笛の音と琴の調べ

ドラマ「陳情令」アニメ「魔道祖師Q」に始まり、ドラマの漢詩やグルメを記したブログ。最近は「長安二十四時」「如懿伝」「致命遊戯」「一念関山」「寧安如夢」を更新中。⇩カテゴリー選択はスマホでは左にフリックしてください。外部リンクはプロモーションを含みます。

光淵15話,16話,17話,18話感想/嵐が丘 イザベラ,巻四操縦者

15話感想

徐東嶼(李泊文、ロリータの回)が死体を遺棄した十三区、未開発の海辺が光耀ファンドと深く関わっている。

周氏傘下の低温流通会社のトラックを見かけ、追跡する裴遡と駱為昭。裴遡が「Yes,Sir」と応じて走り出すのがカッチョイィ。

……のに、トラック爆破で飛ぶ裴遡のあまりにもCG感よ~なんだかエビ反りだし。ホントに鄭凱峰は乗っていたの?

♪Raise me upが流れる中、裴遡ママと出会う裴遡。ここは一種の三途の川?いや、ママ「疲れたのね」と迎えるんじゃなくて、送り返さないのかぃ。そういうママなんだなぁ。「海に浮かぶ流木のような、深淵に嵌まる旅人よ」は何かのフレーズなのかしらん。駱為昭の「裴遡、ダメだ」との呼びかけに、戻る裴遡。

病室では駱為昭と陶沢が、どちらの声に裴遡が反応したかを争っているよ。

そしてその間、SIDの周氏ファンドの調査は妨害されており、捜査関係者は停職処分となっている。

鄭凱峰と揚波は共謀し、策謀者と内通者として周竣皓の事故を計画、発覚を恐れて逃亡を図るも包囲され、爆弾で道連れにしようとした。

陶沢と駱為昭は自分達に発見するように誘導している第三の勢力、すなわち粛正者の存在に気付く。
高速鉄道も走っているのか。

 

ジュリアンは周鴻川(弁護士)、ハンバートは徐東嶼(カメラマン)、弑逆者は十数年前の周竣皓(父親、会長)と現在の鄭凱峰。

裴承宇(裴遡父)は事故で植物状態
嵐が丘の舞台劇「私はここを最初に発見した。1つの失った世界、1つの想像の世界。誰が住んでいてどんな暮らしをしていたの?」

「私の人生の最も幸せな日であり、新たな始まりよ」「私はこの世で最も美しい愛を手にした。(必ず君を監視下に置く。ウンザリする義務でもその顔を見よ。すぐ私と釣り合うようになる)。なんと美しい花嫁、なんと美妙たる結婚だろうか」。

「思想は制御できない」ヒースクリフがイザベラを叩く。それをリントンが怯えて見ている。「愚か者め、お前を愛しているとでも?」
「私を殺してくれたらいい。想像できる唯一の楽しみ、それは死、あなたの死よ」
「お前の家族に施されたものは全て返す。こんな日々はこの先も続く」
「またケガしたの?」
「あなたには自分の自由な魂を持ってほしい。何者にも縛られず、自分の夢を追うのよ」。

「全ては静かに流れ逝くが世界は終わっていない。安らかに眠れ、イザベラ。その魂は生き続ける」「美しい子供よ、お前は私のものだ」。
それは過去、裴遡の父親が裴遡にしたのと同じ行為。
(つづく)

裴遡の重体は、駱為昭との絆を深めるためのものなのだろうが、何となく乗れなかったな。

それよりも裴遡の両親が『嵐が丘』だったとは!
裴承宇がヒースクリフで、ママがイザベラ・リントン、裴遡はリントンか!そういやイザベラに対して大概なDV男だったな。

16話感想

病室で松茸のバターソテーの『風味巡礼』的な映像が流れていると思ったら、首コルセットしている裴遡の横で、母親手製のスペアリブスープをむさぼり食らう駱為昭。裴遡のことを「殺人指南をしそうなプロの変態」って言ってるし。変態のプロって何~~~。そう言われて薄目で笑う裴遡の表情が好き。

