笛の音と琴の調べ

ドラマ「陳情令」・「魔道祖師Q」・小説/アニメ「魔道祖師」の感想や考察を綴っているブログです。「フライト・トゥ・ユー」「如懿伝」「致命遊戯」「寧安如夢」「琅琊榜弐」「琅琊榜 2周目感想」を更新中。⇩カテゴリー選択はスマホでは左にフリックしてください。

琅琊榜弐6話~9話感想/名も無き位牌とは……

なんとわれらが蕭平章と蕭平旌が来日したという~。
ふたりが『琅琊榜弐』の再放送を目にすることはあったのかしら。東京で兄弟は見える機会はあったのかな。

6話感想

廷尉府の呉殿が取り調べを仕切っている……が段桐舟に逃げられた~。
そしてヌケヌケと荀首輔の所に現われ、手形を残していった。迷惑だよね~。

梁 禁軍大統領 荀飛盞小雪師兄で、彼らの師匠は蒙大統領@琅琊榜小雪には叔祖父にあたるとか。蒙大統領は男の子ばかり指導してたって、あのヒト、女の子の扱い方が分からなさそうだもんなぁ。

蕭平章の迂闊な物言いに、慎重を期すよう注意する兄 蕭平章。
蕭平章は母に礼儀を教え込まれ、礼部も舌を巻く……武も智も礼も優れて顔も良く愛妻家でスパダリやん。

長林王と黎老堂主の付き合いは30年以上。そんな仲人 黎老堂主は、蕭平章の前でわざわざ林奚の年齢を伝えていた~。

心労で体調を崩す陛下、皇太子がカワイイ。
当初、陛下は世子が蕭平旌であるべきだと考えていた? 琅琊閣の問いは何だろ?陛下も蕭平旌には思うがまま生きてほしい。

あ、蕭平旌が皇宮の上を飛んじゃってるよ、うるさ方に見られないかと、私でもハラハラ。皇太子は「金木水火土天地乾坤」と書いて書の練習中。
あ~、荀皇后の前で高い高いしちゃってるよ。蕭平旌が「先帝も蕭氏の男は文武両道だ」と、靖帝@琅琊榜が言ってたのね。
誰よ、この荀皇后と梁帝の縁組みを考えたの。梁帝との年齢差から考えると、2代目の皇后といった辺りか。その頃には祖父母世代(琅琊榜世代)は亡くなっていたのかな。

小雪の化粧箱が気になる林奚、荀皇后から贈られた品とな。
(つづく)

蕭平旌の皇太子への振る舞い、『琅琊榜弐』の初回視聴時はあまり中国宮廷モノは見ていなかったのでさほど何も思わなかったが、ドラマ視聴を重ねて宮廷の規律とやらを叩き込まれ、今は蕭平旌の一連の振る舞いが、相当頭の高い行動だと分かるよ~。蕭平旌母は早くに亡くなって、教え込むことが出来なかったのかしら。

7話感想

荀飛盞 VS 段桐舟! 段桐舟は莱陽王府に逃げ込む。棚の中から段桐舟が巫蠱の術な陛下人形を掲げている姿は、開けてビックリだけど、絵的にはコミカルにも見えてしまう2周目。

皇后に指導できるのは陛下と東宮の師だけ。そりゃそうだわね。懸命に国境を守っている長林軍は朝廷に敵が多い……そうなのか……。

段桐舟のあの技は幽冥の火

小雪は嫁いで7年。『君花海棠』でも『琅琊榜弐』でも黄暁明の奥さん背中からハグは雰囲気があって好き。化粧箱には東海朱膠。極寒の薬性で子が授からなくなる。丁度、『如懿伝』でも零陵香が出てきたけど、中国時代劇ドラマではよく見かけるね。

荀飛盞は叔父である荀首輔に引き取られ、7歳で蒙府に弟子入りしたのね。正義感の強い荀飛盞は、さすが蒙大統領@琅琊榜の弟子だ。

荀飛盞が叔父に言った「微々たる猜疑心のために、悪辣な手を使うと?」はその通りで、序盤は皆、微々たる暗い思いが積み重なって、大きな出来事へと発展していっている。

化粧箱の件を告げる前の、書を読む蕭平章と、縁側に座っている蕭平旌の背中は、梅長蘇と飛流@琅琊榜を思い出すね。

段桐舟の武具の香りは、白神に祈祷する際、祭壇で使う特性の油で、120斤作られ濮陽上師の乾天院に届けられている。

青蓮寺の南海慈航観音の前で願うことは、子孫繁栄と知る荀飛盞。

8話感想

段桐舟は濮陽上師と繋がっていた。荀大統領は禁軍5万を掌握している。蒙大統領@琅琊榜の頃と数は変わってないな。

荀大統領に「段桐舟が乾天院に出入りした疑いがある」と言われ、濮陽上師が「オゥ?」と言うのが面白い。段桐舟は井戸の中に隠れてた!

