ドラマ陳情令第２０話感想/臥月眠雲,字幕版吹替版「邪を呼ぶ笛の音」

20話感想・監察寮の怪異

監察寮。温晃が人を呼ぶが誰も来ない……と思いきやそこには王霊嬌が。笛の音が聞こえ、温晃は王霊嬌を刺すが「助けてくれ」と言われるばかり。
笛の音に誘われ王霊嬌が……温逐流が温晃を連れ出す。

藍忘機と江澄も到着。監察寮では七穴から出血、銃殺、焼死、溺死、毒死と死因の異なる死体ばかりであった。王霊嬌は自害、江澄は紫電で吹き飛ばす。

藍忘機は護符が書き足され、逆転して邪を招くと見破る。書き足された四筆は人の血を使ったもの。

牢には温情がいたが、温寧の姿はない。江澄は「温氏を縁を切ればー」と言いかけるが、温情は「弟や守るべき一族がいる」と。珍しく黒がちな衣装の温情。「困った時は私を頼れ」と櫛を置いていく江澄。第5話に出てきたあの櫛が！監察寮は全滅、御剣の術で岐山へ。短くなった蝋燭が映し出され、櫛はない。

夷陵老祖あらわる

温氏兵士が倒れている。雲夢の駅站近くで温逐流を発見。藍忘機と江澄は屋根上から様子を見ることに。温逐流が温晃に薬を塗っており、泣くと傷口にさわると言う。温晃は笛の音に脅え、手渡された食べ物を払う。温逐流は「役立たず」呼ばわりされ一旦は去ろうとし、温晃に「兄と見なす」とも言われるが「必要ない」と。

提灯が揺れ、笛を持った誰かが近づいてくる。それは魏嬰字・無羨 夷陵老祖だった。衣装⑨魚鱗紋な黒色で里衣は赤、髪冠も赤。なぜか左右の袖が異なり、右袖は中衣と同じ墨藍色、左袖は白い钉珠条紋。

温逐流が「救われた恩には報わねば」に、「なぜお前の恩返しのため、他人の命が奪われる？」と返す魏無羨。笛を吹くと黒い煙が立ち上り、灯りは消え、赤い衣を着た女性が爪を立てて温晃たちを襲う。降り立つ藍忘機と江澄。江澄は紫電で温晃にくらわせる。

再会

江澄は魏無羨に随便を渡し、抱擁する。魏無羨は洞窟にいたと言い、江澄をねぎらう。藍忘機が「魏嬰」と言うと、他人行儀に「藍の二若君」「含光君」と応じている。剣を使わず殺したことを問い詰める藍忘機に、「同袍の誼を結べないからってつれなすぎる」と言っていたのか魏無羨よ。

「邪道を修めれば代償を伴うぞ」と言う藍忘機に対して、笛をくるくると回し「他人の霊識を奪ってないのになぜ邪道だと？」「心についてはー心の主である俺が判断すること」「俺の心の在りようなんて、他人には分からない」と突き放す。そしてかの有名な台詞「魏無羨」「藍忘機」。イントネーションが肝要。江澄が擁護すると、コクコクとうなずく魏嬰。

温晃、まだ生きとったんかぃ。藍忘機がひとり出てきて、聞こえる温晃の断末魔。門には「臥月眠雲」の文字。