16話感想
蔵海は褚懐明に「月 畢宿に近づく時、大雨が降る」(月离于毕,俾滂沱矣)を知らないようだ」と言う。孔子さまも言っていたのに知らないのは不勉強よ。
褚懐明の元に「大雨は6日続き、九河の水位が上がり堤防を直している」との知らせが入る。
牢の中で蔵海と褚懐明が話しており、青銅匣みたいな暗器でぶすっとやられたらどうしようかと思っていたら火を放った~~~。蔵海は火事が起こることを予測していたようで、荘之行は褚懐明を捕らえる。
そして燃えさかる牢から蔵海を助けたのは平津侯~~~!腕まで火傷しちゃったし。もしやココから始まる禁断のブロマンス……?(←んなワケない)
中州軍都督 傅之松将軍が堤防が決壊し亡くなった。荘之甫の手抜き工事がライバルを倒しちゃったね。褚懐明は流刑三千里ってまだ生き残ったのか。忘れた頃に曹静賢とでも手を組んで邪魔してきやしないかしら。
蒋は荘之行が蔵海と手を組んだのではないかと怪しんでいる。さすが、策謀をめぐらすだけあって勘がイイ。桂皮と甘草が結構をよくし膿を出すと勧めている。
平津侯は蔵海に「家族同然に思っている」と語るも、「若い頃はお前のような者が天幕に収まらぬほどいた。だが全員死んだ、私のためにな」って言うのよ。
蔵海は荘之行を平津侯に推挙し、「死より恐ろしいのは無駄に生きること」と返している。欽定監監正を打診され、受ける蔵海。
髙明は蔵海を助けたのは「己の財産を救ったのだ」と言い、「頼らせたいなら憂いを解いてやらねば」と。平津侯の苦痛は荘家から消えた者に関わるそうだ。
(つづく)
これほど天象を当てるのは現代でも難しいから、そりゃ貴重な人材だわね。
平津侯の「家族同然に」うんぬんはある意味、人たらしなんかな。若い頃には蔵海みたいな人材がいて、今はヘボい幕僚しかいないのは、その方が自分の目が行き届いて安心という事もあったとか?
なんとなく蔵海と平津侯のブロマンス展開を想像してしまうのは、黄覚がドラマ『新生』程浩で男性を好きだったからかなぁ……。
それにしても蔵海、誰が自分を救出すると予測してたんだろう?
17話感想
平津侯と荘之行の母 沈宛のロマンスが語られる。
沈宛は平津侯の父の配下の娘で幼い頃から恋仲だった。出世のために蔣襄を娶るも冬夏の戦には付いてこず。武合35年、沈宛が負傷した父を手当てするために男装し国境へやって来て再燃、荘之行が生まれる。荘之行が5歳の時、冬夏への出兵で勝利。すると蔣襄がよりを戻し、沈宛が正妻の座を譲るとあったのだが、蔣襄は付いてこないだけで離縁したワケではなく、沈宛は側妻扱いなのではないのか?
沈宛と医師との密通も、平津侯は沈宛の思惑に乗じただけかと思っていたが、ホントに裏切ったと思っていたの?
髙明は「大恩は大仇に似たり」「長年返せぬ恩は、忘れ去られるか憎しみに変る」「強者は己の弱みを認めぬものだ」と言う。
平津侯は梅が好きなのね、梅って安いのか。そして牡丹は蔣襄。蔵海は「梅の花は冬に咲き、霜雪に耐え静かに春を待つ」と言い「片片舞い散るも悲哀に足る、況んや風雨無情にこれを打つをや。卒然たる恨みをいかに解かん、ただ頼む裏の枝に重ねて開くを」と引用。
『如懿伝』の如懿さまは梅がお好きだったけれど、ドラマで梅ってこういうイメージなんかな?
