ドラマ陳情令第１８話感想/字幕版吹替版「ずっと三人で」

18話感想・負傷した宋嵐

「ずっと3人で」。この日本語タイトルは、OST『意難平』の日本語訳でも良いくらい。

江澄を助けると知り、嬉しそうな温寧と沈んだ表情の温情。魏無羨は温情に礼を言う

魏無羨がキジを捕まえ「ウサギの代わりにキジか」と言う。衣装は黒に紫衣装に戻っている。ドラマにもキジは出ていたのか。すると目を包帯巻きしている宋嵐が倒れている。温情は宋嵐の目は回復すると言うが、少し言いよどむ。

あれから宋嵐は分れた後も暁星塵と遊歴、師匠の誕辰に白雪閣へ向かうと、一門は惨殺されていた。薛洋があらわれ、紫色の粉をまくと悪魔な笑みを浮かべる薛洋。暁星塵に「俺からの贈り物」と伝えるように言う。薛洋コワい～。暁星塵は抱山散人の元に連れていき目を治していた。居場所を知っていると言う魏無羨。

金丹を取りもどすには

江澄は怨霊にでもなるかと言うが、幼い頃安魂礼を受けているのでなれない。魏無羨はキジ肉(?)を食べながら「体力が回復しないと金丹は取り戻せない」と言うと、江澄は血相を変え食べ始める。抱山散人に治療してもらう代わりに、江澄は蔵色散人ゆかりの魏無羨とかたるよう言い含められる。

魏無羨が扉を開けようとすると温情が開け、鼻をこすり「癪に障るところは江澄にも負けない」とひとりごち、師姉によく効く安神粉を頼む。温情の問いに「知られることはない」「同じことが温寧に起きれば、君も俺と同じ道を選ぶはずだ」と言う魏無羨。

ずっと三人で

蓮根と骨付き肉の汁物は、魏無羨が引き取られたばかりの時に食べた味。蓮花塢での回想。幼年江澄は、可愛がっていた犬をよそへやられ暴れている。そんな中でも一緒に寝かせようとする江楓眠パパよ……。そういう所あるよね。幼年魏無羨の「迷惑をかけてごめんなさい」と遠慮Maxに対して、「自分に非がなければ謝ることはないのだぞ」と言い聞かせている。魏嬰に教えてもいるし、そうやって虞夫人に接しているのね、と思わないでもない。

犬の名前は妃妃と小愛。魏無羨は当然部屋へ入れてもらえるハズもなく、犬を噛みつかせると言われ木の上へ逃げだし、少女江厭離が探しに来てくれる。木から落ちる魏無羨をおぶう江厭離。履き物が大きくてすぐに脱げてしまうが、それは江おじさんからの初めての贈り物。師姉いわく「幼年江澄は気が強くいつも１人で遊んでいるが、そばに来てくれて嬉しい」と。この蓮の形の行燈、カワイイな。

額をぶつけて泣いている幼年江澄は、魏無羨に「ごめんなさい」と謝る。そこに流れる『意難平』♪　鼻をこする幼年魏無羨が歩み寄り、幼年江澄は「犬を見たら追い払うよ」と言い、ふたりは握手。師姉が汁物を持ってきてくれ皆で食べる。

現在の夷陵。魏無羨が汁物を食べ終わると、それを耳にしていた江澄もそっと涙をこぼす。師姉は「阿羨、あなたと私そして阿澄私たち３人はずっと一緒にいるのよ。永遠に離れない」と伝える。師姉が眠ってしまっている間に、宋嵐と共に蘭陵へと送りだす。宋嵐は「星暁塵に会ったら伝えてくれないかあの時は……」と言いかけて止める。涙を浮かべる師姉。魏無羨と江澄も出かける。それらを見送りながら温情は「そろいもそろって自分の命は顧みない」と。