46話感想
疾冲は「籠の扉を俺が開けてやる。君は羽ばたけ」と摘星に伝えた~。ふたりの婚姻解消は大変なのではと思ったが、まぁファンタジーだしそうでもないのかな。
「人は死んでもしばらく耳は聞こえている。丸一日なら声が届くそうよ」と馬摘星が亡き文衍に語り始める。「渤王は人の気持ちが分からない」には同意しかねるが、「あなたたちが癒した。偽りのない情で支えてくれたわね」はその通り。この天幕の三角形な切り取りショットがいいな。
渤王は摘星の手を押し返すのね……と思ったら黒血が付いた!黒血をイカ墨と言うのをSNSで見かけて吹いたよ。
満天の星空の疾冲に酒を持って近づくのは……宝娜公主か!サッパリしているし良い組み合せかも。妓女図録は絶版らしぃ。美女には美酒が必要よ、の場面で魔道祖師Q第30話の「美酒には美景~」を思い出した。疾冲の「2人のために不幸になる」という表現は面白いな。「摘星を諦めた俺も相当の二枚目だよな」は激しく同意!
白い衣装の渤王。遥姫の場面は良き良き。毎回、遥姫にお願いが多くて、これは転生したら恩を返さなくてはならないやつでは?? 3歩歩いて倒れた渤王を抱きかかえる遥姫。5日の命が半年に延びたのかしら。
遥姫が摘星に言う「何もかもあなたが悪いのよ」は、確かに摘星の取った行動は渤王には悪手になってるのよね……。「これから渤王に寄り添ってあげて」と言える遥姫も二枚目よ。
疾冲の計らいで2人だけで養生することになった馬摘星と渤王。挿入歌『天狼星』♪ 狼仔と一緒に平和な毎日を過ごすことを夢見ていた。おでこコツンはイイね。料理下手な馬摘星にバックハグ~~。どっちが先に起きるか言い合っていて、もはやご馳走様な世界。笑顔な渤王!「星はずっと狼仔のそばにいるからね」「なら狼仔はずっと星に微笑む」と抱き合うふたり。
キスかと思いきや、口元についたのをぱくっと取ってあげていた♪ 狼仔時代に滴星の肉饅付いたのも取ってあげてたのね。
ここに来て甘々な星と狼仔な渤王を見ることができようとは……。
摘星以外の人と渤王との関係が良すぎて、最近は馬摘星の存在が浮いていたこともあり、渤王と馬摘星の場面はいまひとつ思いが入らなかった第46話なのだが、最後は渤王が幸せそうにしているならいいか、という気持ちで見ていた。
ここで最終回でもイイし、ここで週をまたいでもええんよ?
47話感想
そろそろ良かろうとOPから見始めて(ネタばれ防止のために今までOPは飛ばしていた)、最後に渤王と夜煞隊が馬で居並ぶ場面が出てきて、文衍~~~となっていた。
水を届けに来た趙六野、渤王に武芸の稽古を付けられ息子みがある。「己の身と摘星を守れ」な稽古は、かつて馬摘星がスパルタ特訓していたのを思い出すな。その言葉の意味も分かっている摘星は六野から聞いて涙ぐんでいる。摘星もかつての摘星に戻った感じ。
竹林の中、手をつないで散歩しているふたり。渤王府時代に好きだったのは黄昏時で、王府に着いて摘星から「殿下」と呼ばれると、疲れも吹き飛んでいたと打ち明ける。「もう離れない」と手を重ねる摘星。「人が人の心をこんなにも動かせるとは、こんなにも強く、こんなにも深く」と渤王も手を重ねる。
遥姫を「絶世の美女で気配りもできる」と持ち出した時の、摘星のあの手の動きは何を表わしているんだ? 妓女の緑芙が出てきた時には、渤王と同じく「いまだに覚えていたのか?」と思ったよ。私たちも緑芙の姿は見ていないんですよ。意外と根に持っている摘星さん。そんな口はふさいでしまえとキス~そしてラップ来た~~。
さすがに疾冲の話をしたら視聴者の反感を買うので、とっとと通州の若城主と遠い過去まで遡る渤王。
七夕が近いので巧果を作る摘星、1年経ったのか~。「もっと早く真相を知っていたら、もっと早く一緒になれたのに」って、あの渤王スパルタは意味なかったんかぃ~~~とはいえ、まぁ人間関係ってそういう事の連続よね。赤い糸を結び直す渤王さん。摘星は固く結び直し「私は一途で頑固な人間なの。8年想い続けたわ」と。渤王は狼の牙ペンダントも見せている。
夢で第一皇子と剣の稽古をしている渤王。楚有禎の身に何か? 第一皇子、カッコイィなぁ。スピンオフください。
赤い衣装の允王。張錦、裏切ったか?と思ったら、張錦2号の方か。允王が捕らえたって言ってたっけ。子神も捕まちゃったよぅ。
呼んでも誰も来ない陛下が水に手を伸ばしたら、允王がふっふっふっと笑い水も飲ませてもらえない……かと思うたら、陛下はがぶがぶ飲んで允王に弓で射られてハイ終わり、だった。
星が流れ、崩御を察知する遥姫。毒剣を浴びせられちゃって、渤王、助けに来い!と思ったら、ひとりで兵を倒していた、さすが渤王のライバルだっただけあるな。倒れたけど誰かに助けられていると信じているよ。
允王曰く、謀反を企んだのは勲王 楚有禎になっているのね。有事の際には洺州の兵に撤退命令が出されており、溍にとってもチャンスである。
