16話感想
疾沖は馬摘星の「高貴なお嬢様と思っていたら、兵を果敢に指揮していて、おまけに卑しい身分の自分と友達になってくれた」な所に惚れたのね。馬摘星が泣いていたらいきなり抱き寄せ慰めてくれる。でも赤い糸を勝手に切っちゃうのは心が痛むよ。
宝娜公主!こんなに早く再会できるとは。出てくると画面も華やぎ楽しいわ。本物の親書と令牌が奪われていたのね。
伏虎山の陣内で、忍び寄る音に対して、渤王が耳を澄ませて聞いている場面は緊迫感あって良いわ。ここからの仕掛けがスゴかった。矢は飛んできて、上から鉄檻が降ってきて、格闘してたら手に枷がはまって宙づり~~~。どんな大仕掛けなんだ。そしてそれを引きちぎる渤王はもはやキングコング!
馬摘星と宝娜公主も空からジップライン(?)で駆けつける。渤王をかばって馬摘星が射られた~~~。脈も途絶えた摘星に救命丹を渡し、そんな丹薬がある世界なのね。迄貚王と楚有禎の3人だけが持っている。息を吹き返す馬摘星。文衍は医師でもあるのね。
疾沖は溍軍の元帥だったらしい。心を寄せる女子って、ホントに思いを寄せていたのか。渤王と疾沖のタイマン勝負!疾沖がざざーーーっとなるポーズ、カッコ良くて好き。めちゃんこ強い渤王。渤王が半歩下がったら「俺の勝ちだ」ってそれでイイのか疾沖。渤王は「摘星を守るためなら汚名を着せられてもいい」って、そんな話がまだまだ続くのね。
摘星に追い出されちゃう渤王。摘星は疾沖に狼仔の事を話し「守りたかったけど守れなかった」。疾沖の友もまた自分のために死にゆく盟友を前にして守れなかった過去を持つ。摘星に「悔恨の念を持つ者はいつも孤独。同じ心の痛みがある」、なんて事を言われたら疾沖はフォーリンラブよね。
でも「君の狼仔になりたい」はうーんだわ。あのピュアな狼仔と摘星の絆はかけがえがないのよ……と思っていたら「君の笑顔に酔いしれたのかも」と決め台詞。そして渤王、そこにいたんかーーい!!耳がイイから全部聞いてたよね。
允王はどんどん貧乏クジを自分で引いている……允王妃、イイ人なのに。
17話感想
宝娜公主が出てくると和むわ~まさにアクビちゃん。公主の明るい青色マント、似合っているね。贈り物は縄ぐるぐる巻きの第四皇子 勲王 楚有禎だった。渤王を嫌っているけど、渤王は笑っていて久しぶりの笑顔だ。
第四皇子は馬摘星に親近感を抱いている。郡主の天幕に割と気軽に入ってくるのね。第四皇子や疾沖が渤王の悪口で盛りあがっていると、渤王が入ってくるのに吹いた。この組合せ、案外イイな。
第四皇子は皇后が残した唯一の嫡子。允王妃の文で第二皇子が渤王を殺そうとした事が発覚。楊厚は第四皇子の従兄。
数年前に邠州の戦で、副将が寝返り第一皇子はしんがりとなり亡くなったが、渤王ひとりが戻って来ていた。渤王も大切な人を目の前で失うツラさを味わっているの?
西北より献上された梨。皇帝楚馗は涙ぐんでいるけれど、これは芝居なのか、身内愛だけはあるタイプなのか? 四月後の大殿下の命日に盛大に弔うこととなる。
渤王府前で馬婧お久しぶり!渤王との甘いひとときを思い出し怖いと立ちすくむ馬摘星。耳の良い渤王はその事を察していて、もはや銅鈴が位置アプリのようだ。牙獠剣(がりょうけん)を背負い兵部に泊まると出て行く渤王。第一皇子が持っていたのは龍舌剣。疾沖はこの戦の時に元帥をしていたのかいないのか?