陶沢からの果物と熊のぬいぐるみは、駱為昭に食い散らかされ、熊の顔はビニール袋で覆われ、小学生か。陶沢からの電話に、裴遡が駱為昭の手の平に文字を書いて知らせるのイイね。

董筱清を殺したとおぼしき犯人の死体が見つかった。王厲は長距離運転手で借金のある一家を殺し指名手配犯。金塊報酬を貰って意気揚々としてコロナを飲みほし杖をついた男性に毒殺されている。その場面でなぜ『CanCan』のポスターが……。カップの欠片は鄭凱峰と指紋が一致。

鄭凱峰と周竣皓が周亜厚を殺害したのは32年前。21年前周氏は港湾市場参入のため殺人を依頼、董夫人が巻き込まれた。

ニュースで「氷山のごとき6人の命に周氏という国際的な大船が衝突、殺人 資金洗浄 国際犯罪により1つの伝説が、夕日のごとく時代の大海原に沈んでいくのです」と流れる。?話のお墓の前のIceberg瓶を思い出すね。

董筱清の携帯から肖翰揚へのメッセージはこの黒い男性が送っていたのか。

周竣皓は体調が気がかりで次男の周懐幸に遺産を残そうとしていた。周懐璟は心臓に問題が起き入院している。なぜ周竣皓は親子鑑定もせず判断したのか?鄭凱峰は自爆するような人間か?周懐璟の母親が貸金庫に入れていたのは、心臓病の薬以外になんだったのか?

病室の前に女性が立っており、「お嬢さん」と裴遡が声をかけると駱為昭を捜している様子。夫は水虫で入院中で、独特な距離感な女性……は、ナント駱為昭の母親 雛鳳だった!

そしてなんだかんだと裴遡は駱為昭の家で同居することに~。フライパンこと黒猫ちゃんがカワイイな。黒い服着てる裴遡みたい……と思っていたら、猟奇的な父親が裴遡と黒猫にむごい事してるよ。そんな過去から感慨深くフライパンを撫でていたら、手を洗うように言われ、手が止まる裴遡……。

裴承宇がかつて光ファンドと蜜月関係にあったことを駱為昭に打ち明ける裴遡。そして「なぜ家に来なくなった?」と聞かれている。

駱為昭のパソコンがあるが、あえてアクセスするのは控えた様子。うんうん、そういうのは大事よね。すると新州政法大学での駱為昭の写真が飾ってある。そこで思い出したのは、杜部長のオフィスで見た写真。
(つづく)

駱為昭のお母さん、予想外なキャラだね。
そして駱為昭と裴遡が同居(同棲?)し始めた!

かつて裴遡少年が家に来なくなった理由、変態父親から駱為昭を守るためなんかなぁと思っていたら、原作ではどうも駱為昭の交友関係にあったらしいとか。そりゃ、ドラマでは答えられないわね。

17話感想

陶沢は観葉植物の手入れ、伍さんが臨月間近の奥さんのために朝食を作り、SIDの部の皆にお裾分けしている。

新州政法大学の卒業した同期は27人で藩雲衡(教授)など。SIDに入ったのは7人で杜部長、張部長、楊証鋒(師父)、10年前に離れたのは1人で霍蕭か?

藩雲衡教授を訪れる裴遡。あれ、こういう人だったのね。粛正者にとって裴遡はなんの教え子なんだ?裴遡の論文名は「犯罪心理と零度共感の因果的遡源」。藩教授のデスクの上に飾ってある写真には4人で、右端が切れており「道を外れた」と評し、「泥沼に入るのは簡単だが、抜け出すのは難しい」と語っている。

育奮国際学院大学生が深夜に学校を抜け出した失踪事件が発生。
女子学生 夏希楠を襲う犯人。ホラーめいて怖いよ-。

楊曦が休暇を申請、母親 佳恵が重い病気であることがわかる。陶沢から豚の干し肉をもらう駱為昭。

手紙から生前に師父 楊証鋒が妻に死後、周囲と連絡を絶つように伝えていたことがわかる。どうやら変わってしまった友人がいるようだ。だから駱為昭たちとも関係を断ったのか。零度共感者は指名手配犯に殺人を依頼しているとも。327号線で無念の死を遂げた者とは?

