クズ悪役の自己救済システム５話修雅編感想/天罡降魔呪,無可解

５話最終試合は主役の定位置

システムは、ここは女主２名が戦い、男主が頭角を現すシーンと主張する。

第二試合に名乗りをあげる第一女主 蒼穹山派一の美女で仙姝峰門下（せんしゅほう）柳清歌の妹 柳溟煙（リウ・ミンイエン）。

二大ヒロインの競演、柳溟煙ＶＳ魔族の新聖女 紗華鈴。
清楚な正道聖女と凶暴な魔教妖女の対戦に期待していたら、舞踏するだけなふたり……。この舞踏のインパクトが強く、女性陣が戦う時にはこの光景が目に浮かぶようになってしまったよ。念を使い45手交わし「血の見えぬ戦い」と言う明帆には何が見えるんだ。踊って己の霊力の巡りを隠し、相手をかき乱す機を狙っており、勝敗を分けるのは心が動じるか動じぬか。
師尊がよそ見している間に魔族の新聖女紗華鈴の勝ち。なんじゃ、そりゃ。

最後の試合は天錘長老（てんすい）。１丈の背丈があり数百年は生きている。安易な命名に文句をつける師尊。甲冑にはトゲがあり猛毒が塗られており毒消しはない。師尊の転生前は紗華鈴のファンであったらしい。

洛氷河を指名する師尊。
洛氷河ＶＳ天錘長老。名乗りもさせてもらえない洛氷河。対戦中にデフォルト沈清秋にやられ続けた数々を思い出す洛氷河。デフォルト沈清秋の仕打ちは酷いな……。

追いこまれた洛氷河に檄を飛ばす師尊。洛氷河は相手が魔族ならばと「天罡降魔呪」（てんこうこうまじゅ）を飛ばす。自分を信じてくれる師尊のためにパワーアップする洛氷河。転生した師尊の努力が実ってるよ～～～。

主人公はチートで強い。
洛氷河の勝利。
主役痛快度+500。

天錘長老が洛氷河を襲うのを、ついかばってしまった師尊、魔界の珍毒「無可解」（むかかい/解毒不能）に毒されてしまう。
（つづく）