笛の音と琴の調べ

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夢華録39話,40話最終回感想/蒼翠欲滴,登聞鼓院,八議の法

39話感想

高慧が父親に怒られているが、そういう仁義を守る女子は好きよ。陛下も顧千帆を釈放。

三娘の新作料理は蒼翠欲滴

郭熙(宋代)《山川训》
春山澹冶而如笑,夏山苍翠欲滴
秋山明净而如妆,冬山惨淡而如睡。

欧陽旭を訴えに開封府へ向かう、三人の衣の色が異なるのが綺麗だな。趙盼児が太鼓をどんどこ打つのかしらと思ったらそうでもなかった。ごろつきが欧陽旭の道案内の子から銭をもらっていたって、子明くん? そんな事までさせられとったん? ひどすぎる……。

非公開の審理で、銭塘へ差し戻しとなり、賤民を見下す周囲に憤る趙盼児。趙盼児 VS 皇后で、欧陽旭は斉牧を追いやる皇后の切り札。

ダレなの、趙盼児に知恵を授けるアナタは。

景徳年間 闕門の外に官民の訴えを受理する登聞鼓院が設置された。訴えが陛下に届くが、賂や恐喝、殺人などの罪で、他の事案は通常 県から州へ順に上告する必要があり、越訴になる。

おぉ、ここに太鼓があった! 打て打て~。しかもナイスタイミングに、陛下にも欧陽旭にもその音が届く。朝廷には八議の法というものが存在し、高官や高位の者は懲罰を減免される。

これら八種に属する人は減免される。议亲(宗室),议故(皇帝の旧知),议贤(修養が高い),议能(卓越した才能),议功(顕著な功),议贵(三品以上の官吏や一品の爵位),议勤(国に尽くした),议宾(国賓)。

長官が白い筆を取ったら、訴えを受理したという意味なのかな。赤い筆は刑の執行。趙盼児の杖刑に、え?なんでみんな集まってるの? というか、またコレするの?しかもなんか中途半端……。臀杖が脊杖に変えられたらしい、身体はもつのかな。声をあげてくれるのね。

刑場破りを知って顧千帆が咎められるかと思いきや、皇后を叱ってくれていた陛下。真心で接していると皇后に話している。

皇帝の父上の教えは「君たる道、気ままであるべからず。心に天の理を抱き民意を重んじよ/ 为君之道,万事不可肆情,要心存天理,事重民意」。

顧千帆は、皇后に自分が蕭欽言の息子と明かし、機密を知っていると伝え、刃も向ける。大丈夫か~。

40話感想

顧千帆は陛下の持つ『夜宴図』が本物であると皇后に伝える。趙盼児が欧陽旭にこだわるのは、皇后が斉牧を許せないのと同じ思い。

太宗から下賜された妙薬とやらが高鵠から届く。出た!妙薬!!コレがウルトラスーパー効くんだ。

太陽が昇る。

黒い筆赤い筆を投げたから、刑を執行という意味? 来たよ来たよ、命が。そして周りにいた皆から30貫のお金が集まるよ。良かった、良かった。

白い筆で欧陽旭が召し出される。趙盼児側の婚約の証拠は、欧陽旭の先祖の原籍と誕辰。三娘が贈った婚約祝いの硯。欧陽旭の「刑法と慣習は全くの別物だ」が、趙盼児に火を付けた。

陛下は己にないものを持つ、野心あふれる有能な女子だったから皇后にしたと話す。

書生の屍を調べると「歩虚訽」があり、道家の祭事で演奏される音曲で、歩虚詞と工尺譜が一致しておらず、「欧陽旭が私を殺した」とあり、裏には「紫陽観」の文字もある。書生が子明でいいのかな? 侍従が徳さんで、ごろつきへの指示は彼であってほしいなぁ。

陛下おでまし~~~。官職を剥奪し、皇城司の獄行き。

それぞれ望みが尋ねられる。孫三娘は誥命の衣を申し出、快諾される。え?宋引章は自分のことは言わないの?
 趙盼児は賤民は卑しくないと証明したかった。賤民である苦しみから解き放ってくださいと。太監や皇后までもが願い出る。

良賤制は秦漢期に始まった。教坊司の優秀な楽師や職人に内侍省翰林院の職を授け、官吏なので賤民でなくなる。

宋引章にうっとりしている池蟠。

孫三娘の船上結婚式。橋上から花吹雪を投げる陳廉は葛招娣にキスしている。

趙盼児と顧千帆もいちゃいちゃ。そして回想場面。手を繋いで橋を渡るふたり。
(完)

 

夢華録完走記

大団円となり、めでたしめでたし。

最終回、なんだかあまり感情移入できずに見ており、宋引章が成長したなぁと思ったのが一番であった。

時折繰り返される刑の執行はそういうマニア向けなんですかね?という位、くどく感じられ、それをジャジャーンと救うのも段々慣れてきて。

顧千帆とお金の行き違いの辺りがちょっと無理あったなぁという感じ。

そして最後のラスボスが欧陽旭というのが、悪役としてスケール小さすぎて成敗してもスカッとしないし、すべての人身御供にされた感じでなんだかなぁ。

皇后も自分の事しか考えていないように見えたし、でも寵愛しているから皇帝は意に介してないワケで、わざわざ皇帝がお出ましになるのと釣り合いがイマイチ取れない。割と悪いヤツが小市民的にワルくて、生理的に不快なのはなんなんだろ。妙に生々しいのだ。

結局、欧陽旭を気に入った令嬢がえらく悲惨な目に遭っていたのは、欧陽旭の指示という事で合っているのでしょうか。そして道案内の子明くんに救いをあげてください。

蕭欽言も斉牧も雷敬も最後は出ず終いだったが、話数を減らしたというのも見かけたので、しょうがないのかな?

最初の茶芸のワクワク感や、顧千帆との距離を縮めていく辺り茶楼酒楼の場面は好きだったなぁ。酒楼あたりでの趙盼児と池蟠のやり取りも良かったし、何四があれほど味のある役になるとは思っていなかったな。花月宴のようなのは華やかで好き。

ついでに刑罰にも詳しくなってしまったような……。裁判官が筆を投げていたのが面白かった。あれはどういう由来なんだろ。成化十四年でもしていたのかな、宋代ならではなんだろか。

わりと女性陣たちはサバサバしており、男性陣の方がロマンチストな演出になっていたような。趙盼児のキャラなのか、劉亦菲の持ち味なのか、特にロマンスにしなくても、細腕繁盛記な物語の方が合っている気がした。

陳廉の正体が実は……というのかと期待したが何もなく、ただ女性に囲まれ大事にされたお坊ちゃまだったゎ。

賤民という身分からの解放という意味では、『風起洛陽』を思い出した。
宋代の食べ物やお茶や風俗などが興味深かったドラマでした。

 

 

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