12話 百無禁忌
いよいよ2期最終回。
第11話の終わり「だから一瞬って言ったろ?」から始まる。
OP。
血雨探花と友達になれて「太子殿下は実に運がいいね」と言う風師。
天界に戻る3人。血まみれなままの風信、帝君もお疲れな様子。今月の守衛当番は裴茗将軍だった。郎千秋は仙楽太子の追放を阻止するようにだけ言付けていた。
帝君とふたりきりとなり、鎏金宴について帝君に伝える太子殿下。帝君が地師 明儀を鬼界へ送りこんだのは、花城が天界に詳しく、上天庭へ間者を送った疑いがあったからだった。
絶となった者は、常人では耐え難き苦難を経験しており、銅炉山から出でた絶境鬼王は恐ろしいと警告する帝君。帝君と花城とで、三界は均衡を保っているのね。
母后を思い出す太子殿下。チビ太子殿下がカワイイ。
回想が続く。
そうやって人界に降り立つものなのですか。
一面の紅葉に、修練する子供たち。……の姿は消え去り、鬱蒼と茂った森の中。枝を払いながら進む太子殿下、衣を枝が破る。
リスが2匹木の実を食べている。
井戸の中へと太子殿下が降りるのがなんだかカッコイィ。
辿り着いた先は陵墓。灯を灯すときらめく星空のような光。2つの棺が並んでおり両親の棺のようだ。
しかし棺の中から泣声が聞こえる。そこには青鬼たちから助けた子供と、遺灰が……。剣が振り下ろされ、受け止めると子供の父親に入りこんだ戚容だった。しぶとい~~~。
子供にとっては姿は父親なワケで、殺したくとも目の前では殺せないジレンマ……。太子殿下は剣を振り上げ。
EDが流れ始め、回想となる。
半月国師の言葉、
3人目から食べ物を奪おうとしたら……に安楽王。
花城が殿下にかけた言葉。
三郎に返した言葉。
「殿下!忘れない。僕は忘れない。永遠にあなたのことは忘れないから!」。
「哥哥、今度は最後まで肩を並べて歩みたい」。
ED
(完)
うっとうしい戚容で終わるのかしらと思っていたら、最後にキターーーー!!!
EDの入り方が最高なのです。
本編をご覧くださいませ。
2期12話と原作小説について
小説『天官賜福』第2巻第二十五章。
小説を忠実に再現されているところ。
殿下が風信に謝ったのは、花城の代わりの謝罪とある。
風師が職務怠慢と非難したのは当番を慕情だと思っていたためだが、記憶違いであったようだ。
帝君に贈られた仙楽宮は立入禁止となっていた。殿下が向かった先は仙楽国皇室の道観で、かつての信徒たちによって火を放たれ焦土化したもの。
地下の陵墓できらめいていたのは、夜明珠と金剛石。棺の中には千年保たれる母后の遺体があるはずであった。
剣 芳心が振り下ろされた後は、アニメオリジナルである。
第二十六章からは太子殿下が仙楽国の太子殿下だった頃のお話。
第3期は果たしてあるのか。
まずは日本語翻訳版3巻の発売が待ち遠しい。
WOWOW字幕版放送:2024年1月17日24時30分
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