愛なんてただそれだけのこと33話,34話感想

いよいよ呉磊（ウーレイ）主演映画『西湖畔に生きる』が、2024年9月27日に日本公開となります。

３３話感想

復帰試合にのぞむ宋三川のために、安従は勝運アップル、頑張れオレンジを贈る。負けナシは自粛したそうだ。

梁友安は冷却剤を手渡している。紫色のヘアバンドをしている宋三川。心因性の痛みで負けてしまう。再び心因性になってしまうのはダメージ大きいよね。

宋三川は大きな西瓜を手土産に梁友安のマンションを訪れる。今回は随分、フルーツ推しだな。梁友安は気分を上げるためにと、宋三川の手足にマニキュアしてるよ。梁友安ママが突然、ヤマモモ狩りの帰りにマンションにやって来た。察し良く帰って行ったママ。
「バレた？」と聞いた梁友安に「大丈夫」と頭をちょこんとされ、宋三川の見せる表情が好きだな。宋三川を肩にもたれさせる男前な梁友安さん。

許楽西は張岩コーチに呪いの言葉を吐き続けているよ。宋三川はドーピング検査でひっかかってしまう。

そんな宋三川に梁友安は「もっと自分を優しく見守っていいんだよ」「前に行ってたよね、その時の光、その時の気温、テニスは一期一会だ、そう考えればいいと思う」「似た恐れは抱く、この先何が起こるなんて誰も分からない、気にしだしたら不安が募る」「毎日練習をしながら問題を１つずつ解決していく、競技を続けた人だけが意志の強さを身につける」と声をかける。降りしきる雨音の中、語りかける梁友安の言葉が宋三川にしみ入り良い場面だ。

「賢さも度が過ぎると悪い面が出てくる、過敏になって自己防衛に走る」と宋三川の事を冷静に分かっている梁友安。「賢い時よりバカな時のあなたのほうが好き、ただ突き進む熱血バカの時」と言うのもイイね。何かを掴んだ宋三川。

張岩コーチは辞める支度をしていたかと思いきや、断捨離ですか。お酒も断ったのね。

結婚は９元で国のお墨付きなのね。梁友安は「生きてる間の１つの体験だ」と語る。

焦ってもがく宋三川に、梁友安がしっかり寄り添っていて心強い良回。先々を頭で考えすぎて煮詰まる時は、バカになれるのも大切なんだね。

３４話感想

父親からも息子からも説得してと頼りにされる梁友安さん。宋三川も蒋焦焦も6元のアイスを食べている。

梁桃は「愛は人をバカにする」「誰にでも公平なのは愛だけだと思う」「平凡な私でも奇跡に巡り会える」と。梁友安に憧れていたのね。

喩えの「バスを追いかけたくなった」とメールすると、すかさず「迎えに行こうか？」と返信する宋三川よ。

専門講座で「アンフォースト・エラーの話をしようか」と立候補したのに、羅念に「追い込まれてないのに勝手に犯すミス」と一蹴され、皆に笑われている張岩コーチ。コーチ達は九陰真経に独狐九剣のトレーニングをするんだとか。任脈と督脈を開き気を巡らせるのね。金庸の射鵰三部作の秘伝書に、独孤求敗が開発した剣法と、意外と武侠派だったコーチ陣。

離婚してようやく蒋焦焦の試合を見に来た蒋傑。奮起した蒋焦焦は10連勝し、今回の優勝は1万5千元、トータル122元の黒字。

梁友安に入院の時の事を打ち明けられ、宋三川の「俺たちの未来のためだろ？」と嬉しそうな表情が良いのだ。「この世で最も愚かなのは、余計なおまけを欲しがる奴だ。確かなのはずっと君と一緒にいたいってことだけ」とキッパリ。そうなのよね、おまけの方が欲しくなっちゃう時があるのよね……。ランダムものとか。