笛の音と琴の調べ

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風起洛陽25話~28話感想/飄風不終朝 驟雨不終日,含嘉倉

25話感想

月華君は見目のいい衣に着替え、高秉燭と雲萃観へ潜入。夫婦のフリをしており、月華君の手を引っ張ったり微妙な空気感と音楽が流れるのは、二郎&七娘コンビといい勝負をしている。どさくさに紛れて一発かます月華君てば……。

そして白浪の迫真の演技~~~。白浪は癒し。いつも思うが、厳重に警備している割に、入った後はどこでもスルスル行けちゃうのよね……。

春秋道 天通道人(宫正楠)『狼殿下』李炬祺、《倚天屠龙记》殷梨亭登場。『山河令』の四季山荘 師父な秦懐章なの! 黒い衣の人物と話している。月華君は巻物を見つけ、そこには「北帝玄珠、克部、雄黄、夜明砂」と記されている。警告の鐘が鳴り、黒い衣の人物は逃走。玄武の丹薬入れが残されており、神都で玄武の図を使えるのは公侯以上の家柄、東宮専用の色である。

東宮の捜査は内衛でも聯昉でもできない。天通道人は掌春使の弟子のようだ。「激しい雨風もいずれはやむ/ 飄風不終朝 驟雨不終日」と諭す掌春道。

老子 第二十三章
希言自然。故飘风不终朝骤雨不终日。孰为此者?天地。天地尚不能久,而况于人乎?
まれに話すのが自然である。暴風が朝には止まないことはなく突然激しく降る雨が一日中止まないこともない。これは誰がなしているのか?天地である。天地でさえも長らえないものを、ましてや人はなおさらである。

ことわざ「飄風は朝を終えず驟雨は日を終えず」。不自然な事は長続きしないの意味。

丹砂、水銀、鉛こうに硫黄が記されている。七娘の父が家を出た時は、弟は4歳であった。紅綃坊で十郎に怒る父柳適に対して「母親が死んだ時も戻らず、自分に指図できるのは叔父上と姉上だけだ」と言い放つ。叔父上、慕われていたのね……。

郡主のツテを辿り、何とか東宮に会う月華君。東宮は范州にいた時に体を壊し、燃灯大典で丹薬を陛下に捧げ歓心を取りもどしたい。戴舟という舎人に天通道人を紹介された。北帝玄珠を炉に入れた途端に出火。

26話感想

柳適と巻物について、二郎は丹薬は劇物か石灰かのどちらかになると話す。月華君の身を案じて、空焚きにも気付かない高秉燭。白浪は食べながら高秉燭をいじり倒し、「火にぶち込むぞ」と言われると「恋の炎に?/ 干柴烈火」と(笑)。戴舟は姿を消しており、会節坊の楊記質舗に博打の借金があるようだ。高秉燭の心配を白浪から聞かされ、微妙な空気になる高秉燭と月華君のおふたりさん。聯昉の情を断つどころか、聯昉入りしてからの方が情が増してませんか??

こちらもまとわりついている七娘さん。巻物の北帝玄珠の用法は伏火雷霆の製法に近く、高温で毒素を抜くために使っている。二郎が丹薬を作ると知ると、血相を変え「最初は家で書物を調べ、自分で作り始め、家族を捨てて旅に出た」と訴える七娘。トラウマになっているのね……。父親も陛下のための丹薬作りだったのかな。「一緒にいていい?/ 那我可以跟你一起吗」と言っているのを聞いて今更ながら思い出す、そういえば離婚するって言ってましたね。コチラも少しずつ進展中。

会節坊の楊記質舗でいかさまを見破り、番頭から話を聞く高秉燭。亀府を担保にしたが、戴舟は江南へ逃げたと話す。

錬丹に励むが、火花が散り七娘は「きれいね」と花火気分。突然、爆発しないかとヒヤヒヤして見ている視聴者。

紅綃坊。舞姫 宇文佩佩がようやく戻って来た。東川王に会っていたですと??十郎を見知っていそうだが、知らないフリをして通り過ぎる。「男というのは、高嶺の花が好きなの/ 男人嘛、不都这样得不到的才是最好的」は真理のような……。

柳適は「小知は大知に及ばず、小年は大年に及ばず、奚を以て其の然を知るや、朝菌は晦朔を知らず、蟪蛄(けいこ)は春秋を知らず、此れ小年なり」と『逍遥遊』を講釈。あ、柳パパ、天通道人の調合を皆の前で言っちゃった。

荘子 内篇 逍遥遊 第一
小知不及大知,小年不及大年。奚以知其然也?朝菌不知晦朔,蟪蛄不知春秋,此小年也。
小知は大知に及ばない,小年は大年に及ばない。どうしてそうだとわかるか、朝の菌は日没から夜明けを知らず、蝉は春や秋を知らない、これが小年だ。


