笛の音と琴の調べ

ドラマ「陳情令」・「魔道祖師Q」・小説/アニメ「魔道祖師」の感想や考察を綴っているブログです。「蓮花楼」「古相思曲」「ロングシーズン」「宮廷の諍い女」「月に咲く花の如く」を更新中。⇩カテゴリー選択はスマホでは左にフリックしてください。

雲之羽14話,15話,16話感想/越人歌

14話感想

上官浅が無名なのではと疑われ、霧姫夫人を襲ったと裁かれている。解毒薬は渡されていないな。

宮子羽の父も母を連れて灯籠を見に出かけていたらしく、執刃なら妻を谷から連れて出てもええんかぃ。掟がいまいち都合がよいな……。

花長老に仕える黄玉侍が怪しい者を見かけた……小黒は黄玉侍だったの?花公子かと思っていたよ。宮紫商に金箔の凧を言付ける。

蝉剃という暗器は、蝉の羽のように薄く肉を削ぎ落とせる、ぞぞぞ。
上官浅は宮尚角に狐山派の遺児と名乗る。
清風派の拙梅は叔父と恋仲になり、清風派の掌門 点竹の反対を受けた。点竹は無鋒に降っており狐山派を滅ぼす。また拙梅が出てきたよ。
そしてふたたび宮尚角は、上官浅の傷口ぐりぐりする。
いや、べつに上官浅の鎖を外さなくても、狐山派という首の痣は見せられるのでは……。

大好きな兄上に粥を飲ませて貰えて、宮遠徴は嬉しいよネ。

霧姫夫人は狐の毛皮を取り寄せていた。
宮子羽の父は「愚かさか悪意が失敗を招く」と話していたらしい。

あっさり上官浅は牢から出されることに。
雪長老が提案した無量流火を使って無鋒を威嚇することに反対する宮尚角。なんで?

賈家職の息子を宮門の医者が治療したら怪力になった。


宮門後山 月宮
お次の三域試練へは、白装束な宮子羽と雲為衫なふたり。
月長老がオペラ座の怪人の如くお出迎え。
お、早速、宮子羽が「霜凍」「新雪」を使ってる!

月長老が雲為衫を押さえ込んだ技は、またも無鋒の技??
え?月長老、どういうこと?
無鋒だらけやん!!

 

15話感想

月宮 第二の試練は、飲まされた毒の解毒剤を作ること。毒名は蝕心之月

無名は霧姫夫人だった。無名が「代を追うごとに無能になる」と上官浅に言うのがちょっとオモシロい。という事は、今までにも後輩ちゃんたちは送り込まれて来ていたのね、ユルユルやな。


蝕心之月は、月の満ち欠けで周期的に症状が変わり、半月ごとに少しずつ激しさを増す。体質によって灼熱の猛毒か、氷のような寒毒になり、半月之蠅が本当の名前。おぉ~、ついでに解毒する絶好のチャンス。

解毒では案外、冴えている宮子羽。雲為衫も「跗骨の蠅の卵」と手助けしている。

解毒に苦痛が伴うと知り、自ら蝕心之月を飲んだ宮子羽。
雲為衫に「君は私の一番大切な人だ」と言い、雲為衫は「何が起きたとしても、2人で相談して決めましょう」と言っている。フーフーしてもらってる宮子羽。


無鋒の寒鴉さんたちが会合してる。あれ、この俳優さんは見たことあるゾ。誰だっけ。

標的を愛してしまった刺客の末路は悲惨。女刺客の弱点は心、禁忌は人を愛すること。女子は男より情に溺れやすいと語っていた寒鴉肆。という事は、雲為衫の気持ちが動いているのかな。

金龍胆草は霧姫夫人が持っていっていた、上官浅と宮遠徴のやり取りは、まるで嫁と姑みたいだね。この音楽もコミカルだ。

「神農は100種類の薬を試した」と言う宮子羽。「罪なき者を苦しめたくはない、命は皆尊い。怖いのは愛する者が私のせいで死ぬこと。愛する者が苦しむ様は、徐々に心を蝕んでいく」と語る。

宮尚角が月宮に来た時の音楽は、ダーズベーダーかという曲調なのよ。
試言草は、真実を引き出す薬。人の心を縛り嘘をつけなくする。
既に寒鴉肆とで訓練済みだった雲為衫。寒鴉肆が雲為衫の頭を撫でてる様子を見て、厳しいコーチの練習に耐えるヒロインを思い出す。だから雲為衫は寒鴉肆といる方が、生き生きとして見えるのかな。

