クズ悪役の自己救済システム2話修雅編感想/穿書自救指南

中国アニメ『穿書自救指南』は、『クズ悪役の自己救済システム』と邦題が付けられた。推奨タグはアニメさはん、クズシス。

日本語字幕版はWOWOWにて2023年6月7日～8月9日に週１回放送していた。全10話。19分程度なのでさくさくと見ることができる。

各話タイトルの字体が、沈清秋の思いがこめられているようで、なんともいえない味わいを出している。

以前中国版の第１話を見た時はＰＣ画面であったこともあり、テレビで見ると映像も綺麗で、まさにゲームの世界に入ったかのよう。なぜに３Ｄアニメなのかと思っていたが、『狂傲仙魔途』の世界に入りこんでいるかの気分になれるような。

登場人物名やシステムの進行について、備忘録にとまとめてます。

２話ＯＯＣを制し、任務を制す

大師兄明帆（ミンファン）が洛氷河を殴りかかる場面から始まる。師尊が洛氷河をこっそり「摘葉飛花」で助太刀すると、早速システムが違反行為と告げＢ格85となり、25までに落ちる。
　師尊が玉佩を手に入れると、キーアイテム偽の玉観音獲得でプロット変更となり、Ｂ格175に。洛氷河の手には葉っぱが、師尊には玉牌と、同じ緑色なのがエモい。

ＯＰに出てくる映像だ。岳清源（ユエ・チンユエン）が声をかけ、蓮にトンボが止まる。岳清源の頭の上に「！」が出て、任務（クエスト）を出すＮＰＣ。NPCとはNon Player Characterの略で、プレイヤーが操作できないキャラクターのこと。

初級段階の任務は、双湖鎮にて連続皮剥ぎ殺人の捜査と真相解明。拒否することはできない。

修真界のハズなのに御剣ではなく馬車で外出に、ハリ○タでもかと文句たらたらな師尊。Ｂ格を上げために原作の隠しエピソードを体験するようだ。

徒歩の洛氷河を馬車に乗せる師尊、システムには「溺愛している寧嬰嬰（ニン・インイン）にお願いされ失望させられない」と屁理屈をこねる。師尊は洛氷河に薬を放り投げて傷を治させている。つい笑顔を向けると即さま違反でＢ格165。

陳府（チェン）。剥皮客（はくひかく）は若くて美しい女子を狙い、側女２人と町では９人が襲われた。蝶児（ディエアル）をひざに抱える旦那様 陳員外（チェンいんがい）に、清静峰（せいせい）が解決すると言う。

沈清秋は静寂を好み賑やかな場を嫌うキャラ設定なので、町にも出られない。

愛妾孫氏（スン）の墓がある。包子（パオズ）が売られている。魔物があらわれ師姐（ししゃ）がさらわれた。

ここは蒼穹山（そうきゅう）のおひざ元。キャラマッチ度の高いセリフは褒められる。

あっさり現れる魔物を追う師尊。脂粉舗。Ｂ格100ポイントで簡単モード（イージー）に切り替えられるときたもんだ。すると魔気（まき）が視覚化される。足の速い洛氷河。

辿り着いた先は振り出しに戻って陳府だった。魔気に倒れこむふたり。
（つづく）

ちなみにＢ格の説明はコチラ。
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