赵蕃(宋代)《残梅》
片片乾飞已足悲,况堪风雨横相欺。
卒然此恨何由释,倚赖重开有背枝。
平津侯の言う「兔が死ねば猟犬は煮られ、飛ぶ鳥が尽きれば弓はしまわれる」は"いかなる功を立てても帝王の非情さには抗えない”と意味し、口にすると帝王への非難に繋がる言葉なんだな。
癸璽(きじ)の話をし始める平津侯。瘖兵に襲撃され大敗……、おぉ、これは陰虎符ですね?それなら蔵海な肖戦にお任せを。(←チガウ)
瘖(いん)とは「声がでない」ことを言うらしい。そういえば傀儡は声を発していたけど、コチラは静かだったね。それにしても幽霊っぽぃのは検閲でダメというのを耳にしたけど、瘖兵はOKだったんだろうか。ドラマ『陳情令』で傀儡が怪物ちっくだったのはそのためかしらと思っていたのだが。
冬夏女王が使えるシロモノらしい。女王は香暗荼のお母さまかしら?武合36年の出兵の時には癸璽は使われず冬夏は大敗。父 蒯鐸が手に入れたから? 癸璽は崑崙の生母から賜わった秘宝。
冬夏は漁を生業としていたらしい。蔵海が平津侯の命を受け「水火も辞さずお望みをかなえてみせます」と口にするので、水蔵海 火平津侯萌えしていたら、中国語では【赴汤蹈火】だったヮ。
陛下は中州郡都督に巫馬服を任じたとある。巫馬は古代中国で馬の治療を専門にする、いわゆる獣医のようだが?
蔵海が欽天監監正になった!
五品で自宅を持つことになり、荘邸を出ることになるのね。蔵宅には髙明もいる。
そうか、欽天監は蔵海が幼い頃から慣れ親しんだ場所なのか。渾天儀は星の観察に用い、四遊環を動かし、玉衡の目盛りを回す。
欽定監の仕事が思いのほか、いろいろあった。
天文司 五官司歴郎 閔世寧。星の観察や天象の観測、陰暦の改訂や節気分けを行う。うんうん、欽天監のイメージ。
漏刻司 五官司挈壺郎 林衛。水時計の調整を司り、時を知らせる。『長安二十四時』でもあったね。
神木司 五官山虞郎 商久。建設の木材を集め、今年は黄花梨、紫檀、鶏翅木という貴重な木材を3千本宮中に提供。工部みたいな仕事だね。
相度司 五官分朔郎 常無医。山の形や地勢を観察し、土気を調べ山勢から吉穴を察すること。葬儀を担う。
監後司 五官司軼郎 時全は欠席。傅将軍のエンバーミングをしていたよ。縫合には桑の皮の細糸を使い、欠けた箇所は小麦で補うが、高位な人には白檀で補い、折れた骨格には銅線で継ぎ合わせる。時全は不穏分子かと思いきや、良心的な人物だった。
蔵海が官服を得て、感慨深げな髙明。母親みたいだな。
林家の令嬢の失踪や、高官の墓地を選ぶとの口実で果樹園を占領、むむ、これは相度司がアヤシイか?
18話感想
「冥婚は民間の風習だから禁じれば恨みを買います」って言うから庶民の話かと思ったら、望んでいるのは貴族じゃないの。死者のために生者が殺されるって本末転倒だけど、殉葬もある時代か。
流刑になった褚懐明が亡くなったのか。時全が褚懐明に追い出さなかったことに感謝してるのはなんだか違和感……。同期ならば、父の蒯鐸時代も知っているのよね。たしか褚懐明は大した実力もないのに取り立てられたと記憶していたが、ここへ来てそうでもないように言われてるような。こういう描かれ方の揺れがこのドラマにはあるんだな。
冥婚の口利きをしていた閔世寧と常無医は免官され。常無医が医師をしていたって、そんなワケないだろうな役名だ……。欽定監があるべき姿になるのは、お父上も喜んでおられるだろうて。
一方、蔵海の助言もあり荘之行は庶民として軍に志願する。自分の言い分を通す時に亡き人の夢の話をするのは便利なんよね。偽名は沈小行、え?17歳?年齢もサバ読み?それにしても大丈夫なんだろか。
髙明は蔵海に家では安心して過ごしてほしいと言う。4人で食卓を囲み、蔵海は海老を好み、骨を食べると賢くなるの?
香暗荼がやって来た~、この蔵宅は『夢華録』のお屋敷かな?蔵海は「天を知るは易く、天に逆らうは難い」と言う。香暗荼からの贈り物は人参に霊芝。
蔵海の香暗荼への心の揺れを感じ取った髙明、初六師匠が来て活を入れてくれないかしらと思っていたら、蒯宅へと連れて行かれたよ。まぁ、平津侯が親の仇って、視聴者も忘れがちな流れだもんな。
蔵海ママは養蚕をしていたのか。蔵海さんの泣き方が顔を覆ってなんだか乙女……髙明泣かしちゃダメよ。……良い場面なんだろうが、あまりこの復讐パートに思い入れできず、欽定監の仕事とか、星読みとかの方が面白いんのよこのドラマ。
▼転生前の健気な程浩さん
外部リンク

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