宝娜ちゃんが迄貚王に駄々をこね、自分の足を縛り「私の足を縛っているのは兄上なのよ」と抗議している。そうか、宝娜公主は役割で自分をがんじがらめにせずに、羽ばたこうとしているのね。とはいえ、迄貚王はとばっちりをくらい何かと不憫……。
白衣装の渤王と、白黒衣装の馬摘星。声をそろえて言うふたりは息もピッタリ。追日は相変わらず優秀だ。
誰かと思ったら男装姿の宝娜公主か!頬っぺたぷっくりが似ているから一瞬、楚有貞が庶民の格好をしているのかと思っちゃったよ。もはや推しに会う為の推し活に見えてくるな。ヨロヨロと付いていく宝娜ちゃんは癒し。疾冲、気付いてあげて~。
ご馳走を作る馬摘星に「理想の妻を絵に描いたような女子だ」と甘々は続くが、いよいよ渤王の身体に異変がきたしている……。「まだかなえたい夢がある」と。
急転直下が来るかとハラハラしていたが、まだまだ続いた甘い生活。続きが気になるがここまで頑張ったんだ、週明けを楽しみにするとしよう。
48話感想
馬の世話係な宝娜公主は疾冲に見つかる。この時に流れるコミカルな音楽~。「ろくに食ってないのはどっちだ?」と目線で促すのは、魏無羨@陳情令を思い出すなぁ。「俺より駆け引きがうまい」と渋々食べ始めるのがイイね。宝娜公主の馬の扱い上手が役立っている。
そんな宝娜公主の愚痴を渤王&馬摘星に言いに行く疾冲も、目をまん丸くしている渤王もカワイイ。渤王は冷静に藁に気付いて認めているし、馬摘星も黒白衣装で、長年連れ添った夫婦な雰囲気になっている。そういや疾冲もかつて相馬師として潜り込んでいたんだっけ。馬摘星は「何気ない日常が宝物なのよ」と。
そこへ遥姫~~~。大丈夫とは思っていたけど、助けられたワケでもなく自力なの?スゴいな。古書に記された薬は、体には毒だが身体能力を上げる効果がある……と。
洺州。楚有圭による木彫りの柿を持って子神が来た!元気だったのね。木彫りうんぬんはこの為だったのか。でも木彫りはなんなんだろ?
宝娜ちゃん、王宮に帰ったのにまた戻って来たのね。疾冲が宝娜公主に厳しく言い渡すのは、渤王が馬摘星にビシバシ言っていたのと同じなのだが、ちょっと違った感じに見えるのは、疾冲の方が普段穏やかだからかな。見ている方としては、宝娜公主に推されているキャラは安心なのだが。
馬摘星は解毒薬を見つけたと言い、溍王に後事を任せている。疾冲が一人で溯暘に潜入し、宝娜公主の黄色い琥珀を手にしている。抜け道は允王が押えていたとは、ここへ来て允王も冴えてるね。
馬摘星から黒血が!遥姫の薬で一時的に能力を増す代わりに余命は数日? なぜか屋外の牢にガッツリと入れられている渤王……。馬邪韓さんは渤王の肩をポンポン。
花嫁衣装の馬摘星に呼び出され、都合が良すぎて変だと気付くのは察しがイイゾ。渤王が生まれ変わる日に嫁ぎたい摘星に、喜び未来を語る渤王。
「心の底からあなたと狼狩山へ帰りたい。二度と離れないわ」「馬鹿だな。離れるものか。ずっと一緒だ」と抱きしめる渤王。そして天地に拝礼しようと言い、「私の妻となってくれてありがとう。私はもう1人ではない。この後ずっと死ぬまで君を守り抜き二度と離れぬ」「約束するわ。離れない」と交盃酒を飲み交わす。挿入歌『石頭』♪
紅を塗ってキスしておでこコツン。「星は今世で狼仔の愛を手に入れた。もう十分よ」。二頭の蝶が飛んできて「変わらず蝶を愛するなら、来世でもお互いに気付くはず」。紅入れに安神薬を入れたので渤王はいったんお休み……。
(つづく)
第47話から第48話に土日をはさんで時代背景を調べたり原作小説を読み始めたり、期待が高まりすぎたのだろうか……。残り半年の命なら牢なぞ入れずにひたすらイチャイチャして、ふたりで討ち入りしてはいかがでしょうか?
馬摘星が花嫁衣装になり、前の時とは異なり大人びた感じとか、渤王の嬉しそうな様子とか、赤に白で美しい映像なのだ。……が、すれ違いはもうお腹いっぱいで、この場面で一方は覚悟を決めていて、片方はそうとも知らず夢を語るのはなんだかなぁ~。私は心を合わせるのが好きなんよ。
こういう場面の時にねじねじの樹が立っているのは連理の枝なのかしら。しかも結構傾いてるし。『山河令』の時にも周子舒と温客行の場面で樹が立っていたのよね。
フラグは立っているので、覚悟を決めて見る最終回!
中国の声優③
摘星パパとそっくりさんがいる張錦が一緒なのね……。
・摘星父 馬瑛・太監 張錦:陆揆 《琅琊榜》夏江、《花千骨》摩严。
・摘星義兄 馬俊:曹旭鹏 アニメ映画《草原大作战》西克、アニメ《大理寺日志》。
・摘星義母 大夫人:辛蕊
・敬祥:郭政建 アニメ映画《草原大作战》老贝、《少林寺传奇3》及时雨。
・允王妃 敬楚楚:杨婧 『如意芳霏』柳如意・端妃、ラジオ《庆余年》司理理、『琅琊榜』宫羽、『霜花の姫』穗禾、『擇天記』莫雨。
・魏王 李炬祺:杜炎喆 『慶余年』靖王世子、《追球》顾文远。
外部サイト
|
|