笛の音と琴の調べ

ドラマ「陳情令」・「魔道祖師Q」・小説/アニメ「魔道祖師」の感想や考察を綴っているブログです。「魔道祖師アニメ」「尚食」「花小厨」「ワンザウーマン」を更新中。⇩カテゴリー選択はスマホでは左にフリックしてください。

花小厨28,29,30話料理感想/巨大ゴマ団子,軟溜魚扇,麻婆豆腐,追い出し宴,弟子規

28話料理感想

鼻歌を歌いながら山賊たちを兔やきのこの炭火焼き(碳烤兔肉香辣菌菇)の匂いでおびき出す花小麦。鼻歌は料理場面の音楽かな? 山賊たちは町で食べた東坡肉、魚の甘酢あん、蒸し鶏(手摲鶏)を思い出している。

目覚めた大聖が兔の麻辣焼き(酒香麻辣兔)を夢に見たと言うと、羊と枸杞の粥(枸杞羊肉粥)で気を補うように言う花小麦

このテーブル真ん中にある大きな丸い揚げたのを食べるのかと思いきや手を付けられなかった。この気になる巨大なゴマ団子大麻(空心大麻球)または煎堆皇と言い、煎堆は芝麻球(胡麻団子)の広東の呼び名。餅米の生地を油をかけて膨らませていき、中は空洞になっている。金水晶と言うこともあるようだ。こんなのを見かけたら楽しいな。

宴で柯さんは引退し孟郁槐に引き継ぐと話す。酔い覚ましの汁物(醒酒湯)。精をつけるようにと早速牡蠣料理が朝食に出されている。

新茶を持ってきた茶売りの人は、汪料理人の父親、汪童鶴だと話す譚料理人さん。潭さんがソワソワしているのがかわいい。魚の柔らか煮込み(軟溜魚扇)は揚げ加減が足りない、干し豆腐のあえ物(五味干絲)はタレに牛骨のだしを加える。花小麦の料理に物申されるのは初めてだな。魚はフウセイ(大黄魚)を用いている。

汪料理人は白茶で魚の臭みを抑え味を引き立てる。汪料理人の料理もすっかり皆に好まれている。普洱茶の煮込み(普洱炖鶏)は鶏肉を揚げてからお茶で煮込んだもので湖北の煮込み料理と同じ手法。海老の龍井炒め(龍井虾仁)も杭州料理のとろみのつけ方を活用していると説明。


29話料理感想

汪料理人が父親にお茶の料理を出すと、「思ったより悪くないな/比我預想的要好一些」と言われ、泣きそうなほど嬉しい汪さん。

花小麦冬瓜の水晶巻き(水晶冬瓜巻)を孟郁槐に食べさせる。趙さんから宴席の招待は不穏な感じ。汪童鶴と花小麦の場面で、円窓が二重に映し出されるのが綺麗で風情のある部屋なのね。正式に弟子となり、春風楼の宴で名代を務めるように言う。教えてくれるのは麻婆豆腐

まず切った豆腐を塩の入った湯で温める、肉を炒める、生姜や豆板醤などを加えゆでた豆腐を入れる、土鍋を熱する、とろみを3度に分けて入れる、肉を加える、土鍋に移す。嫩豆腐,牛肉,葱,生姜,唐辛子,花椒,酒,塩,豆板醤,醤油,干淀粉,肉湯,大豆油を用いる。干し貝柱がポイントと話す。

春風楼の宴ではお酒の強要から、花小麦が汪さんと一緒にいる所見せたかったようだ。呼ばれた医師はあの髭を触ってピタリと当てる人!ここで妊娠と分かる~。冷めた汁物を温めるように孟母に頼む花小麦

孟郁槐は菠蘿(パイナップル)をお土産にくれ、鳳梨酥を作る花小麦。丸めた餡を包んでこうやって型に入れるのか。

裁縫上手なお姉さん、靴が見事だ。肌着でもと言われ、鶏ももの刺繍を縫う花小麦。丁度『慶余年』でも鶏足姫が出てきた所だった。

薬が飲めない子供に、蜂蜜に漬け砂糖をまぶした山査子(酸甜的紅果)をあげる花小麦。宋さんが珍しい蕃茄(トマト)を持ってくる。蕃茄で牛ばら肉とトマトを使った料理(番柿子牛腩)。改心したのかしらと半信半疑だったが、新しい料理人とな?


30話料理感想

宋静渓が汪展瑞を引き抜こうとするが、「私にはここが快適でかつてなく愉快なんだ」と言うのが何だか嬉しい。情報収集が得意な「春喜さんが見た!」を報告していると近付いてくる孟母、噂話好きだったのね。

花小麦の引き留めたい気持ちを知った時に嬉しそうな汪さんの表情もいいな。宋静渓は料理帖を盗んで脅したのに、しれっとまた誘うのか。それがきっかけで茶葉の料理を追求するようになったとは。

追い出し宴(赶人宴)のメニューは、米団子(糯米的珍珠丸子)、最後に出す汁物を最初に出す、豚足(豬蹄)に鶏の足(鶏爪)は出ていけという意味になるらしい。米団子はコロコロ転がす=移動という事でもあるような? これらは温かいものを冷やして食べる料理である。鴨の足と笋月脯の炒め物(笋脯鴨掌)と羊蹄筋の冷菜(凉拌羊蹄筋)も得意と言う。
 原作小説『食味記』では「上茶留人,上汤送客」(お茶を出して引き留め、汁物を出して送りだす)という説明であり、通常は料理を出す順番を変えることはないのにも関わらず、花小麦は冷菜の後に温かい料理を一切出さずに汁物をいきなり出しているのだ。懐石料理ですぐに止め椀が出てきたようなものか。

宋さんが帰り、皆で焼き肉(焼烤)を囲むことに。
 孟郁槐は聖人の訓戒「弟子規」が胎教のようで……。これを親から言われるってちょっとな気もするんだが。「弟子規」は清代の教育家が孔子の教えを3語の韻文にしたもの。

「弟子規」
弟子规,圣人训。
首孝悌,次谨信。
泛爱众,而亲仁。
有余力,则学文。
弟子規、聖人の訓戒。
常日頃親孝行と慎み深い言動を心掛け。
平等に人を愛し仁徳を学ぶべし。父母の用事は早急に対応を。
余力があれば学門せよ。


汪さんに付いて八珍会へ。熱い汁物(熱湯)を勧める孟母。予選を突破した汪さん、中華鍋を振る左手のふるえが止まらない。最初はあがり症のせいかと思っていたよ。怪しい医者の所で毒を疑われ、端午節が過ぎると毒蛇や蠍に噛まれていないか訊かれて、石灰や雄黄をまいたので毒虫は見かけていないと話す。毒蛇や蠍ってあの人たち……。

汪さん受難の回。まずは花小麦に辛味が気血の流れを正常にすると、唐辛子(番椒醤)・からし(鮮芥末)・塩酢醤(咸酸醤)をそのまんま。腕の前に舌がやられるんじゃ……。
 お次は孟郁槐に運動すれば効果が増すと言われ、階段でうさぎ跳び。
譚さんが父が湿疹になった時に汗をかけば治ると、ミイラ巻き……。どんな拷問だ。すっかりいじられキャラと化している汪さんの表情芸が愉しいのだ。

予選会で銅の把手と水に毒が仕込まれていた。八珍会はどうなる?
(つづく)

 

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▼串焼きの匂いにつられる皇帝……。

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▼様々な中国茶名が出てきた。

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▼番茄(トマト)や麻婆豆腐、龍井茶も出てきた。

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