25話感想
郝葭が産後うつから育児放棄となり、嫡長主は女官に任せればいいと言うが、女官では愛情込めて育ててくれず、それは六少主が辿った道のりであるようだ。
趙芳如の好きな故郷の緑茶に菜種、生地黄、当帰、川芎が、嫡長主の指示で混ぜられており、子ができなかったのはそのせいだった。趙芳如は夫の事を好きだったのか。
嫡長主が一所懸命振っているのは、3枚揃うと良いのかな?
和夫人もかつて、六少主を出産後にうつとなり、主上の寵愛も失い夫人たちとも疎遠となっていた。
あれま、郝葭は冷宮行き……。冷宮に付きものは白綾であるが、入水だった。ちょっと韓国ドラマ『哲仁王后』がよぎったよ~。
郝葭は「辱めることで支配欲を満たすのは、朝廷での劣等感の裏返し」と嫡長主に指摘して、よくぞ無事だったな~。
徐侍医の生き返らせ術はスゴすぎる。五少主が脱臼してまで奮闘しているのが頼もしいよ。六少主は嫡長主の戸政司での不正を掴んでいるのね。
なんとか郝葭を目覚めさせようとする趙芳如、「脅迫するしか手はないの?」といきなり呟き生還した郝葭。
ED:叶炫清『南風』
26話感想
郝葭を解放しようと、新川夫人から令旨を出してもらうために三少主が動く。かつて新川夫人と和夫人はいい友人だったが、和夫人が寵愛され男子を産み溝ができてしまっていた。
五少主は罰を受け、上官婧に甘い料理の豚の甘酢あんかけ(糖醋里脊)と角煮(櫻桃紅焼肉)、金木犀入りの蓮子羹(桂花蓮子羹)を注文できる仲となっている。上官婧と激辛から甘い関係となっているのね。
郝葭は屋敷を去ることとなり「今後は私が自分の主に、世界は広い、自分が望めば何でもできる」と決意。いざ屋敷を出る段になり、嫡長主から貰った物を返すと、着ている衣服まで置いていけというのはどこかで見たことがあるぞ? ……『30女の思うこと』のマンニーとクルーズ船で知り合った胡散臭いリャン! 趙芳如の父は20以上の鉱山を持っているのに、なにゆえに趙芳如は離縁しないんだろ?
郝葭のこれからを祝って皆で唱和する。「海に泳ぐ魚のごとく、空を飛ぶ鳥のごとくあれ」は俗語。
《西游记》第八四回
老菩萨,古人云:海阔从鱼跃,天空任鸟飞。怎么西进便没路了?
産後食(月子餐)のお品書き。
早膳:石磨黒芝麻豆漿 牛奶玉米羹 素炒茭白 三鮮包 紅糖鶏蛋。
午膳:冬瓜鯽魚湯 花生炖猪手 酸蘿卜老鴨湯 陳皮牛肉 板票胡蘿卜 燜羊肉 發麺饅頭 蕎参麺條。
晩膳:益母木耳湯、青椒猪肚など。
講談師が産後うつについて講義している~。
過去に子育てできなかったことを悔やむ和夫人に、李薇は「失った過去を取り戻されたいなら、別の子ではなく本人と向き合うべきでは? 大切なのはこれからの日々です」と進言、六少主も「今から親子を始めましょう」と言い和解。
李薇と六少主は虎の飴細工(糖人)を買う。
市場には偽札が出回り、嫡長主がアヤシイ。
ED:摩登兄弟劉宇寧『清暉』
ようやく郝葭の件も落ち着き、六少主と和夫人の仲も進み始めたようだ。趙芳如は人を説得するのに脅迫しかできないという事は、嫡長主の事がなんだかんだと好きなのか。
最初の頃のほんわかドラマと趣が変わってきているが、結婚と女性に起こりうるものを描いている中、産後うつを取りあげているのは興味深い展開であった。
宮中ドラマとホームドラマが混じっているために、新川主が産後うつな和夫人に対して寵愛を失ったというのが、そんな対応かとガッカリ。宮中ドラマ的にはアリなんだけど、ホームドラマではあかん夫だし父親かな。
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