笛の音と琴の調べ

ドラマ「陳情令」・「魔道祖師Q」・小説/アニメ「魔道祖師」の感想や考察を綴っているブログです。「愛なんてただそれだけのこと」「宮廷の諍い女」を更新中。⇩カテゴリー選択はスマホでは左にフリックしてください。

如意芳霏11話,12話,13話,14話感想/一寸の玉にも必ず傷あり呂氏春秋,天狗食日

11話感想

呉白起が如意楼に忍び込む時に、ひょこっと顔を出しているのがカワイイ。しかもお姉ちゃん傅宣の言葉にやる気になってるし。いつも思うけれど、自分のいない所での良い噂って、立ち聞きできると嬉しいよね。

粛王は香袋を大人買い。全部お買いあげして、弟に2つ渡してそこから傅容に渡す作戦はさすがである。

牛肉に杏仁豆腐に魚を注文。

洪村で灯籠祭り。ロマンチックな場面なのに『山河令』で叩き込まれた、灯籠あげは「天窗」の相図!!逃げて~~~、と思ってしまう視聴者は他にもいるに違いない。他のドラマだと思わないけれど、張哲瀚が出ていると思い出されてしまうな。

粛王は可愛いピンクと紫の花灯を持ってきて、わざわざ軽功で傅容と高所へ飛んで花灯を吊す。安王、かなりリードされちゃってるよ~。

対抗心からお酒を飲み過ぎ、酔っぱらった傅容が粛王の顔を「端正な顔立ちね」と言いつつムニュムニュ。

官児に疱疹が出てしまい、傅容にも。ヨモギと柴などの薬材を煎じる傅容。粛王の側近の葛先生は医師だったのね。三日枯という毒で意識が混濁し全身に疱疹が出るのだとか。毒はいつの間に?と思っていたら、アヤシイ荷物を運ぶ現場の人から飴を貰っていた。

傅容は官児の予知夢を見ていて、それで安王との約束をすっぽかしたのね。カットされているのか元々ないのかよく分からない展開ではある。

 

12話感想

帰路につきながら、官児が粛王に「お兄さんがいて楽しかった」と言うのがカワイイ。そして飴をくれた人が董殿とわかってしまった。幼子にそんな黒い事をする人なの??

粛王が雨宿りした先が、如意楼ってどんだけ追っかけてるの。生姜茶を持ってきてくれる。花鈿な傅容にドキドキな粛王。似合ってるもんね。傘から夜食や清涼膏がくれたのが粛王と分かったのだけれど、そんなエピソードあったっけとウロ覚えだわ……。

安王は
一尺の木にも必ず節目あり、一寸の玉にも必ず傷あり

呂氏春秋 巻十九 離俗覧』
(八)挙難
以全举人固难,物之情也。人伤尧以不慈之名,舜以卑父之号,禹以贪位之意,汤、武以放弑之谋,五伯以侵夺之事。由此观之,物岂可全哉?
故君子责人则以人,自责则以义。责人以人则易足,易足则得人;自责以义则难为非,难为非则行饰。故任天地而有馀。不肖者则不然。责人则以义,自责则以人。责人以义责难瞻,难瞻则失亲;自责以人则易为,易为则行苟。故天下之大而不容也,身取危,国取亡焉。此桀、纣、幽、厉之行也。尺之木必有节目,寸之玉必有瑕适。先王知物之不可全也,故择务而贵取一也。

およそ物事に完全を期することは、初めからできない相談である。完全ということを条件に人を挙用することは、もとより困難なことであって、物事とはそうしたものなのである。(略)(聖賢と称される人でさえ、非難を被る材料があり)物事には完全なことなど有り得ないのだ。
それゆえ君子は、他人を律するときには仁(寛容)の心で対応し、自分自身を律するには義(峻厳)の心をもって臨む。(略)
わずか一尺の木にも必ず節目があり、一寸の玉にも必ず瑕がある。先王は物事に十全の期待ができないことを熟知していた。そこで人を選ぶには、その人の(もつ最善の)一点に着目することを貴んだのである。
楠山春樹「呂氏春秋 中」1997 明治書院

傅容父が娘を案じている様子がいいな。姉傅宣の所へは半月で石段が壊れるほど求婚者が押し寄せているらしい。そりゃ、お嫁さんにしたくなるよね。姉と呉公子との仲を察することができるとは、傅容は察しがいいな。

成王は董方礼の息子を人質にしており、やり方がゲスいぞ!こういう悪役だと物語的にはイマイチだなぁ~。

昭武校尉選び、てっきり1対1の対戦生き残り戦かと思いきや、恒京にある3枚の図を探しだすオリエンテーリングな障害物競走だった。

北に砂漠、南に瘴気あり。樹の上に1枚目。
天も地も越え進む力と、城門上の旗と見せかけて床の中に2枚目。梯子合戦が繰り広げられる。
竹林に、『山河書房』の南山竹の筆。張成嶺@山河令が出てきて、「主人(老温)が粛王(周子序)を呼ぶようにと言ってます」とか言いそうな店名だな。

老人が虐げられているのを助けている間に、3枚目は先を越される……がその老人が選抜終了の合図を出す。昭武校尉に重要なのは仁愛の心を持ち民を思えるかどうか。
呉白起が選ばれ銀の長槍を渡された!大虞の平和を守るため~~~。


13話感想

姚殿は傅容の父が宣城で世話になっていた。お見合い相手の息子さんも実直な感じ。この時代にもブーブークッションがあるのね。

如意棗はスポンサー忖度か。「良品舗子」は中国の菓子メーカーで湖北良品铺子食品有限公司
 またまた偶然にでくわす粛王と傅容。お見合いと聞くと心穏やかじゃないよね。抱き寄せて隠してあげてるし。

小道を行くと石が落ちてきた。中には金鉱がある。「死など恐れぬが心には背けない」と粛王。3歳の時に先の皇后に引き取られていた。傅容は粛王に「運には恵まれているので、半分あげる」と。洞窟で焚き火を囲み一夜を過ごすのはお約束ね。

董方礼は成王たちが爆薬で殺そうとするのを止めていた。先祖伝来の感風霊は、九里香に三叉苦も入っている。
董方礼が柱に頭をぶつけて自死!妹の淑妃も嘆いている。

安王、すっかりワルい顔になってるよ~。そんな事している間に、かっさらわれてるよ~~。


14話感想

傅容が安王に「親しい人が隠しているのに話してくれない時」を相談すると「待つか言わせるしかない」と安王らしい答えが。粛王ならなんて言うんだろ。

呉白起は姉の傅宣に顔を近づけることができる位になっている~イイぞイイぞ。
 それにしても日食は超早送りで暗くなるな。暗闇に乗じて呉白起は巾着泥棒も華麗にやっつける。銅鑼の「犬が太陽を食った、太陽が食われたぞ」はまじないらしい。姉の傅宣は大きな音が苦手なのかな。しがみつかれて役得な呉白起。
 日食のことを【天狗食日】とも言い、銅鑼や太鼓、爆竹など大きな音を鳴らして天狗を祓った。

安王が求めるのは母の亡くなった真相と兄の謝罪。傅容の師匠を害すると溝ができちゃうよ?吉昌城の城主尚開陽に、柳先生からだと偽の文で、御華亭と弘福寺も狙わせた安王。

斉竺と粛王の弟・懐王との心の通い合いは良いのだが、のちのち斉竺が益々闇落ちしないか心配。そして斉竺は単細胞な西河郡主の扱いにも長けていた。真相を知った柳如意はどう動く?
(つづく)

 

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