夢華録
書院では千字文を復唱。欧陽旭の漢詩は李商隠『錦瑟』。鵝梨帳中香は梨や沉香の香り。
35話感想 趙盼児と池蟠がお祭りな街を歩く場面は風情がある、姉さん女房的なのも似合ってはいるけれど、そうはならないわね。♪Sunnee杨芸晴『今夕是何年』が歌詞付きで流れる。 池蟠は馴染みの店で水晶餃子(水晶角儿)、鰻の包子(肺鳝鱼包子)、麻飲細粉…
33話感想 趙盼児は顧千帆との日々を思い出しており、♪「なぜに互いを忘れられようか」の歌詞が沁みるな。 3日後。花火が打ち上がっている。もしかして永安楼の開店日? 茶楼の常連さんも来訪してる。
石崇と緑珠の物語。十三太保と言えば、李克用の義子~。趙盼児も忙しい!
「想夫憐」に「春鴬囀」。
茘枝膏水と豆児水、酸梅浆は夏の飲物。大相国寺長生庫券や祥符元宝は宋代のお金。皇城司の扁額【祥符元宝】より駱賓王『為徐敬業討武曌檄』。磨喝楽人形の袁遇昌。
東京にも暑い夏が到来。かき氷や解暑の汁物や蜜瓜が夏めいている。
23話感想 蕭家の寿宴で張好好が、陛下(真宗)の詩を歌う。「翠萼 早朝に綻べば、清香諸処に漂う。高低に曲檻を臨み、紅白の間に見える繊条。潤いは温玉に比し、繁るは絳綃の束のごとし。図に描かれるに堪え、名筆は僧繇にあり。 春律は半ばを過ぎ、繁枝は…
21話感想&メモ 蕭家特製の牛すじの煮込み(張嫂的牛筋)を勧める蕭欽言。顧千帆の好物だったえびや(虾篓子)や富貴如意餅を覚えており、焼き豚(焼臆子)や鴨の炙り(炙鴨)もできると言うが、顧千帆は医師から蝦や蟹を控えるよう言われていると話す。
小舟で甘々~。宋代の銘茶の数々出て来て、梨肉好郎君となっ。
登雲楼で会うのは趙盼児だけでなく、なぜか因縁深い人たちまで……。中国の名高い画家たちの名前もずらり。
于中全の下策はいかに……。そして闘茶、キタ~~~!
13話感想メモ 沈如琢は法曲部に所属、住まいは長楽坊左街。議礼局 検討 沈銘殿の子息で音律や舞楽に最も長けている名家。
11話感想 越州楼は東京でいちばん美味しい江南料理店で、酥黄独(そこうどく)もあるが味はいまいちらしい。『山家清供』にも記載されている里芋料理で、茹でた里芋に砕いたアーモンドや味噌等をまぶし油で揚げたもの。
9話感想 陳廉は都へ帰ったら十将か軍頭になれるのではとウキウキ、蘇州の皇城司駐留所の伝書鳩を使えるか聞かれている。顧千帆が簪を眺めながら「君なら東京で騒ぎを起こすはずだろ」と言っているのが笑える。
7話感想 欧陽旭は趙盼児に「君は何もかもすばらしいが出自が悪い」と本人を前にして言うことか。趙盼児は「東京は本当に豊かで人を惑わせる街なのね」とお茶をこぼして叩き割る。
傾蓋の知己が印象的な回。宋代のお茶も様々出て来ます。
3話感想 ドラマでの宋代風俗も楽しみのひとつだが、これが宋代の夫婦事情なんだろか?孫三娘は夫傅新貴に不倫され、しかも不倫相手陶氏に子供の子方が味方し、賄を受けた族長に離縁させられる……。華亭県では宋引章の夫となった周舎は財産目当てで、変態DV夫…
ドラマ「夢華録」が2023年1月26日(木)よりWOWOWにて毎週木曜2回放送で始まった。全40話。「尚食」の後番組。最近、ドラマの感想に追われすぎており、ちょっとセーブしようと思いつつ、新たにドラマを見ると気になってメモメモ……のループ。 「夢華録」は宋…