24話感想・師姉の婚礼話
炎陽殿。魏無羨は婚姻ならば本人である師姉に尋ねるべきと主張、江厭離は蓮花塢を再建すべき時と言い、金子軒はちょっと期待してた感のある表情なのかな? 気まずい雰囲気な一同。すかさず斂芳尊が立秋前、金麟台へ招き狩猟大会を百鳳山で開催することを宣言。
温氏宗主席で休んでいる金宗主、金光瑶に陰鉄の在りかを尋ねる。譲ってたけどやっぱり自分が座りたかったのね。最後の1つは薛洋が持っているらしいが、魏の若君が薛洋から奪った可能性を示唆。明らかに焚きつけとるな。金宗主は蓋碗に浮ぶ茶葉を蓋で排除、排除。
蓮花塢再建へのスタート
蓮花塢。『蓮花塢』♪ この時の江澄の薄紫色衣装、好きだな。魏無羨の回想。幼年魏嬰が弓の稽古で、江宗主から教えられている。弓の教え方は温寧、六師弟と同じだね(涙)。温氏の火灼双鷹紋に、陳情笛からは黒い怨念が、紫電でたたき落とす江澄。
雲深不知処 静室。琴の『清心音』♪ 藍忘機が研鑽していると藍曦臣が訪れる。机の上には「清心音」や「思音調」の琴譜が置かれている。蔵書閣の禁室に入りたがる藍忘機。藍啓仁は藍曦臣には各地で起きた殺りくは妖邪を招きやすいので浄化せねばと言い、藍忘機には家訓の蔵書修復を言い渡す。
蓮花塢。江澄は江氏家主を継承、江澄もこの場面で「この家訓を守り続け」と言っている。流れる『陳情令』♪に胸熱くなる場面。
静室では池に水鳥が1羽。藍忘機が家規「礼則篇」をめくると、「妖邪を誅し、正法を立て、大道を保つ」があらわれる。これは第4話で魏無羨が書いていたものと同じ文言。
蓮花塢で修練に励む江氏子弟たちに厳しく接している江澄、鄂州の門派が挨拶にやって来る。魏無羨に頼もうとするが不在のようだ。
雲夢。2階で酒を飲んでいる魏無羨、沢蕪君を見かけて声をかけ、酒に誘う。藍曦臣はナント金丹で酒の力を消すというワザを持っていた。藍曦臣は「我が道に固執すれば、君を案ずる者にまで影響を及ぼす」と伝えるが、魏無羨は「もしかしたら俺は比類なき奇才かも」と退ける。
蓮花塢。江氏宗主席でせっせと剣の手入れをする江澄、江澄に払いのけられ魏無羨は簡単に倒れる。
江氏祠堂にて
江氏祠堂。江厭離は位牌を磨いており、「蓮花塢にいたくない?」と聞かれてしまう。師姉の手を取り「怒らないで」に、「怒るわけないでしょ」と言う師姉。
幼い頃の回想。お腹を空かせた魏嬰が残飯をあさっていると、そこへ江宗主があらわれ饅頭を渡し「魏嬰、おじさんと帰ろう」と。「屈託のない笑顔と朗らかな表情で、どんなにつらくても気に留めず、どんな状況でもいつも楽しそうだわ」と言う江厭離。師姉を前にした魏無羨の笑顔がかわいい場面。
「羨羨は3歳の子供さ」と言い、「人はーなぜ誰かを好きになるの?」と尋ねる魏嬰。その話を江澄が聞いていた。「蓮花塢の主がどこにいようと勝手だろ」は虞夫人も似たようなことを言ってたな。この魏嬰と江澄の「吐き出したら食うのか」の大人げないやり取りが好き。「家主になった私を支えると言ってたな」に顔を曇らせる魏嬰。
蔵書閣。どうやら藍忘機は禁室にいるようだ。外から施錠されている。
蓮花塢の水辺。『蓮花塢』♪ 舟に乗り水遊びに興じる雲夢江氏の人々。「過去に戻るのは難しくないのかも」と魏嬰。
(つづく)
不穏な予感をさせつつも、しばし穏やかだった蓮花塢な日々。
陳情令吹替版24話感想
魏無羨や江澄が帯に白い布を巻いているのは喪中の証。金光瑶も金宗主を「父上」呼びできるようになったんだ。そしてこの場面、金宗主を唆しているよな~。
沢蕪君の金丹で酒の力を消すのは、宴会で付合いの多い立場ならではの産物なんだろうなぁ。掟は守っていると思うよ。
木村魏嬰の「羨羨は3歳だ、ハハッ」はあっけらかんと快活。
ドラマと小説・アニメとの違い
原作小説『魔道祖師』第3巻 第15章将離
アニメ『魔道祖師』羨雲編第2話、第7話
原作には炎陽殿での宴や雲深不知処の静室場面はない。雲夢で会ったのは藍曦臣ではなく、藍忘機で芍薬の花を投げられた。
<陳情令メモ>
・喪に服す:喪服は白い麻を用いる。南方の人々は帽子と腰のまわりに非常に長い大麻をつけるそうな。服喪の期間は父母など死者の階級や関係によって三年以下等いろいろある。
WOWOW字幕版放送:2020年4月23日(木)深夜
WOWOW吹替版放送:2022年6月30日(木)深夜
▼蓮花塢の扁額について
▼吹替版第1~12話まで感想
外部サイト
▼魔道祖師ポスター付き
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