31話最終回感想
汪さんの手は、手が不自由になる覚悟ってそんなに悪いの?孟母が八珍会に付いていくのは頼もしいぞ。
桐安城は大きな街。かまどの神様に拝礼して始まる。かまどの神様は悪いことを見逃さないよ~~~。
八珍会お題は渡り蟹(梭子蟹)・松茸(松菌)・橙・鹿肉で、1皿の中に食材すべてを入れること。韓さんは蓮の葉で鹿肉を包んで蒸し、鹿肉と松茸を炒めて切った橙を載せている。
久しぶりの花小麦の包丁セット。お馴染みの縛った葱が良いな。石板で低温でじっくり火を通して松茸と鹿肉を鶏油で焼く。蟹の柑橘蒸し(蟹酿橙)かと尋ねる周蕓児。前菜は橙の味で鹿肉と松茸を包み込み、蟹みその濃厚な香りが加わっている。
決勝は桃源斎、碧月軒、花間楼、問梅軒、稲香園などの6軒。趙さん達は何をするかと思っていたら、宿に押しかけ煙騒動を起こして帰っていった。孟郁槐が離れた隙に何かあるのではとハラハラしたがそんな事はなかった。
韓さん、勝ちを譲ってくれと爽やかに言っている。無敵の主人公が参加するとなると、まぁそりゃそうよね。問梅軒の店主の佟さんが挨拶すると、相変わらず孟郁槐はニラミをきかせている。
決勝のお題は、黄唇膠(黄唇胶)と蝦夷雷鳥(飛龍)。黄唇魚の浮き袋でめったにない珍品ゆえに料理する機会がないシロモノ。
汪さん直伝の丸鶏の詰め物(彩風吞燕)を提案、花小麦は油戻しで油に水を少しずつ入れ温度を一定に保ちながら揚げ、水蒸気の力で浮き袋の膨張を促せば、しなやかで歯ごたえのある食感になる。胸肉を取り分けそれ以外はだし汁にする。胸肉は緑茶に浸して臭みを消し細かく切ってだし汁を漉す。汪さんの技とのコラボ!小豆子も助手になっている。譚さんたちはお留守番なのね。
鍋に細工をしようとした青荷を孟母が捕まえる! 桃源斎は出場を取り消された。
そそぐと海水の香りがして、飲むと肉のうまみが口いっぱいに広がる。噛むと澄んだ味わいが染み渡る。雷鳥の香りや味も後から来る。肉を食べると野趣に富んだ味になり、絶妙な食感で味の余韻も長く続く。
優勝者は花間楼!
皆が駆けつけ祝福してくれる中、桜の木の下に花小麦の目には祖父の姿が。姿がかき消え陣痛が始まる、そして元気な赤ん坊の産声が。EDはなくさくっと終わる。
(完)
一度も負けなかった花小麦。周蕓児の恋の行方はどうなったんだ。
花小麦が八珍会で優勝するのは良いが、ちょっと闇落ちした趙さんや宋さんはあんまり見たくなかったので、お姉さんや義兄さんも来てワイワイENDでも良かったかな。このあたりは原作に沿ったのかな。
孟郁槐はもちろんのこと、姉の夫に関蓉の夫にと、優しい夫が出てくることが多いのが良いね。
親しみやすい中国料理がたくさん出てきて楽しかった!とにかく調理場面や料理が美味しそうで、シズル感満載。中国料理はたっぷりな油で手早く作るのが肝要なのかなと思わせてくれる。
花小麦がとにかく料理無双で、孟郁槐とも仲良しで、ほのぼの料理ドラマ。料理ドラマ好きには楽しいドラマ。
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