荀首輔と荀皇后の赤と青が美しい。けど会話は全然美しくなくて、荀首輔は長林王府への警戒を説いていて、荀皇后の方はこの時はそこまで警戒してなかったんよね。

蕭平章の「すべては始まりにすぎないのかも」はその通り……。「冷たい風だろうと激しい雨だろうと、我が長林王府は風雲を知らぬわけではない」が熱いよ!

顕光7年、宋浮は英州で西厲の襲撃に城を守り先帝に賞された。そんな宋浮でも「我らは見たいのだ、長林軍のおごった心がくじける様を、負け戦が見たかったのだ」って言うけれど、負け戦という事は梁の国土が侵されるワケで、そんなのを見た暁には、攻め込まれて梁の国自体の存亡も危ういのでは……。長林軍に長く守られ、平和ボケしてるよなぁと思ってしまうよ。

蕭平章が咳き込む姿を見ると、梅長蘇@琅琊榜を思い出しちゃうよ。東海と北燕の国書が届くが、これも濮陽上師の仕掛けた策……。

長林王が火鉢で手を温めているが、『琅琊榜弐』では仕掛ける方でなく、仕掛けられている風雲……。

礼部の尚書にお怒りな蕭平章、沈姓は、沈追と関係があるのかしら。荀大統領は洞察力にも優れており、蕭平章に「人心は測りがたいが時が証明する、誤解だったといずれ分かる」という台詞がイイのだ。

難所の薬草を取りに行く蕭平旌に、蕭平章は「難題も遊戯に変える、その心の持ちようも強者だな」と言う。この兄弟ふたりの関係は祁王と靖王や林殊@琅琊榜のようでもあり。

9話感想

小雪の化粧箱に濮陽太夫人と濮陽上師が関わっていた。作った職人は7年前に亡くなった。そんな頃から計画されていたの!?  出た、濮陽上師の人間着火マン!そりゃ呪いに来ていたら、段桐舟がその事を知っているワケよね。

周さんを見つめる蕭平章と火鉢が映る。蕭平旌と小雪との嫁イチャイチャは、二旦那と范湘児@君花海棠の紅あらずを思い出すよ。

小雪の治療研究に余念がない林奚は、雲さんに蕭平旌の事を尋ねられてもスルー。
馬に乗った蕭平旌と林奚が出くわしたこの東屋は、梅長蘇と霓凰郡主@琅琊榜の東屋なのかな。ここから「林奚」、「蕭平旌」とお互い名前呼びになった?

新年の宴で蕭平旌が皇太子に、小雪の美味しい点心をあげるのを見て、皇后が息を飲んでいる。モチロン毒なんて入ってないけど、そういう用心をしなきゃならないのが宮中で生き残るということ。その様子を見てすかさず蕭平章がその点心を食べるという……宮中も大変だ。

そして長林王・蕭平章・蕭平旌が名も無き位牌に拝礼している。先帝(靖王)が長林王府に祭るよう下賜したもので、世に名を残せない英霊とはモチロンあの御方たち……(涙)。そして蕭平章が言う「位牌に名はなくとも情義は心にあり、心に祭る者がいる限り、梁の戦旗の下散った魂ならば、この位牌の前に奉る、悲しみを安んじ消えぬ情を懐かしんで…」。

義姉と長林王府の悪口を聞かされて怒った蕭平旌 VS 荀大統領だったけど、師妹 小雪に関わることと知ると、態度を一変させる荀大統領が好き。

書を読む白いモフモフ衣装な蕭平章と、ミカンを手にする青衣装の蕭平旌は、梅長蘇と飛流@琅琊榜。違うのは飛流ならミカンをすぐに食べそうな所かな。

陛下には皇太子以外にも二皇子三皇子がいるようだ。

泣く小雪に「悪人の魂胆など、普通の人間に想像できるわけがない」と蕭平章が言うのはまさにそう。叔祖父は「この世は不公平なことがまかり通り苦しいものだ。だが身を正す者の揺るぎなき信念を卑劣な輩に理解できるわけがない」と言っていたそうな、蒙大統領@琅琊榜、イイ事を言う。

そして林奚エステサロンで薬草蒸しな小雪ちゃん。林奚は静貴妃みがあるわ~。

梁帝が荀皇后に「淑妃はが好きだった」と言う場面、まぁ皇后が後宮の主だから言うんだろうけど、そりゃ面白くはないわよね。淑妃はお産を前に7年前に亡くなっており、供養は今回の東海使節団の要望の一つ。
(つづく)

長林王府の3人が名も無き位牌に拝礼する場面は、『琅琊榜』第4話で梅長蘇が靖王を選ぶ場面に匹敵する熱い場面!!

 

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