笛の音と琴の調べ

ドラマ「陳情令」・「魔道祖師Q」・小説/アニメ「魔道祖師」の感想や考察を綴っているブログです。「愛なんてただそれだけのこと」「宮廷の諍い女」を更新中。⇩カテゴリー選択はスマホでは左にフリックしてください。

卿卿日常37話,38話感想

37話感想

四少主は夫人に「高望みをせずに堅実に生きないか?」と言うも、四少主夫人は「運命は受け入れるのでなく自分で切り開くものよ」と。

和夫人と李薇はすっかり仲良くなっている。和夫人は高麗人参霊芝を六少主に贈り、六少主は羊モツの汁物(羊肚湯)を勧める。李薇が和夫人を「義母上/母亲」と呼んだ~。

六少主と李薇が、同じ床で仲良く並んでいる。横にズレる六少主がカワイイ。「妻の看病が功を奏せず亡くなると、新川の法では死罪になる」って、少主だから?側室だから?子がいないから? 「寡婦」の言葉に、李薇はキスをして口封じ~。挿入歌『南風』が流れる~♪

四少主が早朝から来ているのに対して、梁実太監は「時勢を読む者を俊傑というが、読み過ぎればいつか行き詰まる。人の上には立てない」と配下に話す。

三少主に「野心があれど、立ち回りに長けるだけの風見鶏」呼ばわりされる四少主……。兄弟を傷つけるか否か。「悪事はいつか明るみに出る/若要人不知,除非己莫为」と。

新川王は四少主に「罰するのではなく、父の思いを分かってほしいだけだ」と諭す。

体調を崩し横になっている新川主に、「久しぶりのお越しだけど、鐘懿殿に来れば安全だとでも思った?」と新川夫人。コワイ~、急にどうした。「周囲の者を利用し道具としか考えないから、皆去って行く」と言い捨てて行く。新川夫人は息子は誰も来ないと言っていたが、面会拒絶されているようでもあり、あれ?という感じ。

「治礼司は世継ぎの冊封礼を検討すべきなのでは?」と言う林司長。
心から新川王を案じるのは、六少主曰く、三少主と七少主だけらしい。

お粥を食べる六少主。

五少主~久しぶり~。病身の父との対面、家族を信じてと言う五少主はイイ人だ。父親の誕生日……主上の誕生日はなかなか忘れられないのでは……。

放浪に憧れる李薇。ブドウを食べる上官婧。

一家で揃う新川王家族。李薇が献上した牛肉でんぶ(肉松配粥)も好評のよう。李薇も正式な六少主夫人となる。四少主夫妻もやって来たが、挨拶だけで帰された……。

四少主邸の「遜志時敏/常に謙虚に学ぶべし」の扁額。主上と同じ誕生日に産むって、どうした……。

四少主夫人が男児を出産!本来ならば半月後の予定。

新川主に六少主が贈ったのは、座布団の端に銅を入れ中によもぎを詰め温めた、いわば温熱座布団!

梁実は9歳で宮中へ、11歳で少主な新川主に仕え始めた。

ED:摩登兄弟劉宇寧『清暉』

38話感想

新川主は民情の視察への同行を四少主に打診する。岸(三少主)よりも六少主を買っているのね。離縁を勧める新川主に、妻を庇う四少主、そこに誠実さを見出されたね。

孫の名は(てつ)、底まで見える清い水の意味。孫にはいかなる時にも澄みきった心を持ち続けてほしいと、新川主より名付けられる。

四少主夫妻、いやいやいや、あそこで妻を捨てていたら、不届き者呼ばわりされて少主の座も追われていたよ。コトの結末をお互いのせいにしない潔さは好感が持てる。ふたりの「少なくとも子供は庶出ではない」という言葉が切ない……。


いよいよ李薇との正式な婚姻が近付き、六少主は霽川へ行き岳父に会う。
新川主は六少主に朝政の代行を打診。玉璽~と思ったら、太子の私印か。
業精於勤/学問に励み向上せよ」の扁額。

載笛との扁額「見素抱樸」。飾らず素朴であることの意。今や太子となった六少主。

老子 第十九章』
绝圣弃智,民利百倍;绝仁弃义,民复孝慈;绝巧弃利,盗贼无有。
三者,以为文不足,故令有所属。
见素抱朴,少私寡欲,绝学无忧。
(略)
素地のままを外面に現わし純朴さを内面に守りつつ、私心を抑え我欲を寡なくする。こんな風にして社会を変えていきたいものだ。
池田知久「老子」2019 講談社


長楽生花店。夜市も賑わっている。この通りの長楽の屋台は、すべて郝葭の店とはやり手だ!座布団にドリアンを勧める郝葭。五少主は同じ穴の狸、上官婧は狐、郝葭は狢と。


太子となるよりも婿認定の方が大きな出来事となっているという……。

霽川へ。
六少主も旅装束なポニーテール~。

李薇の家族とミカンを食べている。父だけ婚姻に反対している。
庶民の家の割には、食事処も池の周りでステキな建物。

実家では夫婦も別室が霽川の決まりと、李薇父と婿殿六少主が同じ寝室という……。「一生李薇を守る」と告げる六少主。

任務はまずは鶏の卵取り。
薪割り。父の方が割れずにいる。
六少主はなんでも出来ちゃうのよね~。
牛への餌やり。
猟狼山の槐の花採り。

こういうノリがこのドラマの良い所よね。
李薇母に締めあげられる李薇父。
狼と聞くと、『狼殿下』を思い出してしまうわ。

怪我した六少主を、生薬で手当する李薇父。こんなデキすぎな婿だったら、嫁の家族も安心よね。夫人選抜会は3年に一度なのか。
しきたりにのっとり、月楼廟で生涯の愛を誓うと言う。「世の美食を李薇に作ってやりまるまる太らせます」というのがカワイイ。

月楼廟にて

手を握って町を散策、挿入歌『至味』が流れる。饅頭を買う。
月楼廟で誓うふたり。六少主は「丸々太らせます」とな。
願いは木につるす。筆や硯も懐から取り出すドラえもん李薇。選抜会の前に書いた願いごとが六少主に見つかる。

ED:叶炫清『南風』

 

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