指名手配犯のファイルの組長には楊証鋒、副組長には霍蕭の名前が。
夜中に楊証鋒の部屋に入ってきたのをフライパンかと思っているが、裴遡だった~~~。

かつて駱為昭に黒猫(フライパン)を飼ってくれるよう頼んでいた少年・裴遡。そうでもしないとあのロクでもない父親に虐待されるもんね。

5人の内、男子学生が殺され目がえぐられている。優雅に朝食を嗜んでいる裴遡が、駱為昭に牛乳を差し出すのがイイね。

粛正者。「歓声に包まれるこの世界では、世人の目に見えない全ての涙は笑い声にかき消されてしまう」
巻四 操縦者

事件を捜査していると、肖翰揚が目を刺すのはマーキングで、327連続強盗殺人について話し出す。駱為昭、ワザと泳がせたね?「変死した者が最期に見た場面が網膜に残る」って、ときどき見かける都市伝説。事件の主犯 杜国昇は今も逃亡中。

車椅子に乗った夏希楠の祖父が夏希楠に呼びかけている。

18話感想

裴遡が苗秘書と総裁のお仕事をしていると、書類の香りに気付き「コピー用紙まで特注に?皇室と姻戚関係でもあった?」と指摘している。蘇副総裁の新任秘書で書類には魏藍とある!味方のキャラじゃなきゃ使っちゃいけない名前じゃん!

そして食品の物価高に気付き、ランチ手当てを3割アップしてくれる庶民の味方・裴遡~。こんな会社だとイイな。裴遡、同居して食品のお買い物もしているのかしらん。

裴遡が裴承宇の呼吸器を抜こうとしていたのは、組織を引き寄せるエサだったのか。杜佳と裴遡が出会ったのは3年前?

夏希楠は成績優秀で10万の奨学金で私学へと通っていた。祖父は脳溢血で介護生活。馮彬と夏希楠は夜郎谷の結縁石というスポットを訪れていたよう。

馮彬が失踪後に購入した携帯電話?何宗一くんや夏希楠の時も携帯が絡んでいなかったっけ?

失踪した学生である張一凡王逍が取り調べられている。張一凡は「謝肉祭も近いので気分転換にと」と証言したところで、張一凡の父親が現われ張り倒されている。

学生たちの手紙の出だしは「親愛なる両親、ゆとりある人はおらず皆すり減ってる。望んでた物も今や何も欲しくない」「己の生まれた意味を苦慮」とあったようだ。

駱為昭も15歳の頃、バスケ部を連れ隣の市で半月試合に混ざり、優勝してサイン入りボールをゲットした武勇伝を裴遡に語っている。

裴遡は「大きな計画には明確な目標が付き物だ」と言い、馮彬の死が目的で指名手配犯に出くわすためはないかと推理する。

裴遡と駱為昭が事件の現場検証へと訪れ、恋人同士な馮彬と夏希楠の行動の足取りをしてるけど、ふたりの顔が近い、近いよ~。
馮彬と夏希楠の背後で待ち伏せをしていたらしい杜国昇。

馮彬たちが通報の電話をするも、片方が自ら電話を切ってもいたようだ。本来、犯行現場にあるはずが今存在しない物は、夏希楠の携帯。

時計が12時を指すと、病室の夏希楠が目覚めている。

裴遡は「馮彬の手紙は加害者の語気とは違う」と指摘。「潜在意識では加害ではなく達成で、集団暴行は秩序の植え付け」だと話し、「全寮制の学校のような閉鎖的な場には必ずルールが存在する。中にいれば自然でも外からは異常かもね」。

夏希楠が取り調べを受けてるけど、手錠もかけられてるよ。
(つづく)

ED含めて45分だし、結構カットがあったのかな?
あるとしたら夜郎谷の現場検証のあたりと、夏希楠に関することかしら。

 

 

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