アニメ魔道祖師完結編２話感想字幕版声優/歪歪,銭文青,ブラック暁星塵

今回もリアタイはどうしようかと思いつつ、やっぱり魔道祖師Ｑが見たくなり0時30分にスタンバイ。
　怒りマーク＋耳赤い藍忘機に時々下がり眉になる魏無羨、口元隠し扇子が可愛い聶懐桑に、ツンツンしている割に言う事は「遊ぼう」な江澄、そして疑うことを知らない藍氏双璧。座学時代にほのぼの。

完結編２話感想「操り主/25話霜华」

魏無羨の笛の法陣の威力がスゴい！鬼道は反動を受けやすく、義城の屍は人の気に集まる。藍忘機が琴を鳴らすと一網打尽。

襲ってきた傀儡と笛で戦う魏無羨、紙人形も使って戦っている。圧倒的に強い夷陵老祖。傀儡は刺顱釘（しろてい）があり、払雪（ふっせつ）剣を所持し霜花の印もあり宋子琛だった。鬼将軍があらわれ宋子琛と戦う。

薛洋がパチンと指を鳴らす回想？ブラック暁星塵だ～。焚灰引魂（ふんばいいんこん）の威力を褒め称え、薛洋だった！

常萍の問霊での記憶で薛洋とわかったようだ。藍思追の宋嵐への問霊が省略されて、含光君の問霊となったのね。

鎖霊嚢がモゴモゴと動く！そんなに意思表示するものなのか。薛洋は魂を修復するように迫る。蟻が映る。魏無羨は薛洋に十数年前にバラバラにされた骸の真相を問う中、藍忘機が現われ薛洋はこの場を去る。暁星塵の容貌で言う「さすが含光君だ、屍300体でも～」が実に色っぽい。

出た！もち米～。含光君が毒粉の解毒剤にともち米を調達し、ナントふたり一緒に調理している～。欧陽子真（オウヤン・ズージェン）も登場！敷居が高いのは魔除けとなり、屍化した者が外に出るのを防ぐ。

含光君が手ずから金凌にもち米粥を飲ませており、これまたＱ25話の蜂蜜入りを思い出すな。藍思追は「この味はどこか懐かしい」と言い、金凌はあまりの辛さに泣いている。

杖の音のおかげで藍思追たちは含光君に見つけてもらえたようだ。世家子弟としての第一の任務は肝を太くすること、驚くと血が上がり攻撃を受けやすくなる。この辺りは原作小説にあった。夷陵老祖の貴重な指導は観察に実戦。欧陽子真は色男認定され、何かとこわがる藍景儀は金凌と抱きついている。こちらもＱ21話にもあった。

阿箐（アージン）！　藍忘機が棺を一撃で開けると、そこには暁星塵が横たわっていた。

11年前。暁星塵に阿箐がぶつかる。そこへ倒れていたのは薛洋。
（つづく）

魔道祖師アニメと陳情令との違い

ドラマ「陳情令」の義城城編は、魏無羨が以前とは異なった戦力となり人が演じているのもあって、より人間くさくドラマ感が増しその分辛さも増幅されている。陳情令の魏無羨はどこか儚いのだ。
　一方アニメ「魔道祖師」は魏無羨の夷陵老祖感マシマシな上に余裕たっぷりで、藍忘機と常に行動を共にしており、原作小説に近いイメージに思える。同じ義城編でも受ける印象が少し異なるのが新鮮！

原作やドラマでは、戦うのは含光君にお任せで魏無羨は世家の子弟たちを率いて辛いもち米粥を作る。暁星塵を助け宋嵐に藍思追が問霊、ブラック暁星塵の正体を見破る。そして魏無羨は阿箐と共情する。

完結編２話吹替版感想

金凌への木村魏無羨の口調が優しいな。内山暁星塵は具合悪そうに感じられる。忘機琴の威力がスゴッ。吹替版は音に集中でき、こんな音楽が流れていたのだと気付きが多く、吹替版の台詞がちょくちょく印象に残る。
　「ここまで鬼道を究めているとは」に、木村魏無羨は「褒めすぎだ/それほどでも字幕版」と返し、微妙にニュアンスが変わるのだ。ここで暁星塵は宋嵐を自分に襲わせていたのか。

夷陵老祖の「起きあがれ/起きるんだ字幕版」。暁星塵の顔で、内山薛洋の声の衝撃たるや……。暁星塵がいなくなったことを、かえって実感して辛くなる。

そして木村夷陵老祖 VS 内山薛洋の舌戦対決がなかなかなのだ。暁星塵のことを「名利を求めない正義の士/清逸たる正義の士字幕版」と評す。この鎖霊嚢のモゴモゴはあの人の動き……。

内山薛洋の「ゴロツキだからな/ならず者字幕版」と木村魏無羨の「霊の修復は疲れる」の丁々発止～からの、含光君との連携も素敵。とにかく余裕たっぷりな夷陵老祖がシビれます。

CMで陳情令Blu-rayが忘羨ふたりの声で流れるのもニッコリ。

威勢が良くて怖がり斎藤藍景儀に、落ち着き土屋藍思追。欧陽子真は千先広大さん、色男認定されている。立花藍忘機が「もち米」を連発したり、ジタバタする梶金凌が面白い。木村魏無羨が阿箐を見て「おぉー」と言う所が、魔道祖師Qの阿傑魏無羨ぽかった。

そして優しい石川暁星塵、こんな人に「お嬢さん、大丈夫か」と言われたら、ときめいてしまうわ。2023.1.16追記