卿卿日常13話,14話感想/合盅共济,持盈保泰,立身行己,ひゆ菜とスッポン,蟹,蜂蜜

１３話感想

元英に手本に倣うよう言われ、反論しかけた六少主の「恐縮です」がコミカル。

李薇は「目指せ、元英/元英附體」の鉢巻をして猛特訓。宮中奥方プロファイリングを暗記する李薇。

大少主夫人江月：瑩川、汁物好き。
二少主夫人趙芳如：黛川、螺螄粉と臭豆腐。
三少主夫人董海棠：蒼川、名産実海棠が名前の由来。
四少主夫人安曦元：墨川、甘い物。

李薇を指導する元英はブルー衣装が似合っており、姿勢もピシッとしていて良いね。百福が懐くのは、屋敷の主が誰かよく分かっている……。

お腹が空き夜食仲間の六少主と李薇。李薇が饅頭（マントウ）を差し出すが、六少主に好きじゃないようと拒否され、李薇は蜂蜜を付けてあげている。元英から隠れ、どさくさに紛れてくっつく２人も可愛い。

六少主は商業重視を上奏し、夜市の許可がなされた。協力を頼んだ三少主に大伯父上呼びされている六少主。

三少主は夫人たちにお説教しているが、台詞は「だが苦労してこそ人は磨かれる。血と炎をかいくぐり、逆風に耐えて振り返れば、世の移ろいは激しい。霜と雪の洗礼を経ても、前に進まねば、朝廷での責任は重く道は遠い」と毎度同じ事しか言わないと読まれている。

但是苦难，是最好的历练；穿越血与火的烟云，我们饱经风霜，忆往昔，沧海桑田；历经霜与雪的洗礼，我们继往开来，看今朝，任重道远。

市場では新鮮な蟹の呼び声が掛かっている。
西六苑。降りたくなくて馬車内に留まる２人も可愛い。六少主は蟹も綺麗に剥けちゃう。卵を持つ雌（母蟹）を勧める李薇。元英にとって蟹は、唯一両親に優しくされた思い出。……としんみりしていたけれど、元英は「蟹は体を冷やす」「節制してこそ心も磨かれる」「問題は自制心よ」との仰せ、ごもっとも。

新川主は書をしたためており六少主の祝いの品と与える。岐と岩も屋敷を与えられ参内することとなった。嫡長主が六少主の祝宴に欠席の意を示して嫌がらせ～。

いよいよ開門、爆竹が鳴らされ、「合盅共济（杯を合わせて）」の扁額もかけられ、その通りに侍女たちも力を合わせている。

厨房では青菜炒め、元英の許可があり油麦菜がひゆな（苋菜）へと変更となっている。スッポンで汁物が作られている。

宴が始まるも、客人は各所で足止めを食らう～～。二十四節気たちがはしゃいで出て来た三少主邸「持盈保泰」の扁額。富貴隆盛な地位を保ち、慎重に過ごし災いを避けるの意。『詩経大雅凫鷖』の小序“太平之君子，能持盈守成”が出典。

ＥＤ：弦子『无从/ Never』