笛の音と琴の調べ

ドラマ「陳情令」・「魔道祖師Q」・小説/アニメ「魔道祖師」の感想や考察を綴っているブログです。「君花海棠の紅にあらず」とアニメ「天官賜福」、漢詩で「山河令」もはじめました。

ドラマ陳情令第2話「再びの大梵山」感想

第2話「再びの大梵山」

原作「魔道祖師」第6-10章。

ロバと共に大梵山へ

軽快な音楽と共に、川を歩いて渡る魏無羨とロバ

川を渡るというのは、女性が他家に嫁ぐ・川を越えて違う次元の世界へ行く、という意味もあるらしく、ここでは魏無羨が彼岸から還ってきたことを表わしているのだろうか。

ロバの気むずかしさはドラマでも変わらないらしい。そして魏無羨がどのようにロバに乗っていると表現しているのか・・・横乗りなのか?足を組んでいるのか??

大梵山はかつての道教の神地。
風邪盤を作った魏無羨が噂されており、修師の中では憧れられてもいる様子。阿臙にリンゴを貰い、ロバにリンゴちゃんの名前が付く。岩の上で大梵山に向かって踊り出す阿臙。印象的な場面である。

金凌・江澄と遭う

駆ける金凌 字・如蘭登場。

金凌と莫玄羽は、義理の叔父と甥の関係であり、莫玄羽の事を「痴れ者、叔父上(金光瑶)が追い出す、色魔」と言っている。人形札で金凌を押えこむ魏無羨。

江澄(青緑色の衣装)が現れ、初めに映し出されるのは剣・三毒。「夷陵老祖の邪術を操る者は、殺して犬の餌にせよ」と憎々しげに言い放つ。おぉ、怖い。

藍思追・含光君と逢う

金凌が魏無羨に剣を向けると、青い光がさえぎる。琴の音と共に、含光君率いる姑蘇藍氏ご一行様登場。

藍忘機に対して【藍氏二公子】呼ばわりの江澄。「乱ある所に含光君あり」で、藍忘機は16年各地を遊歴し、人捜しをしていたらしいことが語られる。嫌みな問いかけに藍忘機は口をききたくないので、弟子の藍思追が代わりに金凌に話しかける。

金凌は禁言術をかけられ、江澄は「藍の奴/姓藍的」呼ばわり。おまけに400枚もの縛仙網を藍氏に切られたと知り、紫電を握りしめる江澄。その手を見下ろす含光君この視線、好きです。

「早く行け、捕らえるまでは顔を見せなくてよい」と金凌に言い放つ江澄。

物事は競わず尽力すればよい」と静かに師弟達に言い聞かせる含光君。良い師だ。

ここで初めて仮面の莫玄羽の姿を見る藍忘機。が、そのまま立ち去る。藍思追から話を聞いて疑ってるハズなんだが・・・様子見?

 

魏無羨は川のほとりで、江澄と師姉を思い出す。噂話で、江厭離たちの行く末がここで分かる。

この「心は石だと思っても、結局人は草木にあらず」は、初回時観た時に印象に残っている台詞。

再びの舞天女

藍氏師弟達は、人影に誘われ、温氏の墓守と遭う。墓守は「山頂にある祠の舞天女を見てくるといい」と話す。

聚霊草に気付く魏無羨。

そして温氏の墓守の言葉・赤い服を着た女性の「ここに家族が埋まってる」という言葉・踊る阿臙の姿・舞天女から、今回の出来事は、食魂殺の仕業ではないと気付く。そして墓守の姿もなくなっていた。


舞天女の祠
。動き出す舞天女を呪符で封じる魏無羨。

それぞれの師弟の夜狩を待つ間、仏脚鎮の茶屋で離れて座る藍忘機と江澄。張り詰めた空気の中の店主。

魏無羨の謎解き。舞天女が襲ってきて、皆が立ち向かい、「舞天女は藍湛と封印したはず」と話す魏嬰。

鬼将軍と遇う、そして笛の音に……

藍景儀の剣で竹を切り、竹笛を吹くと、鎖を身体にまとった鬼将軍こと温寧 字・瓊(黒目)登場。金凌を見下ろしている。

温寧は一撃で舞天女を粉砕する。

山中を走り去る人影。

魏無羨は温寧を制御するべく、曲調を変え笛を吹きながら後ずさりすると・・・。

藍忘機にぶつかり、突然、右腕を藍忘機の左手に掴まれる。そして流れるピアノの音色。温寧は逃げ去り、藍忘機の左腕を左手で掴み返す魏無羨

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もう離さない
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奪舎した夷陵老祖と疑い、紫電を魏無羨に向ける江澄に、藍忘機は琴で応戦逃げ出す魏無羨に紫電が向けられるが、反応はない。

藍景儀の「江宗主が殺したのでは」の言葉の真相は、崖にいた三人だけが知っている。切なそうな江澄の表情。

「蓮花塢に戻りたい、たとえ夢でも覚めたくない」と後ろに倒れこむ魏無羨。

座学時代の彩衣鎮

そして「阿羨」と呼びかけられる。

16年前、彩衣鎮の舟上で魏嬰(濃紺衣装)は蓮の葉を被り寝ている。江澄(薄青緑衣装)に「起きないと犬を放つぞ」と言われ、飛び起きる魏嬰。

ウサギの飴を師姉(薄紫衣装)に手渡す魏無羨。姑蘇には銘酒の「天子笑」があり楽しみにしている様子。

「性格は変わらない」「雲夢江氏の教えは心に従うこと」と江澄に諭す師姉。師姉が魏嬰を丸ごと受けとめている様子が描かれている。
(つづく)

陳情令第1,2話とは

陳情令の第1,2話は、もう一度見直すために作られている。

なので本家騰訊視頻でも、第1,2話だけは非会員でも見ることができるようになっている位だ。WOWOWオンデマンドでもそうしてほしかったが、できない事情があったのかもしれない。私は陳情令の録画保存を途中からしたので、最初の方は見返せなくなってしまい、ブルーレイBOX1発売をじーっと待たなければならなかった。いつもHDDがギリギリなのです・・・。しかしお陰で味わえたものもある。


ドラマ全50話を見終って、ニコニコ動画で久しぶりに第1話を見た時に驚いた。

物語の理解度が全然違うのである!!

それはまるで霊力が上がり、相手の動きを見極められる仙師気分を味わったかのようであった。いや、ホントに。

そういう楽しみがある第1,2話である。そして録画しているなら第1,2話は保存しておくことをお薦めします・・・。

<陳情令用語メモ>

・風邪盤:魏無羨作の霊器。邪崇に反応するコンパスのようなもの。
・縛仙網:高価である。元々は邪崇を捕らえる罠。
・禁言術:姑蘇藍氏の術。口を開けられなくなるが、抵抗しなければ自然と解ける。
・聚霊草:地中の霊元を吸い、修師の墓のそばに生える。
・霊元:霊の力の源。
・食魂殺や食魂獣:散っていない死者の霊識を吸収。人の魂を吸う。
紫電:奪舎した者の魂を取り出す。
・奪舎:他人の体に自分の魂を移すこと。
・天子笑:姑蘇の銘酒。芳醇で酔えば憂い知らず。


WOWOW放送:2020年3月19日深夜

 

 

 

★↑ この先のネタばれあります。 


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