第5話「物の怪」
原作小説「魔道祖師」第14章-第17章。
蔵書閣
滝のふもとで剣を交わす魏無羨と藍忘機。藍忘機に腕を引っ張られ、蔵書閣へ連行される。
忘羨(笛)曲が流れる。藍忘機は端正な字で書写しており、関心をひきたい魏嬰は、「忘機兄」「藍忘機」と呼びかけ、「藍湛」にようやく反応がえられる。「藍二公子」呼びも。「やられたらやり返す性分」とも話す。香炉が映っている。
魏嬰が墨をすってあげる仕草が可愛い。そして禁言術。白い花が映る。
#陳情令メイキング
— 中国ドラマ『陳情令』公式 (@TheUntamedJP) 2020年7月9日
🐰File No. 027🐰
名場面再現・蔵書閣
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温情と温寧
温情は、温若寒から陰鉄を持ち帰るように指示されている。温情のためにせっせとお茶を入れてあげる温寧。温情は「代々、医者なのに弟の病を治せない、いつか不夜天を去る」と温寧に心中を話している。
春画
忘羨(ピアノ)曲。藍忘機は易経の本を読んでいる。魏嬰は自分が描いた藍湛の絵に、花を描き添える。本を置き換えられ、春画を見て激高した藍湛は「魏嬰」呼びし、「失せろ/滚gǔn」と言い放つ。蔵書閣の謹慎は3日間。魏嬰が藍湛にちょっかいを出す様子がカワイイのである。
春画の話を聞いた懐桑は「お見それしたぞ。春画は山ほどある」と話す。「尻ぬぐいはしないぞ」と渋い顔の江澄。聶懐桑は「清河は岐山のふもとにあり、梟は温氏の監視用」、なぜ梟がいるかは「私に聞かれても/我也不知道」とも話している。
沢蕪君に、裏山の結界に進入した形跡は誰かと聞かれ、藍忘機が「魏嬰」と答え、その呼び名に察する様子の藍曦臣。
蘇渉 字・憫善が「彩衣鎮で水の怪が悪さをしている」と藍宗主に呼びかける。
師姉に会いにくると温情が部屋におり、「目まいがしたのを温情に助けられた」と。魏嬰と江厭離のやりとりを見て、自分と温寧を思い浮かべる温情。温情が近くにいる事が嬉しそうな江澄。
湖の怪
水の怪退治を申しでる魏無羨・江澄・温情三人に、藍忘機は「掟に反する」とすげない。温寧も加わり皆で行くこととなり、門から出る際に、藍曦臣に「お前が同行したがっていたからだ」と言われる藍忘機。またも弟レーダー発動。
なぜか彩衣鎮の宿屋で同室の魏嬰と藍湛。藍湛は眠れたのだろうか。ちらと榻を見やる藍忘機。湖で起こっていることについて、藍湛は「全貌が分かるまでは語れぬ」と言い、魏嬰は「考えが同じかどうか賭けをしないか」と持ちかけるが、「くだらん」と相手にされず。
夜狩に酒甕を持ち歩く魏嬰に、夜狩中は禁酒と容赦なく中身を捨てる藍忘機。
碧霊湖。喫水が下がっていることから船底の水の怪を見破る魏嬰。藍忘機と同じ舟になる。泳ぐワカメのような水の怪。
剣の名を尋ねられ「随便」(適当なこと)と答え、「江おじさんにもらった時、適当に名付けた」と話す。
水の怪に足を負傷した江澄を、温情が手当してくれる。
湖の色が変わり、藍忘機は水の怪が舟を誘導していると言い、魏嬰が「水行淵」と。
蘇渉は剣を水中に入れたまま戻らず、御剣の術が使えない。沢蕪君が簫を吹き、水行淵を鎮めようとする。
蘇渉を助けに行く温寧。魏嬰が助けに行くと、白目となっている。結局、藍忘機が四人を助ける。「他人には触れん/我不与旁人触碰」と魏無羨の衿をつかみ、つれない藍忘機。逃げる梟。
再び宿屋(盡枕河客棧)。温寧を見舞う魏無羨。温寧が邪崇に取り憑かれやすくなっていることを見ぬき、温寧のために護身用の護符を温情に渡している。こういうところ、優しいなぁ。
櫛と枇杷
江澄はくし屋に呼びとめられ、愛の贈り物にぴったりとくしを勧められる。
枇杷を食べる魏無羨。藍忘機は水行淵のことを兄に尋ねている。不意に魏無羨は枇杷を藍忘機に投げる、が投げ返され、江澄に投げている。なんとなく温寧はワクワクしながら様子を見ている。
枇杷を買っていこうかと藍曦臣に聞かれるが、藍忘機は「結構です/不想」。
天子笑を取り、銀塊が置かれる場面が映し出される。
<陳情令用語メモ>
・蔵書閣:現代でいう図書館。
・榻(とう):長椅子、ベッド。
・水行淵:水の怪が集まり引き起こす。人をのみこむ。退治は困難である。
・御剣の術:仙剣の上に乗り、飛ぶことができる。
WOWOW放送:2020年3月26日(木)深夜
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