火炉の前にいる武攸决。晋王は暑がっている。そうか、武攸决は寒気が強くていつも毛皮を身につけているのか。

予想通り、出てきた戴舟を取り押さえるが、閉じ込められ毒でいぶされる。二郎は申非に「雄黄、夜明砂、檀香、朱砂」を両斤頼む。逃げる戴舟を追う白浪。残った高秉燭は番頭の甥を助け出そうとするが倒れ、そこへ……。

27話感想

男装をして材料を買いに行く七娘……「夜明砂は煎って細かくしたもの、雄黄はにおいが強い」というお遣いには、天通道人もおりイヤな予感しかしないが、やっぱりか。申非は西市でよく乾いた檀香を購入。夜明砂はコウモリの糞で生薬。雄黄は砒素の硫化水素で毒性がある。

高秉燭を助け出した月華君が「驚かさないで」と抱きつく場面は印象的。戴舟は、太子に天通道人を錬丹作りにと紹介したが、天通道人の目的は北帝玄珠を大量に横領することで、勧善坊の空き家で密会していたと白状する。太子は巻き込まれたのか? 高秉燭が戴舟に質問しようとしたのに「連行せよ」と李北七が打ち切ったのは? むむ。

戴舟の捕縛より人助けを優先したことで「今のあなたがいい」と言う月華君。『天机』♪が流れているが……この回想でこれが流れるって、なんだかイヤなフラグに思えてくる、この切ない調べ……。

二郎の元には「柳七娘を助けたくば、敦化坊丁字道七号に来い」との文が届き、馬車に拉致される。連れて行かれた先は、春秋道拠点・北山別院。ある意味、敵の拠点が分かったとも言えるが、七娘のこのパターンは何回見たかなぁ……という気持ちにもなる。首を絞められた痕が痛々しいゎ。

皇帝の子の中では、陶児が秀でていたが夭逝、愚児は聡明だったが悪人に惑わされ破滅の道を歩む、残った太子は半生血迷っていると。それぞれ李広、李賢なのかな?

晋王 武慎行が奉御郎を兵部尚書に推挙するのも、一歩間違えればの綱渡りだな。各地から納められた穀物のある含嘉倉を見に行くよう命ずる陛下。含嘉倉は隋が洛陽の北東に建設したの大型穀物貯蔵倉庫な穴蔵。隋・唐・北宋と500年程使用された。

「斉魏要術」に北帝玄珠の記載がある。時間稼ぎに調合した物の錬成を喜ぶ天通道人。二郎が代わりに成功させやしないかとヒヤヒヤ。胡桃の木と柳の木、檀香を入れた。

月華君たちも屋敷を取り囲む。

28話感想

七娘の「あなたに迷惑をかけてばかり」はその通りだが、二郎から「私たちは夫婦、支え合って当然だろう」という言葉で出るようになってる~。「夫婦仲はごく良好だ/ 琴瑟和鸣,我觉得很好」なのね。

北山別院へ運び込まれる餺飥、ナイスアシストな七娘、その餺飥はかつて10話で白浪宅にて二郎が高秉燭と食べた思い出の味……。高秉燭と二郎が同時に映るショット、気持ちが通じ合ったようでいいな。塩が多すぎると言った後でニヤリとする二郎。

二郎が天通道人に寒性の燐石を入れるように言うが、これって爆発させるのよね。葛洪の『抱朴子』によると燐石の性質は寒。久々のアクションだ~。

洞窟に潜入するのは袋小路になるので心配していたが、奩山の銅もあり、試作品な伏山雷霆を爆発され、案の定、下敷きになってまう月華君。うん、伏山雷霆は爆弾だと思っていたよ。『成化十四年』で学んでいたよ。洞窟は逃げ場がないから危険だよ。

いつの間にか、馬車の中で抱き寄せられるほどに進展した二郎と七娘。ちょっとぎこちないのはご愛敬。二郎は兄・寛郎の書きつけの文字を見て、北山別院で見たものと同じであると判明。

「機は行き、杼は走る城関」「龍蛇、影潜め道を行く、朝野 連山に合す」はかつて17話の羊皮紙に書かれていた言葉。「星羅 地下に広がる」の文字も。幼い二郎が兄に「九連環は難しすぎて最後までできない」と訴えている。兄には指が6本あり、十年前に亡くなるが生きている可能性も出てきた。

鐘を鳴らしている皇帝。武攸决は英国公と食邑300戸を賜わり、天堂竣工日の警護を託される。食邑は領地。武思月の事で二郎のもとに怒鳴り込む兄者、コワイよ~。あの状態の月華君を見られたら、高秉燭が殺されそうな……。

 

 

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