10話 少女と将軍/ 半月往事
罪人抗にて。将軍は何度も半月国師を捕まえては吊しており、もはや人間ではないようだが、蠍尾蛇への恐怖心はなくならないらしい。砂漠で商人たちを捕らえたり、善月草を作るために人を埋めていたのは将軍だった。
半月妖道が降りてきて、罪人抗の陣を解く。半月妖道の前に立ってかばう三郎の姿に、殿下は先ほどの受けとめてくれた赤衣の人物を思い浮かべる。半月妖道は解放されたと言う。
扶揺あらわる。将軍は裏切った半月妖道を許せず殴りかかる。殿下がそれを制止すると、半月妖道に「花将軍」と話しかけられる。第7話で話に出ていた将軍塚は、殿下のことであった。
200年前、南下するハズが羅盤が壊れ砂漠へ迷いこみ、校尉となる羽目になる。当時は「花謝」と名乗っていた様子であり、三郎がそれを聞いてちょっとニッコリしている。
お腹をすかせた半月(バンユエ/花澤香菜)と知り合い、半月は永安国の少年を友としていたことも語られる。そんな腹ぺこでも吐くほどの調理って……。殿下も恐ろしいクッキングな腕前なのか。殿下の甲冑姿は新鮮だな。
花将軍は半月を助けようとして踏まれたようだ。もはや過去の記憶は曖昧であり「数百年前の苦渋の記憶より昨日食べた肉まんの味を覚えていた方が良い」と言う殿下。肉まんは三郎と食べていたものかな?
扶搖が半月に真相を迫ると、蠍尾蛇は言うことをきかなくなる時があると主張する。
半月が裏切ったのではなさそうである。なにか大きな陰謀が隠されているのか。
(つづく)
今回の天官の学び舎は新粉細工。櫛や鋏を用いて細かい部位を作り込んでいる。太子殿下のカワイイ人形ができあがりそうである~。
吹替版放送:2021年9月5日(日)
中国版ED2「紅絶」
中国版ED『紅絶』。第9~11話までのEDである。
- 作詞:申名利、王暁倩
- 作曲:杨秉音
- 編曲:楊秉音、李柏漪
- 歌 :胡夏(フー・シア)「山河令」挿入歌『無題』、台湾映画「あの頃君を追いかけた」主題歌『那些年』
この動画は音楽のみであるが、中国版EDの映像は同じで音楽だけ変更されている。よりしっとりと切なく感じられる。
歌詞の冒頭を繋げると、意味が結びつきスゴかった。
外部サイト
▼魔道祖師クリアファイル付き、福山潤インタビュー、魔道祖師ラジドラインタビュー
▼Prime Video