朱一龍の主演映画《东极岛/東極島》に呉磊も出演し、2024年6月クランクインとのネット情報があるようだ。倪妮・谷嘉誠・王千源と魅力的な俳優陣だが、映画の時代は1942年……。
これは戦時下ものかと思ったら、史実のりすぼん丸【里斯本丸沉船事件】にまつわる物語で、りすぼん丸がイギリス兵捕虜輸送中にアメリカ潜水艦の魚雷を受け沈没。付近にいた漁師が300名ものイギリス兵を救ったというもの。
調べると、りすぼん丸は被弾してすぐに沈没したワケではなく、その間のやり取りが結構しんどそうな展開で(そこが描かれるかは別として)、この年代はやはりなぁ……。りすぼん丸は日本の海運会社の船で、あの色合いのファンネルマーク(船の煙突の会社識別マーク)な船の顛末を見るのも憂鬱……。
漁師の罗骁と養子の阿荡とあり、朱一龍と呉磊はその役柄なのかしら。好きな俳優ふたりの熱いタッグは見たい……でもなぁ。この時代のは結構メンタル削られるんよ。俳優見たさと物語の展開に気持ちは綱引き。
38話最終回感想
宋三川はトップスマッシュ・テニスクラブとの契約解除合意書にサインし、トランシーバーで会話を交わす宋三川と梁友安のふたり。いや、トランシーバーはずっと電源入れておかなくてはならないんだろうし、持ち歩くと結構かさばりそうだし、遠距離恋愛なふたりが持つにはさすがに非効率すぎんか?……と野暮なコトを言ってみる。
3か月後、スペインの街並みが映る。どこの街かな?
遠距離恋愛ならではのラブラブぶり。梁友安は「会えないからこそすべての会話が大切なの」。羅念も良き女友達だな。
テニスアカデミーへ通う宋三川、勉強しているのは英語なのね。火鍋スープの素は異国でも人気。
離れて100日目。連絡がないとじっとしていられない宋三川。
あ、トランシーバーが呼びかけているよ。青いジャケットな宋三川、梁友安は「心配で帰ったならそれは的中よ、心変わりした、今のあなたに恋したわ」と。
赤い車で走っている波打ち際の道は青い道路が印象的。いや、スペインのチーズやハムも美味しいと思うぞ。
見送りはしないと言いつつ、空港で号泣する梁友安。すっかり子供化してるけど、なんだかカワイイ。「恋をすると人は子供に戻るのかな?」と。心許した相手にはそうなる傾向はあるよね。
宋三川からの小さなサプライズは……第1話に出てきた犬のイルサ(一二三)だ!
うんうん、イルサの飼い主も、宋三川に頼まれるとねぇ~OKしちゃうよね~。財務部の李さんのパターンだネ、きっと。
蒋焦焦ママ 陳可は年下男性のいる景徳鎮へ。親世代な蒋傑は復縁ならずなのね。ま、その方がサッパリして良いか。
梁桃はホテル住まいから家探しへと。お試しだったの?黄色と黒が阪神カラーみたいなホテルの部屋だ。
蒋傑は高力と釣りしてる。蒋傑が部下に頼られる上司自慢をすると、高力は嫁と仲良しアピール。もはやオモシロ副社長なふたり。
16か月後。張岩コーチと羅念の仲は相変わらずだけど、そういう慎重さも大人でイイよね。張岩コーチもすっかりカワイクなってる。
安従には婚活サイトの会員証が渡されるけど、安従の魅力はそういう所じゃなくて、もっと別のところで発揮されるんだよ~。
ピンクなテニスコートの名称はトップラブ・テニスクラブ。
やり取りはトランシーバーにて。流れる回想場面。
「愛は自分を高めてくれる」
「私たちー結婚します。君が最高、それが愛」
ハイハイ、甘々と思っていたら、最後に出てきた結婚後の生活は、宋三川が梁友安のヘアカットをする場面。そーいやカツラ店の息子だったね。
しかしヘタクソか。
おまけにそのジェイソンみたいなお面なんなの。
そして、ちびまるこな梁友安~~~。
(梁)ケンカもするけど…
(宋)痴話ケンカさ
(梁)基本的にはラブラブかな
