笛の音と琴の調べ

ドラマ「陳情令」・「魔道祖師Q」・小説/アニメ「魔道祖師」の感想や考察を綴っているブログです。「フライト・トゥ・ユー」「如懿伝」「致命遊戯」「寧安如夢」「琅琊榜弐」「琅琊榜 2周目感想」を更新中。⇩カテゴリー選択はスマホでは左にフリックしてください。

琅琊榜弐18話,19話,20話,21話感想/長林軍の気骨,玄螭,南天の実 

18話

蕭平章は小雪に言う「国が異なっても人の情は通じるもの北燕の中にも何かを犠牲にしてでも真実を知りたいと願う者はいる」。

回想は、済風堂と濮陽上師との因縁か?

蕭平旌 VS 拓跋宇!蕭平旌が重華郡主との手合わせを全部覚えているというのがスゴいよな。再現したらば、折れた刃は蕭平章の胸元へ! 鞘で留めたけど。

長林王も「事実だから信じる者は現れる」と断言。

北燕 恵王の望んだ「国境が安定し、民を豊かにする、それが国の基本だ」という大志は、かつて祁王@琅琊榜が抱えた大志でもあり、殺されてしまうのも同じ。北燕も梁と同じ運命を辿っている。

長林王の言う「人生で最後の国境行き」は、なんだかイヤ~な感じ。

荀首輔もここでは濮陽上師を警戒し始めていたんだよなぁ~。濮陽上師の爪でひっかく音がなんとも言えない。

出立を前に、長林王と蕭平章が名も無き位牌に拝礼している。

重華郡主は手錠をかけられ出国。拓跋宇には信じて貰えたんだね。それを見送る蕭元啓。秦さんだけは変わらず元啓の傍にいてくれる。いろんな事がなければ、元啓嫁となっていたかもしれない重華郡主……。そうか、重華郡主は霓凰郡主の嫁入り騒動と対になっているのか。あの時に庭生たちは取り立てられたんだものね。

上師の骨髄の傷に効き目のある霊薬は、劇薬の霜骨で、夜秦の宮学の蔵書にのみ記載されている。まるで火寒の毒@琅琊榜みたいな……。

白皮の封で届けられたのは、穆王の訃報。約50年前には10代後半だったハズだから、60代後半~70代前半か? 霓凰郡主も既に亡くなっていそうな感じだね。

蕭元啓が眺めているのは、10歳の時に自ら削って母に贈った黄色い玉

白茵草が買い占められているとの情報が、林奚に届けられる。
(つづく)

蕭平旌の宴での手合わせは初回視聴時ショックだったが、今回見ると、意外と早く解決していたなという感想。ときどき出てくる琅琊榜の残り香が癒し。

19話

先生(梅長蘇)からの思いが伝わる熱い回!

皇太子の東宮に火の手が上がる。履物も履かずに駆けつける皇后の姿は、さすが母親。皇太子を助け出したのは荀飛盞大統領、頼もしいわ。

騒ぎを聞きつけ駆けつけた蕭平旌が手にしていたのは、先帝(靖王)が長林王に下賜した金牌で、参内フリーパス。これを爵位もない次子があっさり使っちゃうという、知らないって怖いわ。蕭平旌が陛下への皇后の所業を進言した(皇后曰く、告げ口)のも、荀飛盞がフォロー。相変わらず宮中の道理が分かってない蕭平旌。

濮陽上師が荀皇后を唆してるよ。気弱になっている所に付け込むのよね……。
上師たちは赤霞村に狙いを定めている。

袁州を訪れた長林王と蕭平章。蕭平章の父は路原だった!梅長蘇が北燕との剣陣で戦った時の3人のひとりで年長。あの時も北燕だったのか。3人は先帝の王府に迎えられたけど、養子になったのは庭生だけだよね? ナントカ王じゃなさそうだし。
 彼らは編成された長林軍に加わり、北の国境で戦った。路原は長林軍左営大将軍 三品侯で、甘冕両道11州の軍務に付き、莱陽王の領地がその11州の中にあった。

