笛の音と琴の調べ

ドラマ「陳情令」・「魔道祖師Q」・小説/アニメ「魔道祖師」の感想や考察を綴っているブログです。「蓮花楼」「古相思曲」「ロングシーズン」「宮廷の諍い女」「月に咲く花の如く」を更新中。⇩カテゴリー選択はスマホでは左にフリックしてください。

琅琊榜14話,15話,16話感想/大みそかに柏酒,元宵節に灯籠

14話感想

梅長蘇が言闕に「宸妃を忘れぬは情であり、林主帥を忘れぬは義、情義のある方は少ない、救って当然です」と言うのがイイのだ。

言闕は「誉王は皇子の中で一番陛下に似ており、賢徳があるように見えて、非情に狡猾でどこまでも冷酷だ」と梅長蘇に言う。ああ、確かに~。誉王は身内には細やかだけど、我が身が危うくとなるとバッサリ切り捨てるし、拷問もさせてたな。

尚書がお仕事に復帰し、黎綱がポロッと言った「息子の替え玉を用意するならともかく」がクリーンヒット!誉王側の刑部札吏部札は抱き合わせ~で火鉢にポイッ。寧国侯府の札を置く梅長蘇。


蕭景睿が「臣下だけの過ちか?君主こそが源だ。源流が汚れれば水もよどむ」と熱く語りだす。廊州で夜通し語り合っていたのね。梅長蘇は「君主は徳で立つ、名君と良臣こそが国の幸だ」と言っていたようだ。「蘇兄は誉王側ではない」と頭をよぎった言豫津、鋭い!

暮れの褒美で一番は皇太子、誉王は如意2つと珠1つが少ないだけ。靖王は。皇后は静嬪に蝶舞のかんざしを贈る。


それぞれのみそかが描かれる。
国府では、謝家と卓家が揃って大みそかを過ごしている。卓青遥は蕭景睿に駿馬を贈る。

言侯府では、父子が酒肴で新年を迎えるようだ。良かった良かった。

蘇宅では、飛流がお年玉をもらい、柏葉の酒を皆で飲んでいる。柏酒はお正月のお酒なのだとか。餃子があっという間になくなり、飛流は梅長蘇からもらって嬉しそう。

みそかの宴で陛下の横にはべるのは越貴妃なのね、寵愛されとるな。12の屋敷に正月の料理13品が下賜され、穆王府には2品(鳩の卵など)が下賜される。

父親から真相を聞いた言豫津が梅長蘇の元へ訪れる。梅長蘇に「情義を感じ、信じられるのは心だけです」と言う言豫津、イイヤツだ。


あ、陛下が投げ割ってる。そーいや誉王もすぐに投げ割ってたな、似たもの父子……。謝玉が卓家に太監たちを襲わせたあおりを食らい、杖刑20回に処される蒙摯大統領。しかも30日以内に解決するよう命じられる。

梅の花を生ける飛流~と思っていたら、お隣の靖王府の梅かぃ。飛流が靖王府で飛んでても靖王側も黙認していて、梅長蘇と靖王の仲が前よりも近くなっている、という事かな。

穆王府を訪れる梅長蘇、雲南王の好きな点心も用意している。弟に説教する霓凰郡主は姉モード発動!
え?飛流は穆青と2歳違いなの?

15話感想

一品 軍侯 謝玉が狙うは、蒙摯大統領を罷免し禁軍の地位。なんだろう、最近、謝玉を見ても、どこか憎めないカンジに見えるのは。

陛下は掌鏡使(一番弟子)夏春と夏冬に調査を命じる。掌鏡使には春夏秋冬いるんだね、きっと。推理がキレッキレな夏冬さん、頼りになる~。
斬り口は剣の達人で、大渝の玄布の技東海の姜兄弟卓鼎風の飛鳥投林が候補にあがる。夏冬の「剣は自分の意思で動いているのではないかも」はさすがです。


飛流は穆王府からの帰り際、ちゃっかりも手にしていた。
飛流のこの木彫りの像はなんなんだろ、少し大きめの3体目はファーも付いてて梅長蘇。その左横は飛流として、一番左は晏先生ぽぃんだが! 飛流は晏先生フィギュアで遊んでるの!?

