25話料理感想
ジャガイモで芋餅の黄金揚げ(金絲蛋乳軟餅)を作り、周蕓児が味見している。偏食な孫を連れたおじいさんが料理人が違うとクレームを付けているが、料理はちゃんと出しているのだからそんなに騒がなくてもネ。
蟹粉蝴蝶魚餃(魚肉で包む餃子みたいなの)とハンバーガーのような肉を挟んだ餅(餡餅,羊肉夹馍)は大好評。私も食べたい。
蟹粉蝴蝶魚餃は草魚(ソウギョ,鯉)で肉餡(豚,上海蟹,椎茸,干し蝦)を包んで鮑汁(鮑風味の調味料)にドブン。上海蟹に鮑汁って旨味だらけでそりゃ美味しいハズだ。というか、こんなの食べちゃったら普通の料理なんて口にしなくなっちゃうよ?
ハンバーガーは意外や羊肉パテで作られた羊肉夹馍で、陝西省の小吃。バンズは強力粉,塩,重曹,豚油で作っているようだ。入れた切り込みがサクッとした食感になるのかな。
周蕓児が文華仁にと持ってきた黄金揚げを、大聖が美味しそうに食べている。案外、素直な大聖とうまくいくのかしら。
登用試験で手合わせした張毅は、この前襲ってきた輩と同じ動きをする。あれは呂彪じゃなかったのか。分かりつつも採用するのね。
花小麦は汪料理人に「包丁3年火加減5年味の追求は一生/刀三火五吃ー是一生」と話す。
孟郁槐は汪さんと酒を飲もうと言うが、酒壺ごとですかっ。「客を一人一人大切にしてきたから今がある」と伝え、汪さんも父親に料理を認められない辛さをこぼしている。汪さんがお茶が好きで茶葉料理を広めたいと夢を語る場面、良かったな。
黒い固まり、何かと思えば臭豆腐!人によって好き嫌いが極端に分かれるとは、汪さんの事ですか?
関蓉が花小麦の作ってくれた汁物とわかり謝りに来ている。良い旦那さんだね。関蓉は臭いを取ってくれる香袋を手渡す。臭い…臭豆腐……。
汪料理人、薬膳の知識も豊富とは~。冬虫夏草で肺機能を向上させ無花果の甘みで食べやすく枸杞と排骨は体の弱い人に滋養強壮の効果がある冬虫夏草と排骨の滋養汁(虫草花滋ネト排骨湯)。冬虫夏草は汪さんが所持していたのかな。
糖水をつまみ食いの孟母。
26話料理感想
鏢局の仕事に付いていくって手繋ぎ徒歩ですか~。あっさり威隆鏢局は差し押さえられる。
豚のお頭でかまどの神さま(灶王爺)を男性のみで祭る。旧暦の12月23日の晩に灶神は天に上って一家の事を報告するという信仰がある。1つ年配の者に健康幸せ家庭の平和を、2つ働く者にあまたの財と喜びを、3つ家庭ある者に子孫繁栄夫婦円満を願って。豚の頭は錫製の鍋で2刻ほど煮込むと皮と肉がとろとろになる。
腎臓の気を補う魚の煮こごりに冬虫夏草、枸杞が入った鍋(花㬵湯)。魚の鍋のあとは鶏のだしを足して具をさっとゆでて食べる(花胶鶏火鍋)と紹興酒によく合う。花胶は鱈の浮き袋を干したものでコラーゲンたっぷり。それを戻して切り、鶏,冬虫夏草,朝鮮人参,党参,干し貝柱,枸杞,棗,生姜が入っている。
目隠しして連れて行かれると、水面にはロウソクの花模様、空には花火とラブラブ~。今回は孟母もお手伝い。
息子と新年の挨拶を交わして嬉しそうな孟母。お屠蘇を飲むと病や不運を遠ざけ1年中健康でいられる。大聖、そんなにリンゴを今から胸元に入れてどうするんだ。孟母はお手製の胡桃と蓮の羹(核桃蓮子羹)を小麦に飲ませている。
周蕓児は料理人試験にも合格~。白糖糕(綿白糖)に緑茶の粉もかけている。審査料理は糖醋魚・藤椒牛肉・抹茶白糖糕。
甥っ子の虎のぬいぐるみは布老虎ぽぃな。お姉さん、産んだ途端に出産プレッシャーをかけなくても……。2月2日の龍台頭(龍抬頭)は、雨を司る龍王が頭を上げる日で、雨が多くなり啓蟄でもあり農業の始まる時期となる。
中年の客がストーカーと思っていたら、もっと若い方がいいって、えええなんですけど。お菓子を買ってきたと渡すけれど、いまひとつ押しが足りない文華仁。大聖、颯爽と来ちゃったよ。大聖の方がイイと思っちゃうよー。
27話料理感想
周蕓児は文華仁に糖水をお礼に持って行くが、助けたのは孫大聖と言われてしまう。やっぱり好きなのは文華仁なのかな。花小麦が尋ねると「焦ってはならない」と、結婚への心得をよく知っている周蕓児。
なぜ博打好きな馮六に鍵を任せているんだ。大聖が大怪我をして左料理人さんが看護しているようだ。柯さんは言うべきことは言うけれど、叱られる時は同行してくれる理想の上司。
青蝦巻に蟹醸橙、蒸鮒魚のメニュー表。ボロボロのなりをした少年に対しても礼儀をもって対応する春喜さん、偽造官銀とも見抜くし有能すぎる。
少年は東坡肉とあひるのおこわ詰め(八宝鴨)、鯉の甘酢あんかけ(糖醋魚)と汁物(排骨湯)を注文しテイクアウトも所望。足止めするために特別室へ招き、山査子と山芋の菓子(紅果山药糕)で気を惹く。
柑橘の皮も水に浸して洗えば苦みが抜け果実の香りが少し残り、蟹と柑橘の黄金煮となる。この柑橘はザボンの皮(柚子皮)みたいね。西瓜の皮料理@魔道祖師に通じる何かを感じるぞ。何度も洗った皮は海面のようになり、蟹みそや汁のうまみを吸う。同じく子供も身近な人の影響を受けると、少年くんに機会を与える花小麦。
すっかり見違える乞丐(きっかい)くん。山賊偵察におかんむりな孟母には鶏足の煮込み(醤香風爪)は好みの濃い味にしたと取りなす。
(つづく)
外部サイト
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