(完)
ラブラブだけで終わらずに、最後にこういうオチで来るのも好き。
字幕翻訳:島根磯美、字幕制作:ホワイトライン
38話ロケ地
印象的な青い道路は、深圳龍岡区南澳街道の桔钓沙にある道路。桔钓沙は深圳きっての美しいビーチで、大鵬半島西部に位置している。
ヨットハーバーに面したこの海沿いの道路は、ネットで見ると電動汽車などが走り遊歩道になっているよう。車が走っていたのは撮影だったからなのかな? 正式名称はないが【桔钓沙 蓝色跑道】などで検索できる。
ドラマ完走記
甘々ながらも爽やかな年の差カップルに、印象的な台詞が挿入されるドラマ。
バドミントンにテニスにと、初めは少年漫画スポーツな展開になるのかと思ったけれど、途中で仲間との関係も良い大学の部活な感じも入れつつ、どちらかと言うとスポーツビジネスを描いたドラマ。
見始めてすぐに連想したのは、WOWOWでも放送されていた韓国ドラマ『ボーイフレンド』。真っ直ぐなパク・ボゴム×スタイリッシュでバリキャリなソン・ヘギョなドラマが当時好きでハマって観ていて、あのドラマもロケ地のキューバや韓国などが印象的だった。
『ボーイフレンド』と異なっていたのは、韓国ならではの繋がりの濃い家族に対して、こちらは義理の家族やシングルマザー家族でサラッとした家族関係だったし、ソン・ヘギョはホテル経営で終始キリッとしていたのに対して、梁友安は彼氏に対しては駄々コネしてコメディ、財閥系なお坊ちゃまはあちらでは元旦那なチャン・スンジョン(わりと好きな役どころ)でライバルだったけど、こちらは仲間でという違いはあるのは、ちょっとドラマのお国柄の違いも感じて面白い。
親友の羅念や宋三川のテニス仲間、皆親身に応援してくれる仲で、関係性の風通しの良さも好ましかった。
蒋焦焦の両親は復縁せずで、蒋傑の見栄えと地位があれば女性に不自由しないと思うが、案外、距離が近くなるとうまくいかないタイプなのかもしれない。結局、アレックスとは単にお世話になったからプレゼントを贈っていただけだったのかな。高力の方が奥さんとうまくいってるのかしらね。
安従も安定のサポートぶりで、そして一途で健気……。
このドラマはちょこっと出る登場人物は、かなり憎たらしいコトを言って出てこなくなるパターン。なので、前半憎たらしかった金翌、また出てきたりしないのかなとちょっと期待していたがなかったね。宋三川ママの王佳佳は、ドラマに出てくるのかと思いきや、回想だけで終わってしもうた。
そしてこれだけ忖度CMがドラマ内で出てくるのもなかなか他になかった作品。
深圳PRにも一役買っていたよね、行ってみたくなったよ。
呉磊は運動神経も良くアスリート感もあって、運動を勧められるとなんだか身体を動かすことへのハードルが下がる思いがしたわ。そしてこの年齢だからこそな等身大な様子も良かったし、撮影カットがウー・レイを最大限に魅せようとしている見本市みたいで佳き。
そんな呉磊の魅力的なショットに、周雨彤のあっけらかんとした様子なカップルが好ましかった。梁友安は女性からの好感度が高いよね。
梁友安は仕事にも意欲的かつ柔軟でキビキビしている一方、宋三川との恋愛では無邪気に甘える様子も嫌みがなく好感が持てるし、周雨彤の梁友安は当たり役なのでは。
WOWOWさんは、呉磊・許凱の出演ドラマはわりと高確率で放映してますよね?きっとドラマ《在暴雪時分》も来るに違いない。雪だし北欧フィンランドロケもあったし、季節が寒くなった頃ですね? 勝手に言ってます。
待ってまーす。
結局、WOWOWには来ませんでした~と追記。
外部サイト
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