藺閣主からの鳩が飛来すると、イヤ~な顔してる飛流。梅長蘇からは「隠さなかっただけ偉いぞ」と誉められてて、飛流には激甘宗主。
南楚は藺晨が動いており、「4月12日までに都入りさせろ」と指示。

いまだ傷の治らぬ蒙摯大統領。なんだか飛流を大きくした感じで、可愛いな。
蒙兄さんが襲撃事件を解決しないのが、一番の陛下対策。
梅長蘇が「江湖の主が黙ってはいない」と言うのがカッコイィ。時々昔なじみにはグワッと熱くなるのが、林殊の元々な性分なのかな。

皇后は16歳で嫁ぎ、後宮を掌握していた、ふむふむ。皇后に子が産まれず、遅れて晨妃が入宮して祁王を出産、みたいな流れなんだろか。

霓凰郡主が手炉を兄さん(兄長呼び)に渡してる。手炉は火鉢と異なり、梅長蘇を温めてくれる情みたいなカンジかな。


正月2日の夜に出かけていた卓青遥。時を同じくして宮中では火事が発生。蕭景睿の身重の妹は、その日は父と碁をしていたと話す。

飛流を螺市街へ連れて行く話になり、言豫津は「風流になって戻ってくるかも」と言い、蕭景睿は「俗流を連れて帰らぬだけ立派だ」と言う。15日の元宵節はどうだと言われている。

梅長蘇に頼まれ蕭景睿は剣舞を披露。蕭景睿の誕生日は4月12日……で25歳。言豫津は7月7日。点心を皆で食べ、胡麻桂皮が加えられている。

鯉に餌やる梅長蘇、蕭景睿を思って複雑な心境なのか?

16話感想

梅長蘇の言う「景睿のことは残念では片付けられん」とは、どうやって蕭景睿を巻沿いにせずに事をなすのだろう?

江湖の手練れとの果たし合い、笠を被った方が江左盟の甄平なのね。


毎年、夫 聶鋒の墓参りを欠かさない夏冬、お墓の前で「次に会えるときは私が分かるかしら」という言葉に思いが伝わってきてホロリとしちゃう……。

梅長蘇が孤山を山歩きに見せかけ、疾風将軍と称された聶嶺のお墓で焼香して一献捧げる。お酒なんて大丈夫かなと思っていたら、やはしむせてた。晏先生が知ったら卒倒しそう。

聶将軍との回想、梅嶺では聶将軍が左翼に向かった後、左先鋒が現われないとの知らせが林殊に入る。

赤霞の彫刻を見に行く予定の梅長蘇。
例の珍獣を捕獲に来ていた靖王配下の戚猛、「功績にもならぬことばかり頼まれる」とのボヤキで、梅長蘇にジトッと見られたことには気付き、「言わずに済むことは黙っておけ」と梅長蘇に釘をさされている。降格となっても僻むこともなく気性は真っ直ぐな戚猛さん。


卓青遥が外出したのを尾行する蕭景睿、卓鼎風が沈追を襲う所を蕭景睿がかばって刺される!卓鼎風の剣は天泉剣。卓父子は凜々しい善人武侠なお顔なのに、謝玉と組んで抜き差しならない状態になっちゃったのかしら。

掌鏡使の師父は修行中、予定より2か月遅くなるとの知らせがあり、夏秋を呼び寄せている。


蘇宅も元宵節蓮・桃・鶏・金魚の灯籠が飾られる。飛流が器用に飾り付けしているよ。
若き林殊と霓凰郡主の回想、金魚の飾り付けしているのは霓凰郡主で、「林殊兄さん、きれい?」と尋ねると、林殊が「きれいだ」と言うのは霓凰郡主のことですよね~。林殊がデレデレして満面の笑み。アオハルですやん~♪
梅長蘇が過去に思いを馳せていると、霓凰郡主がやって来る。語らずとも想いを分かち合っている大人なふたりで良き良き。


妙音坊
にて宮羽ちゃん、ようやく蘇先生に会えたね~。
琵琶で奏でる十三先生の新譜とは、挿入歌? 宮羽ちゃんの後ろの壁には蓮の花が描かれ、「lian」と慕わしい気持ちいっぱいなカンジなのかな?蘇先生への渾身のお持てなしは、まるで推し活のようだ。
4月の誕生会に出席する条件で、長公主の焦尾琴を持ち出すのはなんなんだろ?

沈府を襲撃した卓父子だが、卓青遥が負傷、身重のお嫁さんには酷だよ~。
謝玉は沈追の背後に誉王がいると思っており、梅長蘇も誉王を焚きつけ、まんまと乗っかかる誉王~。

◆◆甄平も仲間◆◆
(つづく)

4月12日へのカウントダウンが始まっているけれど、まだあと3か月?
どう展開していくんだ~。

そして割と梅長蘇が手こずるキャラがあまりいないこのドラマの中で、宮羽が微妙にそうなっているように見えなくもないのが興味深い。敵でさえ準備には時間を要するものの計略のままなのに、宗主を慕う宮羽には塩対応位しか術がないのは、好意というのは扱いづらいものなのだろうか。

 

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