8話 暗雲漂う故国/ 风起古国
今回は半月国のおさらいから始まる。時間調整かしら。
黒衣の女が殿下たちのいる方向を襲撃しようとすると、南風が攻撃をしかけ二人を引きつける。この展開は前にも見たような……。
三郎が善月草の伝説を語る。罪なき毒蛇と蠍が国王に殺され怨念が残り、子孫は蠍尾蛇になった。王妃が亡骸を善月草でくるむと、毒がとけるようになる。
善月草を宮殿で探していると、残してきた少年・天生たちに再会する。またしても扶揺はどこへ行ったんだ?三郎が善月草を見つけ、殿下の傷を治している。浮かない表情なのはなんだろう?
すると草の中から土埋面(河本邦弘)が喋りだし、なんだか薄気味悪い。
そこへ将軍・刻磨(コーモー/山野井仁)があらわれ、皆を罪人抗へと連れて行く。土埋面は自分は人間と言い張るが、既に養分とされ人ざらなるモノと変わり果てていた……。
殿下は半月語を話すことができ言葉をかわすと、将軍は中原に深い恨みがあるようだ。
縛られているシルエットが映る。阿昭が落とされ、三郎は「ほんの少し離れるだけ」と自ら落ちていく。なんだか切ない……。
とはいえ三郎の心配はあまりないが、運の良い三郎のいない殿下はちょっと心許ない。
罪なき者が殺される、という言葉が繰り返されている。
(つづく)
ED後に、アニメ天官賜福で学ぶ中国の伝統的な文化「天官の学び舎」が流れ、福州の油紙傘が紹介された。凝った作りの傘だ。ちびキャラの二人も可愛い!
吹替版放送:2021年8月22日(日)
中国版ED「不散」
中国版ED「不散」。第2~8話までのEDである。
- 作詞:申名利
- 作曲・編曲:杨秉音
- 歌:黄齢(イザベル・ホアン)ドラマ「扶揺」挿入歌「繁华梦」
黄齢がしっとりと歌いあげる中、登場人物たちはかすかなシルエットのみで、背景のカットが続くという、ニクイ作りとなっている。最初と最後のカットは日本版と同じ。
外部サイト
▼日本製。撮影向き。