笛の音と琴の調べ

ドラマ「陳情令」・「魔道祖師Q」・小説/アニメ「魔道祖師」の感想や考察を綴っているブログです。「愛なんてただそれだけのこと」「宮廷の諍い女」を更新中。⇩カテゴリー選択はスマホでは左にフリックしてください。

如意芳霏18話,19話,20話,21話感想

18話感想

傅容と粛王は胡家村に辿り着き、駆け落ちしてきたと勘違いされ、用意されたのは1組の布団。顔を間近に近づけると思いきや、ロウソクを消していた。逃げている間に周囲が明るくなるのはナゼ。

家に逃げこんだのは先の夫婦の家かと思ったら、検視人の家だったのね。カットされてるのかな。追われて逃げだし川にザブン。この景色は「花小厨」でも見た橋だ!

どうやら川は流れついたようで、起き上がると一面の蛍舞いロマンチックな情景だ。そして粛王は「今生二度と離れぬ」と言い、扇を手渡す。いつの間にそんな思慕が募っていたのかぃ。

金翊衛は大統領である粛王の言葉を信じて見逃し、証人も得て、あっさり帰京。なぜ堤刑司は城門で捕らえないんだ。そして罰を受けている粛王に、そんな前で囲碁をしている不可解な兄弟な帝と安王……。そりゃ集中できないよね。

証人である検視人がやって来て冤罪を晴らしてくれたが、冤罪を生んでも丁鵬は捕吏に降格だけってぬるくないか。


19話感想

不憫がすぎる粛王……。あまりに不憫で「山河令」31話を見たよ。神回だったよ。

相思相愛と傅容がノロけていたと思っていたら、周囲の話から師匠の仇と思いこみ、まさかの傅容の側妃婚姻話が進み、婚礼の場で仇討ち!と刃を向ける。コレがこの19話だけで起きた出来事……。


気を取り直して……無事に傅容が戻って来た事を喜ぶ傅家の家族は温かいなとホッコリ。

傅宣と呉白起はおんぶされ塀を越えてデート。帳簿を見ている傅宣に見とれている呉白起がカワイイぞ。おまけに鳳来儀の不正も見抜き、賢いお姉さんに癒される。

みるみる傅容が黒化していく。柳如意に「師匠でもないわ」と言ったり、ぶつかりそうになった証人の人という場面、あったっけ? 粛王は帝の命である西河郡主との件を断りヒヤヒヤしていたら、傅容が何を安王に頼むのかと思いきや、まさかの婚礼話があれよあれよと進む。顧沅、アヤシイぞ。

EDの婚礼場面がここでキターーー。しかし傅容は中国ドラマ名物死んだ目……。冒頭で相思相愛と言っていたのはどこ行った。師匠が作ってくれた鳳冠は正妃でないと被ることができないのか。

刃を向けて傷は付いていたから、もしや毒でも?と思ったが、そこまでではないのか。向けられた刀をぐいと刺すのはどこかで見たなと思ったら、「瓔珞」でも傅恒が瓔珞にしてたけど、あちらの方が説得力はあったな。「償いではない、真心の証だ」って不憫だ、不憫しかない。

しかし、安王もよく協力したなぁ。いまひとつ傅容への思いが掴めない人物である。


20話感想

新婚となったふたりだが、安王の放った刺客に襲われ、粛王が贈ったお菓子が花嫁には落花生アレルギーだわ、男装して抜け出すわ、傅容が歩み寄ろうとすると侍女に妨害され、正妃を迎えると勘違いして離婚と切り出す傅容。甘い場面は、粛王が傅容を担ぎ上げた場面かな。

あんなに優しい母・淑妃に何か言われていないか案じていて、婿としてもパーフェクトでしかない粛王なだけに、傅容の株が下がり続けている今日この頃。後半、巻き返してくれるのかな。簪は「晴天の美景」という名だったのね。

安王と傅容の出会いの回想。幼い傅容の傍にいたのは傅宣かと思ったら斉竺だった。傅容は幼い安王に棗をあげている。
 傅容が徐晋を殺したら、傅容はお縄となって添い遂げるのは無理な気がするんだけど、安王は一緒になれると思っているのね。どんなウルトラCを使う気だったんだ。

帝は朝廷の汚職を一掃する心積りがあるようだ。新たな驍勇将軍を演武大会で選ぶため、秋の狩猟大会が開催される。

怪しそうだった顧沅、もしやその内に落花生を仕込むのでは?と怪しんだが単なる侍女っぽく、むしろ秋楠という西河郡主側に付いた侍女が現われた。厄介だな。

紀女将をとっちめに降ってきた呉白起、女将の触覚な髪の毛を引っ張るのが愉しそう。どうやら端妃が絡んでいるようだ。

山査子と五仁のお菓子は甘すぎず爽やか。男装した傅容はいっそう華奢に見えるね。仙露居の「荷花蕊/かかずい」は評判のお酒。「荷花蕊」は『尚食』第21話でも出てきたお酒だ。


21話感想

粛王がお酒を手にしながら、傅容との出会いからの回想に浸っている。この塔のてっぺん、ふらりと訪れるには良さげなのでいいな。

如意楼の密室に、こんなに大勢で入って大丈夫なのかと思ったけど、女将の遺言書が見つかった。むむ、侍女の顧沅の視線が気になる。

酔っぱらった粛王は泣き上戸だった~~~。張哲瀚もやるわね。足技をかけて傅容を抱え込む。翌朝このまま傅容が去ってまたすれ違い……かと思いきや、ここから攻守逆転となっていった。粛王の「離縁を考えておく」から流れるこのコミカルな音楽。

侍女ふたりが手を取り合いながら、傅容の料理を見守るのもカワイイ。侍女秋楠のタレコミから王妃を娶ることとなったが、相手は自分が決めると主張する粛王。秋楠は兄の官位をたてにされてスパイ活動をしているのね。

木の上で降りられなくなった猫のような傅容ちゃん、医師の葛先生は気がきくな。片手で抱えてふたり降りる~~~。そして粛王のお肌見せ見せタイム。傷跡がそこかしこにあるのがおいたわしい。

呉白起は信じていた端妃がそうでなかったと知りショックを受けるが、誠実に励ます傅宣。呉白起にとって傅宣は燈籠のような存在と打ち明け、「君といろんなことを経験していきたい」と顔を寄せるが……オジャマが入るのはお約束。

ヒロインが一所懸命刺繍するけど、図柄がわかってもらえないのもお約束。鴛鴦を刺繍しているようだ。

今まで書を読んでいたくせに、傅容が来た途端に女子の絵を広げる粛王が笑える。蓮の汁物は身体の熱を取る効果がある。しかし実物が連想しにくい美人画よね。殿下が選んだ相手は肺病を患い、もうひとりは駆け落ちしていった。姚氏ってあのお見合い相手か。わらしべ長者のごとく、正妃選びと言いつつ善行を積み上げているな。

傅宣さん、若いのに「女の美貌が衰えれば愛は冷める」と随分、悲観しているが前世でなにかあったのか。力強く励ます呉白起、そういえば演武大会があるんだったね。

なんだかんだと続きが気になるこの緩いラブコメ展開。
(つづく)

 

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