まだ詩言草が残って朦朧としている雲為衫に、宮子羽が「私が好きか?」と問うたら、「嫌いよ」と答えられちゃった。

ガーン、ショックな宮子羽。
(つづく)

雲為衫の【不喜歓】の訳は「嫌いよ」よりも、好きの否定形な「好きじゃない」でも良かったんじゃないかなぁ……。宮子羽でなくとも、なんかダメージ受けるわ。意識が朦朧としていても刺客としての身の安全が優先される……から、そう答えたって事なんかな。なんとなく試言草って、藍忘機@陳情令が酔っぱらった時みたいだな。

16話感想

月長老は「人間の心は空っぽな広い部屋と同じだが、金銀財宝や高価な絹織物では満たされない、たった1つ希望の光があれば、心は十分満たされる。心が照らされぬくもりを感じればもう沈まない。情は心という字から書き始める」と語る。
月長老に希望の光はあるのかな。

月長老は「黒髪を誰に送らん、寄る辺なきこの身、天地を羨まず、雲のみが雨を知る/青丝何寄,叹子无衣,不羡天地,危云织雨」と詠じる。


宮子羽が琴を奏でている。「山に木があり、木に枝があり、君を慕えど、想い届かず」。「自由に生きる放浪者、住む場所はなくとも安らぎはある/高墙深院流浪客,居无定所心却安」。ナント、紫衣に教わったと?

《越人歌》
今夕何夕兮,搴舟中流
今日何日兮,得与王子同舟。
蒙羞被好兮,不訾诟耻。
心几烦而不绝兮,得知王子。
山有木兮木有枝,心悦君兮君不知

妹に、猫と犬どちらになりたいかと尋ねられていた雲為衫。

雲為衫が1つしかない解毒薬を、技でもって宮子羽に飲ませるのに吹いたよ。そしてホントの解毒薬は羽公子の薬の皿に入っており、飲んだのは雲為衫。


出雲重蓮
は、とても珍しい花で貴重な薬材だが絶滅している。少主 宮喚羽が玄石奇功という技の修練に使ってしまった。書物には「出雲重蓮は百病を治し、死の淵から救う」とある。

霧姫夫人が「七月の流火は」と言うと、上官浅が「無量の功徳あり」と応じる。

 

第二の試練に合格した宮子羽。
3つの薬材、姜、臾草、茅で「解毒の必要なし」。蝕心之月は貴重な滋養薬だった。なーんと! あんなに焦らなくても良かったんかーい。薬剤名を記すのは諦めた。
しかし、半月ごとに2時だけ内力が使えなくなる副作用がある。それで霧姫夫人は半月に一度、祠堂にこもるのかな。というか、執刃候補が試練の度にこの薬を飲んでいたら、弱点を作るだけじゃないのかしらね。

「人間は嘘をつくが、覚悟を決めた行いに嘘はない」「愛し合う2人に結ばれてほしいだけ」と月下老人な月長老。
宮子羽の「恋に苦しみなどあるのか?私は甘いと思う」はフラグかな。


宮子羽と月長老と手合わせ、いいぞ、いいぞ~。
そんな月長老が落とした腕輪に、愕然とする雲為衫。

第二の試練は、挑戦者の内力を増進させて、高度な刀法を習得させること。
「朔月に始まり、望月に格闘し、残月にとどめを刺す」。

「募る想いは途切れず、再び会えた時に語らん/万千相思万千绪 步出西阁凭言说」と雲為衫は先に下山。

角公子がかつて月宮へと連れて来ていたのは誰だったのかな。角公子も自ら服用しており、情に厚い面もあるそうだ。

月照の剣。月長老の隠し部屋には詩や女性の装身具。

竹をザザーッとする月長老、カッコイィ!
斬月三式 朔月、小望月、残月!
竹の上に立って、竹がたわんで下りていくのがイイぞ。

あ、払雪三式をディスった、宮子羽はそーゆーところあるよね。(私は雪重子ひいき)

白い着物で裾に雲の模様があるのは月公子。牢で無鋒の刺客と会っていた。
(つづく)

 

 

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