2023-01-01から1年間の記事一覧
6話料理&漢詩メモ 王后の六服とは褘衣(きい)、揄狄(ゆてき)、闕狄(けつてき)、鞠衣(きくい)、展衣(てんい)、褖衣(たんい)。太后・劉娥は袞衣(こんえ)をまといたいと言い始める。袞衣は天子の礼服。 《周礼·天官》下内司服掌王后之六服,袆衣…
書院では千字文を復唱。欧陽旭の漢詩は李商隠『錦瑟』。鵝梨帳中香は梨や沉香の香り。
中国ドラマ『孤城閉〜仁宗、その愛と大義〜』が、2023年5月17日(木)からBS11にて各話月~金放送で始まった。BS版は全69話。オリジナル版タイトルは《清平乐》。 時代は宋代仁宗で、『夢華録』でも見かけた皇后劉娥に興味を持ち見始めた。淡々とした押え気…
35話感想 趙盼児と池蟠がお祭りな街を歩く場面は風情がある、姉さん女房的なのも似合ってはいるけれど、そうはならないわね。♪Sunnee杨芸晴『今夕是何年』が歌詞付きで流れる。 池蟠は馴染みの店で水晶餃子(水晶角儿)、鰻の包子(肺鳝鱼包子)、麻飲細粉…
28話感想 ビョンインにとっての本物ソヨンがいないのは切ないな……「窮地を脱するまで手を取れ」って言うのも切なすぎる。そこへ仮面の男~!
33話感想 趙盼児は顧千帆との日々を思い出しており、♪「なぜに互いを忘れられようか」の歌詞が沁みるな。 3日後。花火が打ち上がっている。もしかして永安楼の開店日? 茶楼の常連さんも来訪してる。
25話感想メモ 若草色×青色衣装の王妃。「愛してる梨花酒(イファジュ)、牛乳色の梨花酒~」と嬉しそうに飲む。『武備要覧』を完成。流れる♪DinDin『Keep Going』。♪シウミン『To My One And Only You』。
22話感想メモ 東匪(トンビ/新興宗教である東学の信者)らが朝廷を脅かしていると大臣たちは糾弾。東学は1860年に崔済愚が起こした新宗教。 タミャンに毒が賜わるも、哲宗からの指のサインは「嘘をついている」。タミャンの母親は官奴から解放され地方で暮…
石崇と緑珠の物語。十三太保と言えば、李克用の義子~。趙盼児も忙しい!
19話感想メモ チェ尚宮を手当てする侍医は、待令熟手に「水刺間では邪魔者だった」と言われ、「人も物もそれにふさわしい場所があるものだ」と返している。
16話感想メモ 死んだ者や失踪した者の戸籍を使っていたと指摘するこのよろず屋の主人、有能と言えば有能だな。 端午の節句に宴を催すことを提案する哲宗、英祖(ヨンジュ/第21代国王)も長い病から回復して宴を開いたと先例を示す。英祖は『赤い袖先』でも…
「想夫憐」に「春鴬囀」。
13話感想メモ 父は「男にとって女人の心は仏の教えほどに難しいものです」と言い、王妃ソヨンは「理解は不要、夫婦とは誤解で成り立つ仲だ」と話す。 哲宗にとってノータッチとは、「考えが合わなくても幸せになれる。互いの違いを認め、それを乗り越えて…
2023年4月26日頃、雑誌『すばる』にて墨香銅臭×綿矢りさ×括号鼎談との知らせがSNSにて発表された。雑誌販売価格は1100円。
ドラマ『狼殿下』の放映が始まった頃、最初は視聴をどうしようかと思っていたのを後押しした一つは、時代背景が「五代十国時代」との情報であった。 というのも『山河令』の時に五代十国の晋~後唐の辺りを調べており、私は何だか知らないが、史実がモデルな…
