中国アニメ『烈火澆愁』がBS11にて2024年1月8日より毎週月曜深夜に放送開始となり、同じ枠で『魔道祖師Q』吹替版が第11話より放送されているのです!『烈火澆愁』は全12話なので、魔道祖師Qは第22話まで放送予定なのかな。残り8話はどこで放映されるんだろう~と今から案じてみる。
11話 月下の惜別/月下惜別
(回想)老人が鼻歌を歌っている。城外へ銀の蝶が舞い、棺の中の国師の胸には釘が打ち込まれている。陛下となった郎千秋は国師の面は外さずに棺を閉める。国師は「誰だ、誰がそこに」と手を伸ばすが……。
OP。
現在。太子殿下は我を取り戻し、三郎に謝る。「あなたは悪くない」「両族の争いを防いだ」「3人の命で太平を得る」と言う三郎。殿下は「迷わず正しい行いをすればいい結果になる」と千秋に信じさせたかった。仙楽遺民に寛容な国主という良い兆しがあった時に起こった悲劇……。「私は大失敗だ」と言い、殿下は自らの手で太子像を破壊する。
ふたりは捕らえられていた人たちを解放。殿下は戚容の関与をどう知り得たかを三郎に尋ねる。三郎は戚容の手口で見抜くも、芳心国師は戚容の回し者だと思っていたようだ。仙楽と永安は同じ源流であり、戚容が扇動できたのは仙楽皇室の末裔 安楽王だった。殿下に糸口もないのに当てるとはと言われ「ただよく分かっているだけ」「あなたではないと信じただけ」と返す三郎。このキラーンとした音はなんだ。「自らを貶めただけ」とも。
殿下は「美化しすぎてはいけない」「完璧な幻影は崩れ去る」と言うも、三郎は「他人が失望しようと、ある者にとってはその人の存在自体が希望なんだ」と。心臓の鼓動が響く。
「なんとなく感じるんだ、君とは過去に会っていると」「三郎、君は一体何者?」と問いかける太子殿下。
そこへ女相の風師が現れ、風信が弓矢を構える様子に、三郎は太子殿下を引っ張って近寄せる。風師は一芝居を打ち、会話を通霊陣へ流し話はつける。いまだ弓矢を構えたままである南陽将軍に、何かを押しつけたらしい風師娘娘。風信は女性がコワイ……。男相に変わる風師。
風信も戚容のことを知っているのね。
風師は「太子殿下がすごい。東南武神(風信)、西南武神(慕情)は古い知り合いで、東方武神(郎千秋)は弟子で、青灯夜遊(戚容)は実の従弟、鬼市の親分血雨探花(三郎)は結盟の兄弟、風師は友人だ」と言う。
そんな風師に、殿下は「清風一過し、蔭霾(いんばい)も吹き飛ぶ/清风过境,阴霾就都被吹散了」と笑顔になる。
花城と風信の間に火花が散る。手下の鬼達の片付けを、風信が「自分は一瞬でやれるのか」と言うと、シャラランと飾りが鳴り三郎は傘をさす。察した様子の風師が後ずさりをすると、血の雨が降ってきて、風信がずぶ濡れ~。
千秋の件で礼を言う殿下に、三郎は「俺と鬼市に戻るなら歓迎するよ」「思うままに進んで」と手を振って去る。
(つづく)
一段とEDが沁みるなぁ。
風師の存在に救われる。
三郎の語り口がいちいちカッコイィのだ。
2期11話と原作小説について
小説『天官賜福』第2巻第二十三章~二十四章。
冒頭の棺の詳しい描写は小説にはないが、他は小説と同じ台詞で丁寧に描かれている。風信の弓は君吾から贈られた風神弓で、非常に厄介な法宝。また風信が戚容を以前から嫌っていたことも描かれている。
原作では、風師が評した殿下と血雨探花の関係(結盟の兄弟)については、花城も風信も同意しかねていたようだ。また血の雨が降ったのは、花城は一瞬で子鬼の群れの片付けを終わらせたのであった。
そして来週は2期最終回? いったいどこで終わるの?
WOWOW字幕版放送:2024年1月10日24時30分
吹替版11話
女体な風師の声(川澄綾子)がカワイイな。
花城(福山潤)が傘を差し「待ってて。こうしてる間にも、雲行きは すぐに 変わる」に聴き惚れた~。
TV吹替版放送:2024年3月17日(日)放送
WOWOW吹替版放送:2024年3月18日(月)26時放送
外部サイト
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