最期、先生(梅長蘇)は庭生に「どれほど高みに立とうとも、失ってはならぬものがある」と諭していた。「欲とはどれだけ手に入れてももっと欲しくなり、終わりがない」という言葉はまさにそうなんよね……。庭生は先生との誓いを守った!に涙しちゃうわ。

最後の良心と善悪の尺度は簡単に揺るがず、路原は莱陽王が殺そうとした17人の証人を救出、したためた自供書は長林王の手に渡る。路原は夫人と自害、残された蕭平章は当時5歳、長子として迎えられる。5歳なら記憶が残ってるよなぁ。……となると蕭平章は26,7歳くらいなの?もっと年長かと思ってたよ。

長林王が蕭平章に言う「長林軍の気骨は血脈を越えて引き継がれていくものだと」。ふたりの抱擁が熱い!!

蕭元啓が上師のお茶を飲んだという事は、受け入れたという事なんだろか。

先帝の9回忌!靖王は9年前に亡くなったのか……。孫の顔は見ていたのね。50年前には31歳くらいだったから、70代くらいかな。靖帝の御代が長くて、今帝はまだそんなに経ってないのね。

20話

帝がいない間に皇后が采配をふるいそれが悪手なのは、言皇后@琅琊榜を思い出す……。

病の感染が広がるが、京兆尹府の李固は、赤霞村の要請を破り捨て赤霞村を封鎖。

上師のアヤシイ手巾が、宮中のあの女官の元に渡った!
玄霊洞では玄螭(げんち)が育てられ、非常に稀な蛇で、夜秦の深い谷に生息。霜骨に玄螭の蛇胆を加えると薬になる。琅琊榜の寒虫みたいだな。

濮陽上師が剣を渡した相手は、ナント雲さん!
上師は「風雲が起こる、撤収する頃合いだな」と。
「風雲」は私的には梅長蘇側の特許用語なので、貴様ごときが言うなという気持ちになるのよ。

皇太子も発症。
25年前、夜秦の夜凌で起こった疫病騒動と酷似している。夜秦は滅亡。『天官賜福』か。
(つづく)

このあたりは病が広がり陰惨なんだよなぁ……。

21話

林奚が語る「感染者は隔離し、発症していない人は外出を控えさせる」は、まさにコロナ下を思い出す……。

蕭元啓が隔離区域に入って調べてまわっている時の衣装は白なのね。

小雪に「上古の披遺」を調べさせるのは、外出させなくて済む良い手だな。デスクワークは苦手そうだけど。

夜秦の感染時、長林軍が封じ込めを行ったのを恨み、同じ目に遭わせたい濮陽上師。
荀飛盞と話す荀首輔、こういう時の判断は良心的なんだけどなぁ。夜凌の生存者は3割以下だが、15歳以下の者は発症しづらく治りも早かった。

病に倒れた林奚をせっせと看病する蕭平旌、お薬飲ませる前に自分も飲むんかぃと思ったりもする。熱にうなされる林奚は「すごく幸せよ、あなたに出会えて」と蕭平旌に言い、お、告白ですか?

黎老堂主が林奚たちの面倒をみて、5年後夫人が亡くなった。

濮陽上師の狙いが「復讐」だと推測する荀首輔はなかなか鋭く、「復讐の鬼の考えなど常人には理解できまい」は、蕭平章も小雪に同じこと言ってたよ~~~。

濮陽上師の配下である、渭無量渭無病は金陵に留まっている。

蕭平旌が林奚のところに慌てて走って行く場面で流れる挿入歌は、霓凰郡主の『紅顔旧』に似ているね。
蕭平旌が湯に加えていた赤い実……これは南天!? 肺の熱を解くと言っている。琅琊榜の南天と言えば、第37話で梅長蘇が天牢に捕えられる前に、飛流が梅長蘇に渡していたもの~~~。難転なんですよねっ。『琅琊榜』記事を書いていて良かったと思うのはこういう時。
南天に肺の熱を解く作用があるかと調べたら、咳止め効果があるらしく、そういや南天のど飴ってありますわね。
(つづく)

 

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