訓練が厳しいとぼやく莫霄。海蝶が一計を案じる。蝶がひらひらと訓練中の渤王の肩に止まる。訓練って何かと思えば綱引きだったよ。そして梨を丸かじりしたのは疾沖だった。
赤い衣装の馬摘星。東市へと出かけこちらも蝶につられており、疾沖は狼仔と渤王の顔が似ているからと安心しているが、そうじゃないのよと突っ込むコチラ側の視聴者。銀子入りの巾着で疾沖を遠ざける夜煞隊が優秀だ。
肉饅を求めようとする馬摘星と渤王。射的の商品は玉製の蝶。揺れる銅環すべてを矢が貫いたらって、かなり動体視力を試されるよね?おまけに物理な計算も必要になる気がするんだが。
次週はラップ来るか~~~???(期待大)
18話感想
渤王が的を当てるのかと思いきや、疾沖が的中させる。ウィンクして摘星にアピールする疾沖。「空の星でも任せとけ。摘星のためなら必ず俺が手に入れる」と。結局疾沖が蝶の玉を手に入れるのだけれど、渤王に俵抱えされる摘星。そして詰問されたのは「なぜ咳が出る」で、単に身体を案じられていた。
渤王が匂い袋を高く掲げて取ろうとしても取ることができない摘星。そして物理を無視してひらひら舞う匂い袋……と思っていたら、橋の上にいる渤王が手を上げ匂い袋をキャッチ!!来た、ラップ~~~。ハッとした様子で口元に手をやる摘星に笑っちゃったようぅ。匂い袋はリモコン式なのか?……ではなく風が読める設定でしたか。
疾沖は言う「人の本質は簡単には変わらない」。
突然、疾沖が第四皇子を人質に籠城、吸わせた竹丁草の解毒薬は2つしかなく、疾沖が飲み、残り1つは第四皇子に飲ませる渤王。陛下を巻き込みお芝居とはイイ度胸している人たちね。渤王の剣の柄は第一皇子の龍舌剣のものだった。有裕は副将に毒をもられており、第四皇子の助けに向かわせ、橋をたたっ切っていた事が明るみになる。
渤王を崖へ呼び出す摘星ちゃん。
19話感想
風を見ることができるから、風に舞う匂い袋を待ち受けることができていたのね。そして崖からハラリと落ちる摘星を、渤王が「星!」と叫び追う。時間差があるからガリレオ先生によれば追いつくには加速装置@009かしらと思っていたら、ふたりくるくるタイムになっていた。ラップ大判振舞いだ。崖上から見ている赤マントの疾沖が切ないわ。
摘星の「互いを思うあまり、最も苦しい道を選んでしまう」には激しく同意しかない視聴者よ。そして手を繋いで歩くふたり。「置いておくのは今だけだ。二度と離さぬ」……だったら苦労はしないよね。
取り立てに来た疾沖も「渤王に負けるのは納得できない。狼仔に負けるなら悔いはない」「手に入らないなら諦める」とは爽やかさん。
取り立てその1は、記念になる物として母の形見の鈴の中の玉、その2は憎らしい男を懲らしめる。渤王を狼殿下と呼び出したのは疾沖なの?? 二人の小競り合いを止めるには「傷口が開いたみたい」が効くのよね。その3は唇~。疾沖は「また会おう」とウィンクして去って行った。
狼狩山で1泊の記念キャンプ。1発お見舞いするからのキス~。焚き火でふたりの親密イベント発生。「渤王であれ狼仔であれ、星のそばにいれば幸せだ」。渤王、さらっと研究中の毒や特殊な兵器が並び異端児って言ってるけど不穏よね。「星を失うほうが痛い」とも。影絵芝居について言い、渤王は「8年後 狼は告げよう、永遠に星のそばにいたいと」。
陛下が来ちゃったよ。
でもふたりは腕枕してるし、山査子飴を食べに行っているよ。
(つづく)
19話は最終回かな。不穏も早速漂っているけど、しばしデレデレ期に浸る。渤王も狼仔とわかってからは、表情が狼仔が入るようになってるね。
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