10話感想メモ ボンファンと入れ替わった王妃が自分の体で勝手をしているのではと、ボンファンが男性をナンパしている様子を想像しているが、深窓令嬢の王妃さまがするワケがないです(チェ尚宮口調で読んでほしい)。ついにこっくりさんにまで手を出してい…
茘枝膏水と豆児水、酸梅浆は夏の飲物。大相国寺長生庫券や祥符元宝は宋代のお金。皇城司の扁額【祥符元宝】より駱賓王『為徐敬業討武曌檄』。磨喝楽人形の袁遇昌。
7話感想メモ 待令熟手マンボクが皆に「交代後皆でどぶろくでもどうだ?」と声をかけるが返事はない。 王妃より冷たい飲物を所望され、杜鵑花菜(トウギョンファチェ)を作る。熟れた五味子を煮出した汁に蜂蜜を入れて甘さを出し、梨とミカンで清涼感を足し…
魔道祖師の作者である墨香銅臭氏が、すばる2023年6月号にて鼎談!魔道祖師のファンでもおられる小説家綿矢りさ氏、魔道祖師ラジオドラマ監修の括号氏と、「良い物語を創るのに必要なこと」を語る。 ラジオドラマ魔道祖師公式が「日本初の…重大発表」と予告し…
東京にも暑い夏が到来。かき氷や解暑の汁物や蜜瓜が夏めいている。
4話感想メモ イ・センマンは「こ(イ)の人生(セン)終(マン)わってる」という意味らしい。『慶世年』みたいな現代語。王妃ソヨンのチョップがイイね。
出演作の撮影時期と放映時期 ドラマ視聴途中でダレンワンがシャオ・ジャンも出演していた『ザ・ルーキーズ』の主役だった事に気付き、肖戦と王大陸や、李沁や辛芷蕾がよく共演しているので気になって撮影時期(初回放映日)も調べてみた。中国ネット情報です…
23話感想 蕭家の寿宴で張好好が、陛下(真宗)の詩を歌う。「翠萼 早朝に綻べば、清香諸処に漂う。高低に曲檻を臨み、紅白の間に見える繊条。潤いは温玉に比し、繁るは絳綃の束のごとし。図に描かれるに堪え、名筆は僧繇にあり。 春律は半ばを過ぎ、繁枝は…
韓国ドラマ『哲仁王后~俺がクイーン!?~』(チョルインワンフ)が、BSテレ東にて2023年4月12日(水)より月~金放送で再放送されている。こちらは日本語吹替版と日本語字幕が表示されるタイプ。 去年、BS版放送の途中でなんとなく見かけ、現代の大統領官…
狼殿下はドラマオリジナル脚本で、小説は台湾で書籍化もされている。 著者は陳玉珊編劇團隊、湛藍。2020年4月17日発売とあり、ドラマの中国放送は2020年11月19日だったので、先行発表されたのね。
21話感想&メモ 蕭家特製の牛すじの煮込み(張嫂的牛筋)を勧める蕭欽言。顧千帆の好物だったえびや(虾篓子)や富貴如意餅を覚えており、焼き豚(焼臆子)や鴨の炙り(炙鴨)もできると言うが、顧千帆は医師から蝦や蟹を控えるよう言われていると話す。
狼殿下完走記 いや~ハマったハマった! 最終回を迎えてからも、時代背景や小説でどっぷり浸かっており、いまだこの世界で迷子中。SNS的に言えばイカ釣り漁船で出航して、河を遡り(鮭か)狼狩山でウロウロしているといいましょうか。完走記も長文です!
小舟で甘々~。宋代の銘茶の数々出て来て、梨肉好郎君となっ。
49話最終回感想 なんでこんな展開になるのと思っていた前話(牢入りや安神薬とか)であったが、遥姫とのやり取りや無双な馬摘星が見応えあった最終回。
2022微博之夜が2023年3月25日(土)に開催された。2022年度の表彰なので名称は2022である。 桜も満開で見頃なのだけれど、あいにくの雨と寒さという事もあり、微博之夜をネット視聴することに。 現地ではファンが会場に集まり、なんだかスゴい事になってレッ…