16話感想(吹替版24,25話)
王イ・サンにドギムは己の場所にいたいと言う。よく見かけていた池のほとりのふたりの映像はこの場面だったか。
和嬪が大妃と手を組む。
ドギム兄は武科に合格し御営庁勤めとなる。合格通知は赤紙なのね。
大妃の諺教(オンギョ)……。王は副校理に「不可近、不可遠/あまり近づかず、さりとて遠からず」と言う。大妃の兄キム・グイジュは老論派の長。
ドギムが大妃に物語を朗読している。
「ピョングクが女人ならよく敵兵を討てたな。ただし桃色の顔に華奢な体つきゆえ怪しいとは思った」は『李馨慶伝』。
大妃は友が必要なので、私のものになれと迫り、皆が欲しがるドギムちゃん……。
ドギムにソン・シクとの私通の疑いがかかる。
ソ尚宮の反応がいいな。
大妃の申し出は断る王イ・サン、大妃は潰すと行っている。
そこへ恵慶宮来た~~~。母恵慶宮とドギムの場面も良かった。
いよいよお召し!!ドギムが身繕いしている時のこの音楽が良いのだ。ドギムがイ・サンを守ると言っていたのは、王に即位するまでだったのね。
王イ・サンの「そばにいてほしい」に手を握り返すドギム~~~。ようやくだ。
外に控えている尚宮と内官たちが面白すぎる。ドギムは王イ・サンに心を寄せても気付かれないようにすると。白梅が咲いている。
ドギムは髪をあげ承恩尚宮となり、冬至の飾りを作っている。友の存在は有り難いね。王イ・サンはドギムの膝枕~~~。王はドギムに愛する人を守り抜くと伝えている。
医学にも通じている王様チェックも愉しいな。王様が嬉しそうだ。第16話はこのままラブラブで終わるのかな。
ドギムは三月で懐妊。王イ・サンは王妃を気遣い中宮殿へ。珍しく王妃の存在が出てきたね。
ドギムは王イ・サンに平凡な男女なら……と尋ねている。
友の宮女が王宮の外へ出かけるのにも、ドギムは一緒には行けない。宮女としてのドギムとの別れが印象的。
ドギムに名付けられた宜嬪(ウィビン)。
「当然」、「好む」の意味がある。
「宜家宜室」は夫婦が睦まじく暮らすこと、
「宜家之楽」は夫婦で仲よく楽しむこと。
これらの出典は『詩経 桃夭』である。
『詩経 周南 桃夭』
桃之夭夭,灼灼其华。
之子于归,宜其室家。桃之夭夭,有蕡其实。
之子于归,宜其家室。
桃は若やぐ。ふっくらとしたその実。
この子がお嫁に行ったなら、そのお宅にもふさわしい。
桃は中国では古来、生命のシンボル。ほとばしるような若さ、輝くような美しさをうたい、結婚をことほぐ詩。
ドギムは「喜びも悲しみもずっと続くわけではない」と、白とオレンジの花。
女官ソン・ヨンヒの言うように「避けられないことなら受け入れて、最善を尽くして、そのうち小さな幸せが訪れるかも」なんだろうね。
いよいよ最終回!
▼『桃夭』について
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