狼殿下12話,13話,14話,15話感想/中国声優①

渤王と疾沖で色分けしてみた。

１２話感想

勝手に抜け出した宝娜公主、「中原にはろくな男がいないようね」と言ったら、鷹が飛んで疾沖あらわる～～～。これがまたつよつよでカッコイィ。

大牢入りした渤王を、馬摘星郡主が会いに行き「私があなたを守る」と、頭のキレる郡主で頼もしい。耳元で囁く「誰でも私の王妃になれるわけではない。王妃になれるのは馬摘星、ただ１人だけだ」。匂袋がいったん渤王に返されるのね。

血をもらって何するかと思えば、渤軍の戦狼とやらがいるらしい。そして疾沖の鳥は鷲（わし）だった。名前は「追日」、空にいる目で100里四方の状況を教えてくれる。狼は耳と鼻かな、狼VS鷲になるのか。枝をくわえるおジャンさん、夷陵の魏無羨＠陳情令だっ。大根売りの温寧はどこ？

疾沖が弓で蠍を射貫き、馬摘星が振り向き、ふたり初めての対面～～～。恩を売ってますけど、その蠍は貴殿が撒いていましたね？　賊の剣から庇われた宝娜公主も、馬摘星に懐いた様子。宝娜公主はじゃじゃ馬か。動物遣いな郡主だわ。

１３話感想

南坡の山神廟で公主を引き渡す約束と、疾沖は馬摘星にも第二皇子にも言うのね。疾沖は郡主を「何をするにもすべてを投げ出せる」同類と言い、「死ぬ瞬間に本性が出る」はちょっとフラグっぽぃ気がしてしまう。この場面、風景がとても美しいがすごく寒そう。ロケ地の雲南シャングリラかな。

「欠」が借用証文なのね。お返しは「甘美なひと時」らしいが、おジャンさんは耳元で囁くよりも、ちょっと引いてニコッと笑った方が落ちるよ。銭と女人を愛する風流人……にはあんまし見えないかナ。鼻をこするのがらしぃね。

助けられた宝娜公主が馬摘星に「無傷で戻りなさい」って心配している。疾沖は第二皇子と金１万両で取引し、第二皇子は舅の敬祥を犠牲にする。断息散も渡して、アフターフォローもバッチリな疾沖。

渤王は匂い袋も渡せて良かった良かった。

陛下は人質も解放され、シメシメだね。全部お見通しで転がしているようにしか見えない。

宝娜公主には兄が11人もいるのか。弓が上手いのかと思いきや、馬摘星より下手だった。公主にお世辞を言わないところが渤王は気に入られたようだ。だから嘘をつかれて怒っていたのね。渤王に「何番目かの婿にしてあげる」と強気に言うのがカワイイな。見送る渤王に寄り添う馬摘星はもはや夫婦～～。

馬摘星が欲しいのは純粋で真摯な思い、嘘偽りのない心って、前半は合格しているけど、後半がキツいな……。そういえば忘れていたけれど、夜煞隊が馬パパを襲ったんだっけ？こんなに仲良くなっているのに敵？

赤い糸の入った巧果、全部入っているパターンかしら。せっかく小指に結んだのに切れちゃった。何か持っていると思っていたら蛍か！　渤王の姿で狼仔と呼ばれている渤王の夢……。夢の中でなら本当の事が言える……。

この平穏さがいつ壊されるのかビクビクしながら見ている。

１４話感想

いきなり悪夢な展開から目が覚めたと思ったら、渤王の筋肉美ミセミセだった。「冷たく突き放そう」って止めなさいよ、そういう展開はされた方が傷つくから。渤王は温泉浴衣かと思うような薄着だったりと、それだけ渤王の真意が表れているという意味なんだろうか。

「愛する人に尽くすことは喜びなのよ」とウキウキして朝餉を作る馬摘星。糸の切れた凧を拾っていたら怒られた。「断（切る）」が因縁ワードになっている。わざわざ月老廟で赤い糸を結び直してくれる馬婧は良い腹心だな。迄貚王が使うのは麝香のみ。

允王府ターンで暗い気持ちになっていたけれど、疾沖が出てくるので持ち直す。渤王暗殺を依頼され、溍軍とも連携を図るようだ。つらい過去を持つか高貴な生まれと、案外鋭い允王。

無邪気に手を振る馬摘星に、心が揺れたでしょ、渤王。バチバチと火花を散らす渤王と疾沖の邂逅。疾沖が馬摘星にウィンク～。冷たくするハズなのに嫉妬する渤王は楽しい。「殿下のいる前で他の男を褒めるな、嫉妬でへそを曲げたぞ」と心情にも通じている疾沖。

色っぽい女……そんな胡散臭いのは渤王の好みじゃないよ。王女の舞は馬家軍の戦勝の舞が源、「脚が悪いから」って言っているのに、踊るよう勧める疾沖は評価が下がったゾ。

木の上にいる疾沖！笛は持ってないの？持ってません。溍の程良と接触を図る。

馬摘星郡主に求婚してふられたトリオ！まさかここで再登場とは。祈尚書の子息、路州刺史の子息柳石、喬大将軍の子孫。

黒い衣装で踊る馬摘星。腕がすらっとしているから舞いが映える。渤王は脚が気が気じゃないよね。

再びツン殿下になってガッカリしていたけど、疾沖が登場して本心が見えてしまう展開で良き。

１５話感想

馬摘星が踊っていたのはこんなに殿下の近くだったのね、赤い衣を渤王が持って、周りをくるくる。渤王は踊りにうっとり～していたのに、ぶざまな舞と怒ってた。おまけにふられトリオもここぞとばかり言いたい放題。馬摘星がいなくなったら仇は取っていたがちょっと横暴な感はある。奎州一の妓女緑芙は呼ばれたけど帰されちゃったね。

薬を届けた馬摘星を押し倒す深酒殿下。お芝居なのか踊りに触発されちゃったのか分かんないけど、何も事情を知らない馬摘星が気の毒すぎる案件……。狼仔がオオカミ殿下になるのは複雑な思い……。
　渤王が冷遇するのは「身を引かせるため」なのは合っているけれど「好意はない」は違っており、半分当たっている事ってだいたいややこしい。

疾沖は「女子の涙が嫌いです。笑顔を取りもどしたくて、山査子飴を届けようとした」ってモテるタイプ！渤王とバチバチ。

山へ行った馬摘星を一番に見つけるのは地元に詳しい渤王で、かつて馬摘星がしてくれたように介抱するのだけれど、目覚めた時には疾沖がいるという人魚姫感。女羅草の別名「王女」も知っている。

鷲の追日が鳴いて、渤王がいたと気付いたようだが、あえて名前を口にしつつもデコピンして「適当に言った」って高度なワザをお持ちの疾沖。口説きスキルが高すぎて、渤王の粗い対応では危うしよ。疾沖の前だとあどけない感じになる馬摘星ちゃん、つい気を許しちゃうよね。

馬摘星郡主は渤王に「殿下が形だけの婚姻を望むなら従います」と伝えると、渤王の手はギリギリギリ。

一方、渤王を誘い出すのを果たした疾沖は隊を離れようとし、「郡主を慕っています」宣言。ホントに惚れちゃったのか、策のひとつなのか分からないが、前者かしら。