸にしながらも笑っている蘇兄さん。酒を飲みながら水かけ遊びって、一体ナニしてんの……。
言候と寒氏が会話しており、最期を迎えるあの者……。夫人は夏江の内偵を知っていた。梅長蘇のその中の内偵を利用する気のようだ。酒は飲ませてもらえない梅長蘇。
皇太子妃の乳母も滑族だったようだ。皇太子妃はいずれ選ばれると睨んで、滑族を忍び込ませていたのか。恐るべし、滑族……。
宮女たちも宮中から出された。こういう時の静貴妃は迫力あるぅ~。銭軍候も捕えられている。
梅長蘇が牢の夏江への元へと訪れ、謝玉が死んだことを伝えている。
(つづく)
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