笛の音と琴の調べ

ドラマ「陳情令」・「魔道祖師Q」・小説/アニメ「魔道祖師」の感想や考察を綴っているブログです。「愛なんてただそれだけのこと」「宮廷の諍い女」を更新中。⇩カテゴリー選択はスマホでは左にフリックしてください。

卿卿日常5話,6話感想/丹川,変臉,血戦到底麻雀,炒手,斉民要術

5話感想

罰を受けた李薇を、公主抱する六少主、薬を塗ってあげたり、なんだかんだと面倒見が良いね。

博文軒:五少主。五少主も上官婧をおぶってあげようとしたり、郝葭に薬を渡そうとして優しいなぁと思っていたら、そういえば五少主は郝葭を気に入っていたんだっけ。比べられることを嫌がる上官婧は、案外、五少主の事がまんざらでもないのかな。

侍女も力になってくれ、新川に信用できる人ができていく李薇。六少主には「お母さんみたい」と言っているけれど……。

捷園(しょう):二少主。正室 趙芳如は安眠効果のあるキクラゲの羹(銀耳羹)を川夫人に届けている。郝葭の役割は給仕だと思っていたら、愛玩動物だったと。これなら郝葭は他の少主の正室になった方がヨイ気がするのだが、川王候補な嫡少主でないとダメなんだろか。蝋燭がいくつもあると、嫺妃@瓔珞のように、芯を切るのではと思ってしまうわ。

文新殿は六少主と少傅がいる。

李薇は槐の花の菓子(槐花点心)を考案。

川王曰く、
岐(五少主):文字が汚すぎる。
崇(二少主):民への技術教育と言うが机上の空論。
四少主:土地に合う農業を行うべき。
六少主:神農 農具を発明し、民は恩恵を受けた。堯は暦法を民に授け、舜は農業を重視した。禹は土地の制度を整え、民に自らの労働により富を築かせた。世界最古の農業書『斉民要術』を引用。

《齐民要术 自序》
盖神农为耒耜,以利天下;尧命四子,敬授民时;舜命后稷,食为政首;禹制土田,万国作乂;殷周之盛,诗书所述,要在安民,富而教之。


丹川は水害となり、李薇も三少主夫人 董海棠も上官婧に寄付、七少主夫人 阮思思のわずかは莫大な寄付だった~お金持ちなのね。李薇は「相手に配慮して接するだけ」と言い、六少主に(糖)をあげている。甘~い。

粉まみれになり月餅を作っている李薇。六少主がそっと両手を伸ばしつつ、李薇の頬をぺちぺちするのが可愛い。

中秋の宴は流水の宴。尹峥生母 和夫人(かふじん/赵柯)は『慶余年』の范閑 義母 柳如玉!
(つづく)


第4話までの展開が面白かったので楽しみにリアタイ。しかし六少主の川王への進言が功を奏し、中秋の宴を任されるあたりで、そのイージーモードになんとなくガックリきていた。これほど理解のある川王ならば、なぜにそれほど恐れていたのだ。もっと封建的な君主かと思っていたよ。

6話感想

中秋節とは本来家族で食事を楽しむもの、皆で作った九州の料理から好きな料理をと言う李薇。

川王が取らせたエビ(虾)は崽(さい:十一少主)の好物。
丹川は雨が多く、唐辛子や花椒を食べ体の湿気を除く。丹川名産の花椒は手に入らない。
二少主の郝葭は飾り切り( 雕花的工芸)で花を添える。
蒼川産の実海棠、他の果実のリンゴ等と合わせて甘味に仕立てている。

料理の説明が、郝葭はお飾りだったり、董海棠と二十四節気女子たちであったりと、各少主の奥向きを表わしているかのようだ。となると今の上官婧は唐辛子(コワイ)なだけだけど、ホントは青花椒(香り高く痺れる)な面もあるという事かしら。

李薇への褒美は家族に会うこと。


十一少主 尹崽
(いんさい)は、父の川王からも母の和夫人にも可愛がられているのに、同腹兄弟の六少主はなぜか遠ざけられている。第四皇子 徐晋@如意芳霏みたく天煞孤星の相でもあるの? 長寿麺をふたりで食べ、中秋節は六少主の誕生日だが、いつも忘れられるようだ。

トウモロコシ(玉米)もあるのね。百福の花冠も可愛い。

五少主は上官婧に唐辛子餡の月餅(辣子餡)をあげ、和やかな雰囲気になり会話もはずむ。

丹川では火鍋を囲み、麻雀(打马吊)には究極の血戦(血战到底)という牌山がなくなるまで打つ遊び方がある。耳かき(采耳)、足湯(做鱼疗)、変臉(へんれん)は四川省伝統芸能。鱼疗はドクターフィッシュのようだ。変臉は川劇で一瞬の内に顔を変えるもので、ホントにお見事。ドラマでもその場面が一瞬映っていた。

李薇たちのいる部屋の扁額は飲和食徳(和に飲し徳に食む)。海鮮は苦手な六少主もエビは美味しく頂くようになる。嫌いだった食べ物がうまく感じるとは、それはストレスもあったのでは。

李薇の家族が野菜の樽に入ってやって来た。お蔭でふたりは同じ床で休むことに。

百福と川の字

李薇家族のお土産には瑩川の硯新川の扇胭川の紅(胭脂)を贈っている。ずいぶん、垂れ目な李薇パパだと思っていたら、晏殊@孤城閉さんな喻恩泰じゃない!側室扱いなのが気に入らない父君。

上官婧は五少主の妾話に怒って帰国。上官婧の姉が丹川の川主とは頼もしい。

文新殿:六少主。


丹川へといざ出発。丹川は新川の南東に位置し、入り婿の里であるらしい。城外への外出時だからか、六少主の髪型が触覚付きポニーテールに変わっている。

同じ料理でも地域によって呼び方が異なっているのが面白い。
無垢の白玉(白玉无瑕):雲呑(馄饨):炒手。
内なる乾坤(内有乾坤):包子:小籠包。
美しき玉液(琼浆玉液):豆腐脳:豆腐花。

内なる乾坤って……(笑)。それにしてもこれほど辛い料理に慣れ親しんだ上官婧には、新川暮らしは味気なかったろうなぁ。食の好みの違いは、結構大きなモンダイ……。

丹川 西市は、女子に活気のある町。丹川宮は水上で舟で向かう。丹川尚宮 司徒瑾(しときん/张洁)がお出迎え。勇ましい~。
(つづく)


早速丹川へ行くことになり観光気分を味わえてよき。政治面はRPGのクエストな感じと思えばいいか。
料理と各地の風習が楽しみだ~。

 

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